たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

紀伊半島の旅、その2  小野宿経由、岸和田サービスエリアまで

2016年03月25日 | 
続き




道の駅「ホットパーク浅科」を過ぎますと望月辺りも夕べの雪で山々は雪化粧でした

今回は雪道を敬遠して新和田トンネル(620円)に入りましたが旧道、和田峠は

松本藩との戦いで水戸天狗党が通った歴史的な峠で有り

途中には黒曜水の湧き出る名水広場が有ります

車だって大変なのに昔の人達はよく歩いたものですね


岡谷で急遽、高速道路を使う事にしました

「右車線にお入り下さい」とナビ

「エッ?名古屋は左斜線じゃないの?」

そう思った時にはナビの指示に従って右にハンドルを切っていました

道路標識は「左、大阪・名古屋方面」 「右、長野方面」

「やっぱり逆よ」

要するにナビを一般道で設定してあったままでしたので

ナビは元の一般道に戻そうとしていたんですね

仕方なく次のICで降り岡谷へは戻らず下諏訪・辰野線を走り辰野ICに向かう事に

これが先ず第一の失敗でした

小野を通りかかった時(R153)道の両側に数十軒の本棟造りの町並みが有りました

「ん?ここは、もしや旧中山道・小野宿?」

とんだ間違いも幸いに転ずる事も有ったんですね

空き地に車を停め早速、歩いてみました

ただ此処は車の往来が激しく横断は命がけです




小野宿は塩尻を通らない旧中山道(初期の中山道)で28番目の宿場町です

(私達が知る中山道(塩尻経由)は69宿ですよね)

当時のままに残っているのは十数軒でしたが、どの建物もみな重厚で往時の繁栄振りを物語っております




高札場跡


洋館も見られます


此方には武家屋敷の木札が立てられておりました




旧小野家住宅には雀脅しが見られます






思わぬ事からタイムスリップ体験が出来た私達は今度こそ間違いの無いようナビを

高速に設定しなおし目出度く名古屋方面へと車を向け






秋の旅行の時に車中泊した駒ヶ根SAで休憩です

「あの山、富士山かなぁ」

「富士は逆方向じゃないの?」

トンチンカンな事を言っている内に陽は西の山に姿を没し

残光に照らされた山々が見事に赤く染まりました


ここは、どこのSAだったか、持参の夕食をとる為、立ち寄り

岸和田SAまでの長い道中、只ひたすら走り続けます

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