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УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

おにぎり

2010-08-19 22:31:50 | 日記
↑の写真は、海に近いとある神社の入り口に置かれていた錨。

で、先日「きなこ・・・」の映画を見たのですが、その中で、訓練士を目指すも挫折しかかった主人公の杏子が、実家へ帰るシーンがありました。
杏子は父が警察犬の訓練士なんだけど病気で他界。
母は「もう戻る家はない覚悟で臨め!!」という感じだったのですが、途中で逃げだしてきた杏子を半ば呆れた感じだけど、家へ迎えてくれる。
でも、慰めの言葉とか様子を聞いたりとか、そーいうのはいっさいなし。
しかし、杏子が部屋の扉を開けると、そこには、塩にぎりの乗ったお皿が置かれていた。
で、彼女は涙ぐみながら、そのおにぎりを頬張る・・・
・・・と、結構デジャブーなシーンなのですが(爆)こういう風に、密かな思いやり的な食べ物って、大体日本映画の場合って、「おにぎり」ですよね~。
これがサンドイッチだったら、やはりなんか違和感。
おにぎりも、海苔も何にもついてない塩にぎり、っていうのがいいのかも。
これがいかにも「手作り」感がある、っていうか「用意して作りましたよ~」っていう雰囲気じゃなくて、あり合わせだけど、食べてほしいから作った、という感じがよく出てるというか。
多分、これがサンドイッチだったら「コンビニで買いました」っていう雰囲気になると思うのだ(笑)
という感じで、やはり日本人のソウルフードと言えばおにぎり、なんだよなぁ~(&味噌汁)と思いました。
・・・しかし、米を食べる他の国ではどうなんだろう?と思い、ふと調べてみましたら・・・
おにぎりって、結構日本独自の食文化なんですね~!!
うるち米じゃないとおにぎりにしにくい、っていうのもあるとは思うのですが、うるち米がよくある中国とか韓国でも、おにぎりっていうのは、間に合わせの携帯食であって、食事として食べるもんじゃない、っていう意識があるらしい。
ごはん、と言ったら、ホカホカをお茶碗で、っていうのが正式(?)
日本でも、普通の家庭での食事でおにぎり、っていうのはちょっと特殊ではあるような気もするが、それでも、おにぎりってソウルフード的だよなぁ~。
昨日見た、「告白」では、綺麗な白い家に住む、綺麗な若い専業主婦らしいお母さんが、引きこもりになってしまった息子への食事っていうのが、いつもサンドイッチだったんですな、これが。
この母が、息子を愛しているっていうか溺愛していて、息子以外はどーでもいい状態で、そこが傍から見ると結構異様というか歪んでいたりするわけですが、これがもし、息子への食事が「おにぎり」だったら、印象は変わってしまったかもしれないなぁ~と思ったりしました。
コメント (2)
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