腿の開き方が、漢!!っぽいけど、和風な女の子のまこちかちゃんです。
こーんなに可愛いのに(笑)しずはた君から、目の敵にされてます・・・
今日は、また緊急待機当番日なので自宅で大人しくしてます。
が、まだ半分終わってない・・・
こーいう時の24時間は長いんだよなぁ~。
で、今日は自宅で半分寝こけながら勉強をしていました。
フランスの社会福祉政策をやってました~。
今まで、スウェーデン、ドイツとやってきて、今回はフランス、フランス終わったらイギリス、最後にアメリカ、という。
日本で社会福祉というと、生活保護とか障害者への援助、弱者への保護、とかっていうのを思い浮かべますが、今まで勉強してきた範囲では、欧米での社会福祉っていうのはどちらかというと、一般人への援助、特に就業補助みたいな意味合いが強いような気がします。
そして、全員がその資金を負担し、全員がその恩恵を受ける、いろんな形で、という感じです。
日本はわりと一方方向な感じなんだけどね~。
もし、全員で負担、全員が恩恵、ならば、その財源に消費税のような間接税を使うっていうのはかなり納得感が得られると思います。
スウェーデンなんかは現にそうだしね。だから、消費税が高いわけで。
日本の消費税も、最初福祉に使うって言って導入されたはずなんだけど、結局直接税他と区別されないまま、フツーにいっしょくたに使われているような気がしますが・・・
フランスの現在の人口は日本より少ない半分強くらい?(かなり大雑把)なんですが、日本の生活保護に当たる援助を受けている人々数は日本よりも多い・・・
と言う事は、日本の方がそれでも格差が少なく、困窮している人が少ない・・・ように一見思えますが、日本の場合、生活保護を申請しても蹴られてしまう人が多く、結構生活保護よりも低い収入下で自力生活している人がかなり多いそうでして(隠れた貧困、と呼ぶそうな)
家族や身内でなんとかしなさい、という方向が強く、また、生活保護を受けるとそこから抜け出す人が少ない、という特徴も。
また、かえって少しでも働くと保護金が切られるため、働けても働かない方がお得になってしまう、という矛盾があり、そこから保護を受ける人は怠け者、というマイナスイメージが強くなり、その結果、本当に受けなくてはならないような人々が躊躇してしまう、という悪循環・・・
フランスの場合は、少しでも働いて自己収入を得る方が、保護金も上がる、っていうのは単に「生活する分のお金をあげましょう」だけでなく、他の住宅手当とか就業手当とか、制度の組み合わせが沢山あるため、仕事を少しでもした方がより「お得」になる仕組みなんだそうです。
また、家族手当(日本の子供手当+他もろもろ)っていうのもあるんだけど、面白い事に、家族=結婚、血縁、でもない、っていうところ。
異性でも同性でも、カップルであるという所定の手続きをすれば、家族手当を受給できる権利があるそーで。
日本だと、まだまだ家族単位で、公共の住宅の入居も「家族単位・夫婦単位」で単身者は難しいし(最近は違うのかも・・・)とかってなりますが、フランスではそうでもない。
そーいや、フランスじゃなくてロシアの話だけど、ロシアでは「子供が生まれた」=「結婚している」じゃない事が結構あるので、注意しましょう、という話がありました。
離婚率が高いというのもあるけど、それ以前に、結婚はまぁ出来たらでいいけど、子供は作っておくべし、片親になってもいいから、という風潮があるらしいです。
それは、自分の老後に備えて・・・^_^;
っていうのは、社会保障がまだ不安定で、将来どうなるか判らん、っていう不安が強いっていうのがあるかもしれませんね。
でも、別に未婚の母でも片親でも、社会的に不利になったりとか、他人の見る目が違う、とかという事はほとんどないそうです。
日本の場合は、シングルマザーの貧困率が残念ながら非常に高いそうですが、欧米ではそこまではいかんらしい・・・
と、日本の常識=他国の常識にあらず、っていうのがこーいうところでも実感出来て面白いですね~。
夫婦別姓だと家族の絆がウンタラカンタラ、と言ってる人は、もっと外を見たらいいと思いますね~。
単に、日本社会の仕組みが今までワンパターンで、右に習え的であっていう事に由来してる事が判ると思いますがね。