クーラー頼りの生活では運動不足になってしまう
これではいけないと予てから気になっていた滝行で有名な棚下不動の滝を訪れました
この滝は日本の滝100選に選定されております
しかし、東日本震災の時に岩が崩れ以来「立ち入り禁止」となっていましたが
調べますと7年振りに解消の文字
ところが・・・行ってみて解った事ですが工事着工と言う事だったのです
またまた私の早合点だったのかと思いましたが・・・いや、早合点だったのでしょうね
↓
駐車場には製作途上の不動様がシートを被っておりました
製作者は分かりませんでしたが地震で不動堂の後ろに在る岩尾根が崩壊し
そこから落ちてきた岩の一つが駐車場まで転がり落ちて来たのですが、その石を
不動様の形に変える事で、これ以上、難が来ない様という試みなのでしょうか
(大岩の写真は渋川市のホームページよりお借りしました)
落石防止の鉄柵がある道からは棚下地区の集落が・・・長閑ですねぇ
坂道を登る事10分弱(?)前方に大岩不動尊を祀る神社が見えて来ました
御社の奥には雄滝(落差40m)が見えておりましたが
立入禁止の看板とガッチリ固められた鎖が行く手を遮っており何だか嫌な予感
滝への70段の石段は今は埋まってしまい、その片鱗さえも有りませんでした
(下の2枚の写真もお借りしました)
素晴らしい滝ですね、この滝は上でも記しましたが滝行で有名なため
カメラマンも殺到する場所 滝の奥は洞窟になっている為
裏からも見られると言う事で別名「裏見の滝」とも呼ばれております
直接、行く道が駄目なら廻り込む道は無いだろうかと「鳥山隧道」と書かれた看板が
指し示す方向に行ってみました、勿論 自己責任で・・・
草に覆われた微かな踏み跡を追って10分ほど歩きますと前方にポッカリ空いて
居るのが隧道、その先は滑りそうなザレの坂となり
滝とは逆方向に踏み跡が伸びておりました
雄滝は諦めて戻りますと気になる石段が・・・雄さんが偵察に行きます
滝の近くまで行った雄さん言うに踏み跡は微かに有ったが石が滑り反対側は崖なので
とてもじゃないが滝下まで行く事は出来ない・・と言う事でした
この滝を家に帰ってから調べてみましたら、これが落差37mの雌滝で
「近づくルートは整備されていない」との事
しかも年間を通して水量が少ないため大雨のあと忽然と姿を現す幻の滝なのだそうです
待っている間、何げなく河岸段丘に目を向けていますと
もしかして・・・
目いっぱいズームを効かせてシャッターを押しましたら
何と・・・・・・
危ない想いをする事無く眺める事が出来る雌滝を捉える事が出来たのでした
丁度その時、上越線に電車が走り抜けて行くところでした
足元にはミスジチョウです
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