『デッドプール』

『デッドプール』を見てきました。
MAVELのアメコミヒーローシリーズなんですが、ヒーローというにはちと難有りっていう感じの主人公ですな^_^;
なにせ、R-15だしさ（爆）


映画『デッドプール』予告編

お話的には･･･
傭兵から用心棒的なまともじゃない人生を送っていた主人公だが、ある日酒場で運命的な出会いをする。
そして、彼女とラブラブ新生活！の矢先･･･
「末期ガン」だと宣告されてしまう。
治療法は無い･･･
んだけど、裏の世界から「治療してやろう」という誘いを受け、イチかバチかで乗ってみたら、バチだった^_^;という。
というか、治ったは治ったんだけど、顔がやけど跡みたいになって二目と見られない顔に！
しかし、治った以上に不死身になってしまったんだね～、痛みは感じるんだけど。
なので、自分を改造した悪の軍団に復讐を誓う！
んだけど、悪の軍団は悪なんで、お約束ヒーローの恋人を人質に！作戦なんだな、これが。
で、ヒーローは恋人に自分の正体を告げられないんだけど、彼女を助けるために悪のアジトへと乗り込み･･･
とかってあらすじを普通に書くと普通にいかにもありそーな映画なんですが、この映画はかなりコメディ色が強いです。
映画の観客、つまり私たちに向かって、デッドプール自身が語りかけてきたり、制作側につっこみ入れたりという･･･
こーいうのって確か「メタフィクション」という手法だよなぁ～。
と、評価が両極端になりそうなタイプの映画でしたな。
面白いって言えば面白いけど、結構このメタフィクション的バラシが欝っとおしいと言えば欝っとおしい、という感じ。
あとはR-15だけあって、暴力シーンがかなり残虐。
といっても、漫画的な残虐ではあるんだけど、首が飛んだりとかリアルにコミカルな殺伐シーンを作ってるという感じかな？
で、私はデッドプールっていうヒーローは初めて見たんだけど、X-メンとかスパイダーマンとかにサブとかゲストで出てた事もあるそうだ、あ、アベンジャーズにも。
（映画というよりも原作で、の方が多いかと思うが～）
というわけで、X-メンのアジトが出てきたりしましたなぁ、おなじみのセット(爆)
でも、プロフェッサーとかは出てこない･･･と、思ったら自ら「ギャラがかかるからな」とかと、セルフぼけつっこみしてましたな～。
うーむ、どうなんだろうか？
アメリカではかなり受けたんだろうけど、日本ではやはり「賛否両論」になりそうな作品のような気がするなぁ。
私的には、少々こってりしすぎのような気もするが、まぁこれもありかな？という気もするな。
しかし、映画終わって最後の最後、明るくなるまで席を誰も立たないという、「お約束」はかなり浸透してきたなぁ、と思うMAVEL映画(爆)
今回は、さらにそれを逆手に取ってたりするところも、この映画らしいなぁ、と思いました。