続き
食事を済ませ部屋で祭り会場へ行く準備をしていますと外が何やら騒がしく・・・
慌てて上着を羽織り外に飛び出しました
いよいよ野沢温泉に古くから伝わる道祖神・火祭りの幕が切って落とされたのです
長さ3mに近い松明を持った若達が奇声を発し狭い路地を駆け回り振り回す
温泉街の狭い路地に火の粉が飛び散る
それは見ている観客の頭の上に容赦なく襲いかかる
「服に火が付いてますよ~~~」
「会場へ行けばこれどころじゃない。別にこのくらい、なんて事ないさ~」
(流し撮りで)
夜明けにひとつ 咲いてくれろや梅の花
梅の花 咲いてくれろや 梅の花
若い衆頼む 露は寝笹の葉を頼む
葉を頼む 露は寝笹の葉を頼む
添わせておくれ 縁を結ぶの神ならば
神ならば 縁を結ぶの神ならば
(子孫繁栄の願いが込められたこの唄は21番まで続きそれが繰り返し唄われます)
そうした渦の中、振る舞われたお神酒を戴き・・・
男衆が興奮すれば観客も興奮する 果ての無い唄声は町中に響き渡るのでした
気が付けば雄さんの姿が有りません
混雑の中で離れてしまった様です
野沢はスキーのメッカ
外国人が多いとは聞いていましたが・・・右から左から各国の言葉が飛び交います
まるでツェルマットの町と見紛うほど
おや?祭に参加できるのは土地の人だけのはずですが、この人は?
火元で古式にのっとり採火された火は、こうしながら火祭り会場まで運ばれて行くのです
次はいよいよ祭り会場です 続く
人気ブログランキングへ