キノコの季節になりました。原発問題が発生するまでは秋が来るのが楽しみでマー君の散歩がてら雄さんは榛名へ良く足を運んでおりました。これはその時の思い出ブログです。
榛名カントリーを過ぎると少しずつ木々が色づき始め水沢山登山口付近の両側は紅葉のプロムナード。登山口に駐車し反対側の遊歩道に入る。落ち着きある樹林下の道だ。その木々の根元には二ガクリタケが群生していたが、これは毒キノコ。この種類しか無いのかと思うほど辺りは二ガグリばかりだ。
キノコ探しの雄さんと紅葉を楽しむ私の視点は上と下バラバラだったが「一度この景色をタカに見せたかった」と言う雄さんの言葉通りホッとできる道は整備も行き届き終始快適だった。
二子岳への分岐をみると、いよいよ「おんま谷」への下りが始まった。前方に逆光にさらされた相馬山(写真)が突兀としたスカイラインを刻んでいる。裏側から間近に見る相馬山は初めてだが中々迫力ある姿だった。以前、こちら側からも登る道があったらしく薄い踏み跡は見られたが今は「危険に付き登山禁止」の看板が立っている。
吸い込まれる様にどんどん下り谷底に降り立った。落ち葉で厚く敷き詰められた遊歩道は雑木と大小の岩の間を縫い広い庭園を歩いているようだ。
先日食べたムキタケは此処で、石鹸臭のしたフチドリツエタケは此処でと説明する雄さんは、もうイッパシの通の顔。
マユミの原を抜ければ少しの登りで五林班線からの駐車場。二ッ岳登山の入り口でもあり置ききれない車が林道にまで並ぶ混みようだった。二ッ岳の斜面にはマグマの置き土産である風穴がアチコチで穴を開けている。
さて東屋で昼食。近くでガサガサっと音がした。リスである。マー君は即 反応、しかし木の上に逃げられてしまった。木の上とは知らずマー君は興奮して斜面を行ったり来たり。その隙に木から降りて逃げてしまったリス。マー君より一つも二つも上手だった。
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