雄さん、姉、私とで久し振りの山歩きです
関越トンネルを過ぎますと景色は一変
山は勿論の事、田畑も一面の雪に覆われていました
果たして、この雪で花たちはどうなのだろう、雪に埋もれて見られないのではないだろうか、心配になってきました
登山口は鳥坂神社
暫くは、ここが山城で有った事を示す石碑を見ながらの平坦な道が続きます
落城知らずの越後の要塞と言われた坂戸城は数年前の大河ドラマ「天地人」の舞台として脚光を浴びましたよね
主君は景勝公、ドラマの主人公・長尾兼続が幼少を過ごした場所です
緩斜面を進みますと、いよいよイチゲやカタクリ、ショウジョウバカマがチラホラ顔を覗かせ始めました
その先で未だ7分咲きにも満たない桜が並木を作っていました
3人で大手を広げても手が届かない一本杉を見ますといよいよ本格的な登りです
振り向けば六日町の街並みが眼下に広がり
見上げれば稜線近くまでの雪渓に一瞬、緊張が走りますが初めての雪山挑戦に姉は意欲満々
ここで雄さんが姉にアイゼンを装着してあげました
この時点では未だアイゼンを装着していない私は姉が登りやすい様にキックステップを切りながら先頭に立ちます
大分、登って参りましたので越後の山並みを眺めながらしばし休憩しましょうか
今日は抜ける様な青空では有りませんが気温は高く先ず先ずの登山日和
標高差470mですので時間はたっぷり有ります
急いで登る必要は全く有りません
アチコチに見られるスノーブリッジは不気味ですが、それらを避けながら稜線まで後少し
雪渓の切れた所で頑張った姉の為に美味しそうなコゴミが沢山生えている場所で又々休憩です
此処からは雪のない登山道を花を愛でながら稜線を目指せば山頂はもう直ぐ
ここでアクシデントが起きてしまいました
姉が転倒して額に傷を作ってしまったのです
出血もしていますのでこれ以上は無理と判断し持参のガーゼで応急措置をし引き返す事にしました
写真は山頂へ上がれば見られるで有ろう八海山です(この写真は下山後、病院の駐車場で写した物です)
360度の展望は又、来れば見る事はできます
其れよりも早く下山して念のため病院へ行く事が先決です
結果は幸い何処にも異常は見られませんでした
他山の石という言葉が有りますが何でも無い所が一番危険なんですね
山は常に緊張感を忘れてはいけないと言う事を改めて肝に銘じました
この山で見た花たちは次回に載せたいと思います
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