ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

マクドナルドのやり方は納得出来ない

2012年10月15日 | 雑記
マクドナルドはカウンターのメニュー表を撤去したことは、結構報道されているが、ネガティブなこととしては「目の悪い年寄りにやさしくない」とか「カウンターで指差しで注文していたナーバスな人がかわいそうだ」みたいな的外れのことしか書かれていない。
マクドナルト広報は、メニューボードで事前に注文を決めてもらえばレジ処理速度が上がり、待ち時間が短縮されると言っているが、ふざけるのもいい加減しした方がいい。

2chなどでは「露骨なセット販売の強要である」ことが指摘されているが、私もそう思う。

そもそも、100円マック等の廉価単品メニューはカウンターのメニュー表にしかなく、しかも非常にわかりにくい場所にひっそりと記載されていた。今回はそれすら見せないようにする。

マクドナルドは藤田田社長の時代に59円バーガーという驚異の価格破壊を行い、これが客単価を下げたため価格改定をしたところ来店客が減少したという過去がある。
アップルジャパン当時の原田社長はこれを最悪のケーススタディとして社内に紹介したことがあると、何かに書いてあった。

原田社長がレジ処理速度を上げ、さらに客単価を上げることで収益を拡大しようとするのは経営者として当然のことだ。
客単価をさげる100円マック商品は売りたくない。しかし値上げイメージを消費者に与えるから、廃止はしたくない。

その解決札として、企業が最も採用するべきでない方法を日本マクドナルドは採用したのだ。
お客様に不便を強いて、もしくわかりにくくしてセットメニューに誘導するという、ブラック企業さながらの手法と言わざるえない。
都合の悪いことは言わない、あるいは小さく書くというようなことをする企業にろくな企業はない。

広報がいう、待ち時間にメニューを決めてもらうというのであればわかりやすいメニューを並んでいるお客様にお渡しすればいい。というか、レジ上のメニューボードに全点を表示すればいい。
それだと多すぎてわからないのであれば、100円マックはやめればいい。

実は私がこれにこんなに執着するのには理由があります。私は芋の類が嫌いで、セットメニューを注文したことがない。
だから、セットを強要されるのが非常に不愉快なのだ。


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