たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

七重の滝 (榛名)

2013年04月19日 | 登山

榛名湖から伊香保温泉街に入る手前で吾妻方向へ左折

道はどんどん下り、初めての民家が見えた左側に七重の滝の標識は有った

プレートには「滝まで1600メートル」の文字が

ここを左折して暫く進むと三叉路に「滝まで300メートル」と書かれた小さな木札が確認されたが

滝方向の道は悪路でとても私の車では無理、歩くしかない

右は何処へ辿る道なのだろう この道は郵政省の?により作られた旨が書かれて有ったが

物の怪でも出そうな寂しい道だ


熊避けの鈴代わりに車のキーをジャラジャラ鳴らしながら15分ほど

徐々に沢音が近づいて七重の滝の下部が見えてきた

この滝は10メートルと有るが一気に落ちるのではなく幾つかに分かれているのでその一つ一つは極めて小振り

それにしても岩にぶつかり紆余曲折した姿から“七重”の文字を当てるなんて 

その七重の滝の下部がこの写真だがどうしても正面から写したい

エーイ、破れかぶれ

私は濡れるのも構わず(今度から長靴を車に積んでおこう)沢の中へジャブジャブ入り正面から滝を捉える事にした


此処には以前、釣り堀が設けられ茶店まで有ったという

その痕跡を見つけた

傍らに主を亡くしたエイザンスミレが一輪、余計に寂しさを誘う




これは滝の上部


そして更に上流にも

こうして私の日記にまた一つ滝が加わる事になった



家へ変える途中、通った水沢は今が桜の見ごろ

平日にも関わらず大そうな人出だった




水沢山




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榛名湖の水仙

2013年04月18日 | 日記
昼食後、水仙の様子を見にぶらり榛名湖へ行ってみたくなった

芝桜公園を過ぎ松の沢地区に入ると毎年見事な桃の花が咲く一角が有る

ド派手と言おうか見事と言おうか

ともかくドライバーの目を釘付けにするほど華やかな世界だ




一角から外れて咲く一本の桃の花はド派手に少々押され気味ではあるが

山村の風情には此方の方がシックリいく感じで私は好きかな


気まぐれに出かけて来たので榛名湖への道も気まぐれ

此処を左折してシットリとした山桜が並木を作る唐松峠に向かった

此方は杉ばかりの松之沢峠より俄然楽しいフラワーロードなのである


家を出てフラフラしながら約30分、さて水仙はどうだろうと湖の畔を走ったが未だ3分咲き

見頃は4月下旬と言ったところだろうか




榛名湖の知人に電話してから来れば良かったかなと思いながら売店方面に向かうと

オッオッオッ  湖畔の宿記念公園の斜面が黄色一色

公園まで行くのももどかしく売店前に車を停め斜面を這い登った


ここは高峰三枝子さんの名曲湖畔の宿の歌にちなんで作られた公園で

歌碑の前に立つとセンサーが作動し山の寂しい湖に~のメロディが流れる仕掛けになっている






水仙を堪能した私は、もう一つの目的「七重の滝」に向かう事に

伊香保温泉に向かう沼ノ原周辺の春はこれからの様だ



滝は次の項で書く事にして我が家のスミレが拗ねているので此処に載せてあげたい

  


  


  





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カラスの独り言

2013年04月16日 | 日記

此処の主はガビやキジ、シメ etc・・・を見ると目の色を変えるのに何でオイラに目もくれないんだ?

ガビなんて煩いだけだし、見てみろよシメの滑稽な顔

悪名高いヒヨは今年の冬、畑のブロッコリーやカキナを啄んで丸裸にしたんだぜ

にも関わらず悪役の威厳を備えてるとか何とか言っちゃってさ

一寸ずれてるんだよ“たか”とかいう人物

まぁそれはともかく、オイラのバックシャン見てくれませんかね

この毛並、精悍さ・・・

エッ? 興味なし?

