ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

セルビア水害の寄付で感じたこと

2014年06月08日 | 雑記
普通の日本人がセルビアと聞いて思うことは,バルカン半島紛争とか理髪師位だろう。
その国が大規模な洪水に見舞われそれはあまりメディアでは報道されなかったが,SNSで情報が広まり寄付が拡大している。
マスメディアに対して,SNSの社会への影響力が相対的に増してきているという好例だと思う。

しかし,一部のツイッターなどで「ヨーロッパで一番多く寄付をした」というような情報が流れているが,ちょっと考えればそんなはずはなく,震災後の一時期,特定の寄付の集計でそうなっただけらしい。ヨーロッパの大国各国の方がより多額の義援金寄付をしている。SNSにはこのように根拠の曖昧な話であっても流布していく怖さがある。
まあそれにしても同国民がその国家経済規模に比較すれば多くの義援金を提供してくれたことは間違いない。

それより思うことは,「助けてくれた国だから助けよう」という考え方。
もしセルビアの日本に対する義援金がいうほどのこともない額だったら,今回のような大きなムーブメントはないだろう。
本来はどこの国であろうとも支援が必要ならその情報が正確に伝達され,簡単に寄付できるようになればいい。

その点yahooの寄付はいいね。ワレットに登録されていれば数クリックで完了する。
セルビアにはこれで些少だけど寄付しました。


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