たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(2) 火打山

2023年08月10日 | 心に残る思い出の山

続き

高谷池の朝

清々しい朝だった。ハクサンボウフウを透かして広がる湿地帯は、このまま絵になりそうな風景だ。

      

ヨツバシオガマ          イワカガミ

 

   

キヌガサソウ        ハクサンコザクラ

私達は火打山を目指す前、花を拾いながら朝の一時を楽しんだ

 

   

一面のナナカマド         6時20分いよいよ火打山に向けて出発

  

                       ツガザクラ

シナノオトギリ

ハクサンコザクラの群落

 

 

イワイチョウ             広々とした天狗の庭

天狗の庭は湿原植物咲き乱れる山上の楽園だった。花が多すぎて時間だけがどんどん過ぎて行く。

鬼ヶ城が天狗の庭の上に異様な赤茶の山肌をさらけ出している。溶岩や砕屑物が成層をなす妙高山より古い時代の火山だそうだ。

ワタスゲが風に揺れる、その度に池に映ったワタスゲも揺れる。去りがたい天狗の庭で有ったが目的地は未だまだ先。後ろ髪を引かれる思いで別れを告げた。