УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

シャガール展

2014-01-19 18:00:18 | 日記

↑ しっぺい年賀状
今日は、しっぺい生誕祭だったそうで、かなり人気だったらしいよ、よかったねぇ~ホロリ。
ホントの誕生日は明日なんだけどね、2歳だそうな。

で、昨日は静岡市美術館にシャガール展を見に行ってきました。



まぁ、シャガールという名前と、なんとなくそ~いう感じの絵、っていうイメージはありましたが、正直なところ、あーんまり趣味っていう傾向じゃない絵だったので、それ以上の興味もナシという感じで今まで来まして、今回は地元に来てるし見てみるか~というレベルで見てきました。
なので、シャガールの出身がロシア(現在はベラルーシ)だっていうのも知らんかったよ~、フランス人だと思ってた^_^;
ロシア出身のユダヤ系の人だったそうで。
で、今回はシャガール展ではありますが、正確に(?)絵画展というよりも、彼が関わったモニュメントとかの大作ができるまでの過程のモノの展示、というのが主でございました。
代表作のパリ・オペラ座の天井画ができるまで、そのアイディアスケッチからデッサンや下絵、かなり完成品に近づいた感じの下絵とかとか。
いかし、なんかどのどれを見ても「シャガールはシャガール」っていう感じでございましたな~。
最初から最後まで、作風が変わらずにわりとどれも同じ画風、っていうかね~。
画家の一生の流れを追った展示だと、わりと同じ画家でも作風の変化とか他からの影響で違ったタッチの絵になったり、わざと遊んでとーいうのを描いてみた、とかっていうのがあるけど、今回のシャガールはどこを切っても「あ、シャガール」という感じの展示で。
シャガール好きな人にはいいかな~と思う。
そうでもない私は・・・
なんか、どれも同じに見えてくるというか(苦笑)
一見、ササッと一筆書きのラフな感じに色数も見た目だと少なく見える、幻想的な絵画なんですよね~。
わりと構図とかも描くモノもパターンという感じだしな~、今回。
天使と抱き合う恋人、魚、馬、っていう感じでね~。
猫いなかったけど、なんとなくどうなるかは想像つくなぁ、という気もしました(笑)
もちろん、もっといろんなシャガールがあるんだろうけど、今回の展示だとわりとそういう方向だっていうだけなんだろうけどね~。
そして、宗教テーマな絵も多かったんだけど、今の私がそーいうのを見ると自然に「聖☆お兄さん」バージョンに変換されちゃうので、かなり笑えましたな~。
彫刻作品の、マリアと幼子イエスのブロンズ製聖母子像なんか、マリアが(⌒⌒)な表情で、イエス様に「囚われの宇宙人」ポーズを取らせているよーに見えて大爆笑寸前でございました。
そうそう、絵だけでなく、彫刻やエッチングとかガラス絵とか、そういった変わった傾向のシャガール作品もありました。
で、モニュメントがテーマなので、彼が直接実際に描いた絵的作品以外に、原画をシャガールが描いて、それをステンドグラスにしたりモザイク壁画にしたり、またタペストリーにしたり、とかそういった作品もあり。
そうなると、今度はシャガール以外の人、職人的役割の人が関わってくるわけなんだけど、彼らの仕事っぷりシャガールの原画を忠実に再現しつつもそれらの手法の特徴や見せ場を忘れずに表現している、その芸術でもあり職人技でもあり、っていうところあたりの方が印象的だったかな~?
まぁ、今回はテーマがテーマだけに、完成品の実物を展示出来ないモノが多かったですから、そのあたりに満足感不足があったのかもしれません。
でも、大きな三面スクリーンで現場の、シャガールの絵やステンドガラスの実物映像はこりゃーかなり迫力あって、なかなか展示手法としてもよかったなぁ、と思ったりしてね。
いや、まったく知らないくせにいろいろ失礼な事書きましてシャガール好きな方には申し訳ございませんm(_)m

で、次回のプログラムが・・・
「巨匠の眼 川端康成と東山魅夷」だとっ!!!なんとっ!!!
東山魅夷、すごーく好きなんだよ~
こりゃ~、絶対見に行くぞぉ~っ!!!
コメント
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