あ~ぁ、全く見る目が無い 

オイラ昔が懐かしいよ

センスの良いエラーイ作曲家と作詞家がいろんな童謡を沢山、作ってくれて

“夕焼け小焼け”なんぞはオイラの鳴き声を合図に子供たちは其々 家路へと急いだものよ

それが今は何? カラスの勝手でしょ? 嘆かわしいねぇ


そうなの、私が足元でチロチロしていても、どっちでもいいって顔して通りすぎるのよ

これって絶対、差別よね

そう言いながらやって来たのがスズメのチーコさん


ここ数年、スズメが居なくなったって騒いでいるけど住みづらい世の中を作ったのは人間じゃないねぇ


こうなったら徹底的に悪者になるしか手はないのかなぁ

ヒッチコックが言ってたね

人間の強欲が身の破滅を招くって・・・





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「タンチョウ」と言う花

2013年04月14日 | 日記
先日、友人から「タンチョウ」と言う花を戴いた

何故「タンチョウ」かと言うと

花茎をスーッと伸ばした姿が丹頂鶴の頭に似ているからなのだそうだ

「もう少し早ければ雄しべが赤いので、ますます鶴に見えるのよ」と友人は言う

根元を見やると出かかったギザギザの葉がこれまた鶴の羽その物に見えてくるから驚いてしまう

名付け親は相当な趣味人と見たが中国が原産なので、もしかしてそれもアチラ人?

気になるのがお値段だ

お知り合いは2万円で購入したのだとか
 

「そんな高価な物を戴いていいのかしら」と躊躇していると

「これは戴いた物を株分けしたものなの。だから遠慮しないで」と友人

これは心して育てなければ






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芝桜祭り 4/12

2013年04月13日 | 日記
「4月12日より芝桜祭りが開催されます。初日の12日は無料で入場できますので皆様こぞってお出かけ下さい」

ここのところ毎日、この様な放送が流れています

特別、興味もわかないので聞き流していましたが

午後、散歩の途中様子見がてら足を向けてみる事にしました

家を出て程なく立派な花桃の木が有ります

色々が雑然と植わっているので普段は気にも留めない木ですが開花時は、それは見事なものです


おや、珍しいですね。カラタチです

子供の頃、実家の前の家の垣根がカラタチでした

カタツムリはカラタチが好きな様でして梅雨に入るとそのカタツムリが

私達子供の格好のオモチャになってくれたのです

図らずも懐かしい子供の頃を思い出させて貰いましたが

このカタツムリ、実は近年、寄生虫が人間の体内に入り脳に侵入すると

髄膜炎を起こしたり最悪、死に至ると言う事が発表されました

当時も居たのか居なかったのか分かりませんが触っても手など洗った記憶は無かった気がします

何だか寂しいですね

でんでんむしむしカタツムリ、お前の目玉は何処にある・・・

この童謡も聴く事は無くなってしまうのかしらね




これは白花のヤマブキですね


この群落は?

パンダスミレでした

カメラに収まりきれず一部分ですが、やはり地味な花でも群落になると圧巻です


もう20分くらい歩いたでしょうか

影絵の様な木が並ぶ高台に登ってみると川向こうに山桜が今を盛りに咲き誇っていました




こちらは道沿いに有った山桜です

ソメイヨシノの様な派手さは有りませんが、だからこそ愛おしい山桜です

と思いきや、その先で「私は愛おしくないのですか?」と枝垂桜

とととんでもない貴女こそ花の女王ですよと言い置いてそそくさとその場を去る私でした




これは何でしたっけ?どうしても思い出せない


芝桜公園までは後一息

歩きに来たのですから正規の入口から入れば良いのですが楽をしようと思っちゃう所が私の弱さ

足が勝手に近道へと向いてしまいました

でも良い事も有るのです

手前を右に折れ会場に迫る道沿いの家に、これは珍しい白いスオウの木が一本

写真を撮るには川を飛び越え大きな石垣を三段程上らないと・・・と言う事でやってしまいましたね、私

因みに紫のスオウは我が家のものです




そして、またまた目が直ぐ先のミツマタに釘づけされましたよ

だってミツマタの垣根なんて初めてですもの

齢にして三十路を少し超えたかな?と言う感じでしたが三十路の色気という物も有るんです


はい、目の前に芝桜公園が迫りました

エッ?未だ完全じゃ無かったんだ

無料なので文句も言えませんが手前の菜の花に押され寂しい限りの芝桜です




公園入口にオオヤマザクラ?


あぁ大分土が見えてますね

寂しい限り・・・では無く管理の問題でした




駐車場の脇に点々と咲くこの花

ハクサンチドリの風貌ですねェ

近くの売店の女性に花の名前を聞いてみると・・・???

ところがこの女性、まぁ口から先に生まれたのでしょうか

ほとほと困るほどの話好き

ブラリと来ただけなのでお財布も持って来ていない私は早くこの場を去りたくて相槌だけ打っていたのですが

次から次へと話が終わらず何時になっても離して貰えない 




そこに天の助け「カ~~~」




一寸お散歩がとんでもない時間になってしまいました

足元には懐かしいシビビーの花と土筆の坊や

今日も沢山の花を愛でる一日でしたが何て言う事のない野の花にホッ とする私なのでした





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