続き
火打山頂からは急な雨に祟られたが歩いている内に雨は止みガスも薄れて来た。約1時間15分歩いて高谷ヒュッテにデポした荷物を回収し黒沢池ヒュッテ経由で帰ろうと言う事に。途中、何処が頂上なのか判らない茶臼山(2171)から下方を見ると黒沢池が見える、ヒュッテは恐らくあの池の端辺りに在るに違いない。花を見ながらの下り道、足取りは軽かった。花はツバメオモトに似た花だったが、勿論違う。
オヤマリンドウ クルマユリ
茶臼山を越え雪渓に驚きながら約1時間、予定通り1時間のタイムでヒュッテに到着。ヒュッテは8角形の一風変わった3階建ての小屋である。小屋主の話ではここは霧が溜まる場所で有るらしい。 小屋前には今宵此処に止まる者、行動途中の者とでごった返していた。私達はテーブルをお借りし、ここで昼食とした。
足元にワタスゲが揺れる
モウセンゴケ チングルマの花後
ここの湿原は天狗の庭とは植生が異なれば雰囲気も違う。二つの味わい深い湿原を観られるのが頸城山群の魅力になっているのかもしれない。
フウロソウ
イワショウブ アザミ
ウツボグサ
笹ヶ峰ロッジ 1泊2食 2名→16117円
乙見湖(笹ヶ峰ダム) ここから眺める妙高、火打は素晴らしい。今回の登山で頸城山群は全て踏破した事に。
入り口から2キロ 落差約55mの苗名滝にやって来た。滝の音が地震に似ている事から別名、地震滝とも言われているとの事。滝壺まではちょっとした冒険だった。
いもり池
標高750mに在るいもり池一帯は嘗ては池は無く約20haに及ぶ湿原と沼地であったが昭和2年、湖底を浚渫して池の面積12295㎡に広げ今のいもり池になった。
春には水芭蕉やミツガシワが群生する様だが今はそのいもり池を睡蓮が飾っていた。
この湖は何処だったか、アルバムに記されていない。右側にシャツを着た男性の姿、泳いでいるのか桟橋から落ちたのか(笑)今となっては知る由も無し。コメント欄はお休みします。長い記事になってしまいましたがお付き合い有難うございました。