まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

座敷わらし

2002年08月23日 20時18分00秒 | 日々雑感
東京に住んでいる姉とは年に1、2度しか会わないが

たまに一緒に、お茶や食事をしようと店に入ると起こる現象がある。

それは、姉と入った店はすぐいっぱいになる・・・ということ。

入った時には空いていたのに程なく混み始め、間もなく満員に。

そんなことが何度もあった。

まさか、人間招き猫?

いくら猫好きだからって。

それとは逆に、わたしが働く店はなぜか段々景気が悪くなる。

つぶれてしまった店もある。

今の店もなんだか経営的に危ないらしい。

まさか・・・・

貧乏神?



ほーほけきょ

2002年08月22日 22時01分00秒 | 箸が転んでも
今の職場で働くようになって驚いたのは、そこで働いている人達が

あまりにシャイということだった。

「シャイ」というと聞こえはいいが、なぜかみんな

人より目立たないように、調和を乱さないようにしている、という印象だった。

何が驚いたって、「恥ずかしいから」って

マイク放送を極力避けてることにびっくりした。

以前、広いホームセンターに勤めていたので

お客さんを待たせないためにも、自分が楽するためにも

マイク放送というのは欠かせないものだった。

それが、この店の人達は、用事があると走り回って人を呼びに行く。

迷子が出ると手を引いて店中練り歩く。

レジが混むと大きな声で応援を呼ぶ。

なんじゃそりゃ。

前の店でカウンターも勤めたわたし、自慢じゃないがマイク放送は得意だ。

こういっちゃなんですが、声はいいんです、声は。

ま、ちょっとしたウグイス嬢ってところでしょうか。

※注)たまには自慢も聞いて下さい(^^)

で、マイクを多用してたら、段々みんなも便利さに気付いたのか放送をするようになった。

そんな店の人々が最も嫌うのが「迷子放送」。

すぐ「やってよ~」と頼みに来る。

この前なんか倉庫にいたら内線電話がかかってきた。

「あ、ゴメン。迷子さんなの、放送お願い」

こんなことしてる時間があったらさっさと保護者探してやってくれ。


ゴージャス

2002年08月21日 23時21分00秒 | 箸が転んでも
男の人はゴージャスな女の人って苦手かも知れない。

「お高くとまってそう」

「近寄りがたい」

「自分と釣り合わない」・・・

でもゴージャスな女になりたいと思う女の人は結構いるんじゃないかな。

もちろん、ずっとじゃなくてほんの一時期。

ゴージャスといえば叶姉妹なんて連想するのはちょっと発想的に貧しいかしら。

体型といい容姿といい、ゴージャスという言葉には縁のないわたしだが

棚卸の日に気合を入れてゴールドのマニキュアを塗ってみた。

なんか、一気にゴージャス。

社内規定ではもちろん禁止さ。

でも、こんなちょっとしたことで自分がいい女になったような気がするんだから

あたしって。

ゴージャスな女ってメンタームなんて塗らないんだろうな。

※注)普通の人もあまり塗りません。

ゴージャスな女って立ったまま納豆ご飯なんて食べないんだろうな。

※注)そんなお行儀悪いことするのはわたしだけでしょうか。




新居・・・のようなもの

2002年08月19日 20時39分00秒 | 日々雑感
15、6歳になる「クマ」という犬が

※注)犬なのに「クマ」と名付けたのは父です。拾ったので正確な年は分かりません。

年のせいか動きも鈍くなり足元もおぼつかなくなって

つないでいる紐に絡まったりするようになった。

可哀想なので、サークルの中に入れて紐を外してやろうと考えた。

そこで、ホームセンターへ行き適当な商品を物色し、買ってもいいか母にたずねてみた。

それはいい考えだと賛成してくれて、数日後には父の車で買いに行ってくれた。

買ってきたのを組み立てるのは、わたしの役目だ。

さて、梱包を解こうとしたわたしの手が止まった。

『この商品は2-2です。必ず2-1とご一緒にお買い求め下さい』

一箱しかないぞ。

母に聞くと、見本を指差して倉庫から持ってきてくれたのが一箱だけだったという。

こんなに大書してあるのに店員さんも両親もうっかりである。

ホームセンターに勤務していた頃、

大きな組家具などは個数を注意するよう教育されたものなのに。

すぐに電話を入れ、残りの一箱を持ってきてもらう。

気を取り直して・・・

開けてびっくり。

なんで六角形?

わたしはスペースを考えて長方形のサークルを考えていたのだ。

「なんで六角形にしたの?」

「あら、六角形だったの?」

まあ、買っちまったものは仕方がない。

今、クマがいるスペースに設置できるのか不安だが組み立ててみるしかない。

蚊に刺されるわ、雨は降ってくるわ。

しかも説明書通りじゃ組み立てようがない。

二人で好き勝手に組み立てていった。

その間、近くにつながれたクマが邪魔だったらない。

空箱の中に入ってみたり、パイプいすに絡まってみたり、荷物を運ぶ足元にまとわりついたり。

それでも何とか出来上がり、クマを中に入れてみると

サークルの隙間に顔を挟んで遊んでいる。

そーゆーことするの、やめてくれ。







青い鳥

2002年08月18日 21時11分00秒 | 日々雑感
最近、気になって仕方ない「カスピ海ヨーグルト」。

売っている物ではなく、持っている人から「株分け」してもらうしかないという。

常温で簡単に増やせて(増やす、でいいのか?)食感はヨーグルトでありながらモチモチ。

味はヨーグルトなのに食べた感じは「ヤマイモ」、「水まんじゅう」・・・

なにそれ。

それだけでも食べてみたいのに、身体に良くて肌もツルツルになるとか。

健康美容マニアのわたしに見逃せようか。

だけど誰が持っているんだ?

ネットで持っている人を探して、もらったという話が雑誌に出ていたけどちょっと怖い。

だって食べ物だもの。

知らない人からもらったもの、食べちゃいけません。

で、事あるごとに知り合いに声かけることにした。

「ねーねー、カスピ海ヨーグルト持ってない?」

しかし持ってるどころか知ってる人さえあまりいない。

結構ブームなのに・・・

懲りずにバイトの高校生に言ってみた。

「なんですかそれ?」

二人に声揃えて聞かれたので

「もう、いいよ!」

と、ぐれそうになったものの、ここで説明しておけば

彼女らの母親や近所の人が手に入れたとき分けてもらえるかも、と気を取り直し説明した。

と、片方の娘が

「あ、それなら友達作ってます。今度もらうんです」

「うそ!いつ?いつもらうの?」

「さ~」

「もらったら分けて!今日すぐにその友達にメールしなさい」

舞い上がってワガママを言うわたし。

だって、こんな近くにいたなんて。

ちなみに「カスピ海ヨーグルト」という名前が覚えにくいらしく

「トロピカルヨーグルト」とか

「地中海ヨーグルト」なんて言う人も。