2016年5月追記 16年10月までに銅川市場は廃止され水産業者は立強制ち退き(移転)だそうです。
今日の話は上海限定のグルメ系。
旅行者、上海在住でまだ銅川水産市場に行ったことのない方を対象にしています。
上海には有名な海鮮レストランはなく、そもそも魚といえば川魚で新鮮な海の幸を食べることはとても難しい。
そんな中で、新鮮な海の幸を安く美味しく食べる方法が、銅川路の水産市場。
場所は地下鉄11号線の真如駅から歩いてすぐ。江蘇路から進行方向向かって左の方向に市場が展開しています。
タクシーなら、銅川路水産市場と紙に書いて見せれば大丈夫でしょう。
市場は銅川路沿いにあります。市場のあたりは西から東への一方通行なので、曹楊路から来たときは真如駅の交差点で降りてしまったほうがいいかもしれません。
水産市場の真ん中辺りに「新九龍塘」というレストランの赤いネオンがあります。(龍は簡体で、犬みたいな字です)
調理してもらうレストランはいくつかありますが、ここがまあ定番ですので、この周辺の魚屋で魚を購入します。
このレストランの1階も魚売り場ですが、その他の魚屋で購入して持ち込みで全く問題ありません。
レストランは調理代(一斤=500gあたり10~20元)を取ります。
魚屋からは、客引きの声がかかります。
値段は通常一斤(500g)あたりで決まります。「1斤多少銭?」といって確認し、数軒聞いて値段の目安を付けたほうがいいでしょう。
どんなものを買えば良いのか? 定番は以下のとおり。
1.活きシャコ 1斤30~50元(大きさによる) 調理法 塩胡椒炒め(鹽椒)
2.帆立貝 1個5~10元 調理法 ニンニク春雨蒸し(蒜蓉粉絲)
3.イシモチ 一匹50~100元 清蒸し または 唐揚げ甘酢あんかけ(糖醋脆皮)
4.上海蟹 一匹20~30元程度ので十分。上海蟹は大きくなると幾何級数的に高くなりますが、食べるところは余り変わりません。これは何もいわなくても蒸しです。なお、上海蟹はオスメスを指定する必要があります。10月はメス(母蟹 ムーシュエ)、11月はオス蟹(公蟹 ゴンシュエ)がいいといいますが、オスメス同数を買って食べ比べるのもいいですね。
その他 小アワビ、蟹、小エビ(草エビ、ツアオシャー)など。伊勢海老、大きな蟹、大シャコは高いです。なんでも大きなものは高い。
ここは安いなとか、店員さんが親切、と思ったら、そこでまとめて買って安くしてもらった方がいいかもしれません。
ただし、もともと卸売の店なのでそんなには値引きはできません。せいぜい一割とか、端数おまけとかです。
なお、中には日本人と見るとふっかけるところもあります。必ず、最初の店では決めずに何軒か値段を聞いた方がいいです。
小さいシャコを「一匹10元」と言ってきた店もありました。(本当は50元で30匹くらい買えます)
また、「その人数じゃそれじゃ足りないよ」が彼らの常套句ですが、それを信じて言うままに買ったら買いすぎてしまいますので要注意。
さて、買ったらどうするか。
上記の新九龍塘へ行きましょう。中国人は7時半くらいには夕食を終わらせるので、遅く行けば並ばずに入れます。
なお、銅川水産の魚屋、新九龍塘とも夜は結構遅くまでやっています。
新九龍塘では、席がきまったら調理場横にある計量所に行くように言われます。
ここで各食材の重さを計り、調理方法を指示します。調理方法は壁に漢字で書いてあるので、それを指差しでもいいし、お姉さんにおまかせでもそこそこ大丈夫です。
席に戻って、メニューから飲み物、前菜や野菜、肉系、炒飯などを必要に応じて注文します。
なお、ここの個室は最低消費制限(600元だったか)がありますが、持ち込み食材中心で少人数だとそれに達しないので注意してください。
以上です。
買い物レベルの簡単な中国語ができないとちょっと厳しいかもしれませんが、一人200元以下で新鮮な海鮮を満喫できます。
