まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

毒々しい関係

2024年02月14日 23時17分17秒 | 日々雑感
毒という字と母という字は似ている。

似ていないか。

苺は両方に似ている。

ドラマを見ていると、父親が娘に介護のために実家に戻ってくるように命じるシーンがあり

どうしていつも娘が当たり前のように割を食うのだろうと、暗澹たる思いになった。

毒親というというと母親が言われがちだけど

父親だって毒親になるだろう。

というより、毒じゃない親なんているのだろうか。

どんないい親だって毒になるんじゃないかな。

そして、どんなひどい親に育てられても、けろりとして親を憎まないで育つ子もいるので

もう子供の資質というか、親との相性というほかない。

わたしの場合は、よく分からない理由で手をあげられたり怒鳴られたり

今なら(当時でも?)虐待という母ではあったのだが

干渉、支配、放任という毒を浴び続けたのでいい加減、耐性が付いた。

先日、同僚と反抗期はどんな風だったかという話をしていて

「うるせーくそばばーとか?」と聞くと

「そこまでは言いませんでしたけど」と笑った相手に

「え、わたし今でも言ってるけど」

そう、わたしはなかなかの毒娘なのだ。

毒親に対抗するには毒娘。

毒を持って毒を制す。