УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

ボディ・ランゲージ

2012-11-23 17:54:13 | 日記
今日から三連休ですね〜、世間は(笑)
私の場合は、昨日も22時まで仕事で、今日は緊急待機当番日で、連休って言ってもほとんど実感もございませんがな〜^_^;
で、昨日は帰宅後に大忙しで譜読みをしていて、午前様に寝た・・・んですが、寝る前になって右目の下半分の視野が曇ってるような感じに欠損というか、見えが悪くなってしまいまして。
目じゃなくて頭から来てると、マズイなぁ〜、と思いつつ、なにせ真夜中なのでどーしようもないのでとりあえず寝てみました(爆)
で、今朝は治ってました、よかったよかった。一時的なモンで今のところは終わらせておこう(←オイ)

で、最近チマチマと読んでいる本は、倉敷の蟲文庫で購入してきた「屋根の上のバイリンガル」


屋根の上のバイリンガル

ロシア・ポーランド文学専門の方の本で、私的にはNHKロシア語講座でお馴染みの沼野恭子先生のパートナーっていう方がなんとなく通じが良いというか(笑)
あ、最近、この方が翻訳された新版のチェーホフ短編集とかも読みました。
映画とかでよく出てくるというか、流れの中で時々出てくる事のある「犬を連れた奥さん」って、そーいう話だったんだねぇ〜という感じでございましたが(笑)
で、アメリカ留学されていた事もあって、英語圏の体験も豊富だけど、英語だけじゃない、という方であって、なーかなか普通に「英会話教室」なんかの宣伝とは大分違っている外国語学習についてなるほど、という感じです。
世界中で、外国語を最も苦手としている国民は・・・日本人とアメリカ人、とかっていうのには笑えるっていうか。
アメリカ人(イギリスもそうかもしれんが)は、どこでも英語で通すのが当然、という意識が強すぎる、という事と、日本人の場合は、「恥ずかしさ」「私なんか・・・」という謙遜意識から、ズンズン間違ってても通じりゃOK!!的な考えがないので、結果として上達しにくい、とかっていうのが、あーあるあるある!!という感じです。
よく、英会話の学校とかで「綺麗な発音」とかって、ネイティブレベルじゃないとダメみたいな事で宣伝している事で、会話に対する垣根が高くなってしまっていて、踏み出せないとか、それ以前に「バイリンガル」という言葉自体が、日本では「素晴らしい」という評価だけど、海外だと(どの国でもかは不明ですが)「自国語も多国語も満足に出来ない半端な状態」という蔑みな意味を持つっていう事とかも初耳でしたが、そーなんか?
私は、正直、英語って勉強する気にもあんまりならないんだが(苦笑)
特に、「国際語だから話せるのが当然、公用語は英語だっ!!」みたいに言う人は信用してなかったりします(爆)
で、エッセイ集のような感じなので、プチプチ区切って読んでるのですが、最近読んで面白かったところは、ボディ・ランゲージについて。
日本で、「こっちにおいで」というジェスチャーは、手を、手のひらを下に向けて「おいでおいで」と招くような感じですが、アメリカではこれは「バイバイ」という事になるとか。
へぇぇぇ〜。
アメリカでの「おいでおいで」は、手のひらを上に向けて、人差し指から小指までの四本指を曲げ伸ばしして「おいでおいで」なんだそうで。
あー、そう言われれば、映画なんかではたしかに、そーいうポーズをみかけるなぁ〜。
それでも通じるは通じるけど、日本人としてはやはり自分が「おいでおいで」をするなら、手のひら下向けのおいでおいで、が自然でついやってしまうよな〜と思ったりしたんですな。
・・・じゃ、「招き猫」あの猫が招くのも、言ってみれば手のひらを下に向けた方法ですよね〜。
それでは、アメリカでは招き猫は招くじゃなくて、さよなら猫になるのか???と、思って招き猫の本をちょいと借りて読んでみたんだが、招き猫のルーツはおそらく中国で、(猫自体も中国経由で来たし、まぁそれが正しいかな?)中国でもやはり福を招くの意味で、あの招くポーズが昔から使われているらしい。
まぁ、日本の文化は中国経由が多いわけだし(昔ながらの)、じゃ、海外ではどうなんだろう?と思ったら、イギリスでは「猫が窓際で顔を洗う動作をすると、待ち人が来る」という迷信というか言い伝えがあるそうな。
って事は、やはり招き猫は招く、という意図で取るべきなんだろうねぇ。
うーむ、ではなんで、アメリカではさよなら、になるんだろう??
と思いつつ、他の例を探して、とりあえずスペイン語圏でのボディランゲージの本を借りてみた。
ら、バイバイは手の平を広げて手首を立てた状態で左右に軽く振る、「こっちにおいで」は、手のひらを上に向けて指をにぎにぎ動かす、っていうわけで、おいではアメリカ式とほぼ同じ。
うーむ、何故アメリカではバイバイが日本のおいでおいで、になるんだろうか?という結論(?)はまだ判らないのですが、個人的直感だと、バイバイの動作、これが省略簡略化されていった結果が、その日本式おいでおいで動作につながっているのではなかろうか??という。
まー、かなり適当な直感なのでなんとも、ですが。
で、スペイン語圏のボディランゲージ、結構判ります判りますな〜。
「自殺」を示すのが、頭に手でピストルをつけてバーンっ!!とやる方法。
他にも、自分の首の前で手を一直線にスッと動かして切る真似をするとか。
あー、判る判る(笑)
あとは、わりと宗教的というか信仰的な動作が一般的なボディランゲージとして通じる割合が高いのかなぁ?という印象を受けました。
他には、小指だけを立てるというの、日本だと今はあんまり・・・かもしれないけど、「女」とか「彼女」とかっていうわりと親密な関係にある女性を示すようなのをイメージするけど、スペイン語圏では「(男なのに)女っぽい」とか「ゲイ?」という意味なんだそう、とかとか。
ボディランゲージは、一般の言語よりもより、日常的というかスラング的な要素が入ってくるせいか、判るうえに、普通の語学学習ではあんまりそーいう情報は入ってきにくいので面白かったりしますねぇ〜。
コメント
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