今日の話は上海限定のグルメ系。
旅行者、上海在住でまだ銅川水産市場に行ったことのない方を対象にしています。
上海には有名な海鮮レストランはなく、そもそも魚といえば川魚で新鮮な海の幸を食べることはとても難しい。
そんな中で、新鮮な海の幸を安く美味しく食べる方法が、銅川路の水産市場。
場所は地下鉄11号線の真如駅から歩いてすぐ。江蘇路から進行方向向かって左の方向に市場が展開しています。
タクシーなら、銅川路水産市場と紙に書いて見せれば大丈夫でしょう。
市場は銅川路沿いにあります。市場のあたりは西から東への一方通行なので、曹楊路から来たときは真如駅の交差点で降りてしまったほうがいいかもしれません。
水産市場の真ん中辺りに「新九龍塘」というレストランの赤いネオンがあります。(龍は簡体で、犬みたいな字です)
調理してもらうレストランはいくつかありますが、ここがまあ定番ですので、この周辺の魚屋で魚を購入します。
このレストランの1階も魚売り場ですが、その他の魚屋で購入して持ち込みで全く問題ありません。
レストランは調理代(一斤=500gあたり10~20元)を取ります。
魚屋からは、客引きの声がかかります。
値段は通常一斤(500g)あたりで決まります。「1斤多少銭?」といって確認し、数軒聞いて値段の目安を付けたほうがいいでしょう。
どんなものを買えば良いのか? 定番は以下のとおり。
1.活きシャコ 1斤30~50元(大きさによる) 調理法 塩胡椒炒め(鹽椒)
2.帆立貝 1個5~10元 調理法 ニンニク春雨蒸し(蒜蓉粉絲)
3.イシモチ 一匹50~100元 清蒸し または 唐揚げ甘酢あんかけ(糖醋脆皮)
4.上海蟹 一匹20~30元程度ので十分。上海蟹は大きくなると幾何級数的に高くなりますが、食べるところは余り変わりません。これは何もいわなくても蒸しです。なお、上海蟹はオスメスを指定する必要があります。10月はメス(母蟹 ムーシュエ)、11月はオス蟹(公蟹 ゴンシュエ)がいいといいますが、オスメス同数を買って食べ比べるのもいいですね。
その他 小アワビ、蟹、小エビ(草エビ、ツアオシャー)など。伊勢海老、大きな蟹、大シャコは高いです。なんでも大きなものは高い。
ここは安いなとか、店員さんが親切、と思ったら、そこでまとめて買って安くしてもらった方がいいかもしれません。
ただし、もともと卸売の店なのでそんなには値引きはできません。せいぜい一割とか、端数おまけとかです。
なお、中には日本人と見るとふっかけるところもあります。必ず、最初の店では決めずに何軒か値段を聞いた方がいいです。
小さいシャコを「一匹10元」と言ってきた店もありました。(本当は50元で30匹くらい買えます)
また、「その人数じゃそれじゃ足りないよ」が彼らの常套句ですが、それを信じて言うままに買ったら買いすぎてしまいますので要注意。
さて、買ったらどうするか。
上記の新九龍塘へ行きましょう。中国人は7時半くらいには夕食を終わらせるので、遅く行けば並ばずに入れます。
なお、銅川水産の魚屋、新九龍塘とも夜は結構遅くまでやっています。
新九龍塘では、席がきまったら調理場横にある計量所に行くように言われます。
ここで各食材の重さを計り、調理方法を指示します。調理方法は壁に漢字で書いてあるので、それを指差しでもいいし、お姉さんにおまかせでもそこそこ大丈夫です。
席に戻って、メニューから飲み物、前菜や野菜、肉系、炒飯などを必要に応じて注文します。
なお、ここの個室は最低消費制限(600元だったか)がありますが、持ち込み食材中心で少人数だとそれに達しないので注意してください。
以上です。
買い物レベルの簡単な中国語ができないとちょっと厳しいかもしれませんが、一人200元以下で新鮮な海鮮を満喫できます。