たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(2)紅葉の一の倉沢

2016年10月25日 | アウトドア
続き




紅葉を愛でながら歩き最後のカーブを曲がりますと

目の前に一の倉沢が、それこそドカンと目に飛び込みました

何と言う迫力でしょうか

ごろ石の中を進みますとイヨイヨ大岩壁が迫ります






三枚目の写真の中央の岩がクライマーを魅了してやまない衝立岩

世界の高峰を夢み、それこそ命を掛けて挑戦する大岩壁です

不幸にも命をこの岩壁に捧げたクライマーも多数おり

慰霊碑にズラッと並んだ名前を見ますと胸が痛みますが

本人は本望だった・・・そう思いたいです




以前、訪れた時には衝立岩の真下まで行きましたが今日は小滝の落ちる岩場まで

そこでお弁当を広げたいと思います




匂いを嗅ぎつけたか一羽のカラスが、おこぼれをジッと狙っていました


古い写真が出てきました

おさげの私は高校生、この時はロープウエイもない時代

巖剛新道から山頂を目指し帰りは今のロープウエイ脇の谷を下りました

私の横に建つ小屋は昔の肩の小屋

今は建て替えられましたが当時は小屋番が煩く評判の悪い小屋でした


名残惜しい一の倉ですが空気が冷たくなってきましたので、そろそろ退け時でしょう





  



一の倉沢と対峙する山は白毛門と朝日岳

下の写真は今から20年前の10月27日に登った白毛門です

紅葉と霧氷、青い空が美しい秋の一日でした




ロープウエイ乗り場まえに有る谷川岳山岳資料館には

登山家たち愛用の登攀具、ピッケルやかんじき等などが展示されています

今では見られない道具類など興味深いですね




帰路、ちょうど上越線を走って来た電車を車の中から慌てて撮影

何とか間に合いました

そして女性だけで賄っている永井食堂

此処を通ると何時も気になっていた食堂ですが

「美味しいと評判の店、特に県外の客がわざわざ食べにくる」という事を耳にし「物は試し」で寄ってみる事にしました

メニューはモツ煮定食のみで一人575円という安さ

次から次へと車が入ってくるため食べたあと食休み等している訳にはいきません

肝心なお味はと言いますと・・・モツや具が柔らかく良く味が浸み込みマズマズでした

と言う事で記事が連日、続いてしまいご迷惑おかけしますが色々に満足した一日は終わりました


アウトドア ブログランキングへ
コメント (26)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする