拠点だけを抑えた下調べも不十分な状態での中部地方の旅
一夜を明かした駒ヶ根SAから眺めた朝の南アルプスを眺めて
いざ、どらさんとの約束の場所信州最南端「しらびそ高原」へ車を走らせます
初対面と言うのは心が弾むものですね
秋に下栗の里へ行く事をどらさんのページにコメントした時に
「お手伝い出来るかもしれません」と言う嬉しいお返事を戴いた事に飛びつき甘えさせて頂く事になった訳です
目が回りそうなループ橋を通り矢筈トンネルを潜りしらびそ高原まで約1時間半弱
道が狭いので神経を使いますが幸い対向車に会う事も無く目的地に到着できました
左側に木曽駒ヶ岳や空木岳の山塊を遠望しながら山で飲むコーヒーを煎れていた時
「たかさん・・ですか?」
直ぐ目の前の高台から眺めた南アルプスの雄姿
興奮を抑えられませんでしたね
もう荒川岳、赤石岳、兎岳、前聖岳、上河内岳、光岳が指呼の間なんです
残念ながらこちらの領域には踏み込んでおりませんが、こうして目の当たりにしますと
制覇した様な喜びが湧いてくるのが不思議です
南アルプスの名峰を十分、堪能した後はどらさんの案内で御池山をトレッキングする事にしました
この山は隕石のクレーターが残っている学術的に価値のある山なのだそうです
どらさんはお会いした時から旧知の仲の様な気さくさが有り笑顔がとても印象的な方でした
歴史好きな彼女なので歴史について語り合いながらの山行・・と言うのも楽しいものですね
写真が多いので途中は省略しましたが山頂到着です
この山からの展望も豪華でした
昼食を済ませたら御池に行ってみましょうか
ゲッ!700m先? しかも下り?
でも寄らなかったら後悔が残りますよね 頑張ろう!
斜面を覆う笹はまるで銀色の絨毯
ガンガン下りますがロケーションは最高
振り向けば御池山山頂が中々雄々しいではないですか
「まるでモアイ像みたいね」と、どらさん
点在する枯れ木を良く見れば何処か人の表情が浮かび、まさにモアイ像そのものでした
標高差、どの位 下ったでしょうか
「どらさん、見えてきましたよ 御池」
帰りの登り返しが大変ねと言いながら下って来た先に少々小振りな池が青く光っています
ここは信仰と伝説の池
小さなお社の側に、こんな立札が立っていました
中郷の御池
昔より夏の日照りが続く時、お水迎え(雨乞いの行事)が行われていました
竹筒に御池の水を汲み帰る途中でその水をこぼすと
ナギ(崩壊地)が出来るとも雨が降って大荒れになるとも云われています
「遠くに霞んで見えるのは恵那山だと思います」と教えて下さった山
20年ほど前に登ろうと思って林道の悪さに行きつけず断念した山です
御池山を登り終えた私達は、どらさんの案内でもう一つのビュウーポイント下栗の里に向かいました
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