

赤城山も榛名山も
すっかり春の装い
見慣れた景色のはずなのに
放っておけない故郷の山
光が優しい
緑が優しい

先日3分咲きだった枝垂れ梅は、はち切れんばかり
花笠を被れば甘酸っぱい香りが我が身に降り懸かる
手のひらに乗った一片に息を吹きかければ
白い花びらは戸惑いながらもワルツを披露しそして空に舞った

異常な暖かさに早々と咲いた水仙は
それでも未だ咲き続ける
時期の花と言わんばかりに根性で咲き続ける
この粘り強さ、真似てみよう…何を?


今年は白菜のお蔭でヒヨドリの被害を免れた蝋梅
今は福寿草と共に精彩を欠いてはいるがマダマダ健在
その下では金魚の動きが機敏な動きを見せる
春なんだね







春を満喫した後は部屋に戻って読書タイムとしましょうか
午後の春は柔らかく暖かい
そんな陽を浴びながら読んだ「ブラックボックス」
現代、問題視された食品について何度も何度も取材を重ね
小説化した恐ろしい本だ
有吉佐和子の「複合汚染」を彷彿させる本なので是非お勧めしたい一冊です

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