УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

川崎市岡本太郎美術館へ行ってきました

2017-04-08 23:17:40 | 日記
今日は、神奈川の川崎市にあります岡本太郎美術館へ行ってきました。
川崎は、岡本太郎氏生誕の地なんだそうです。
で、「岡本先生、川崎地元なんだし、作品を何か寄贈していただけませんか?」と、お願いに行ったところ・・・
「どれ寄贈するか選ぶのめんどくさいから、全部持ってけぇ~っ!!!ドッカーンっ!!!」
という流れがあったと勝手に想像してしまいますが、そういうわけでかなりの岡本作品がこの美術館にはあるらしい。
思うに、岡本太郎氏って、いわゆる昭和的な「おやじ」だったのかな?という気がします。
気難しいけど、気に入った相手には利害を超えて優遇しちゃう、っていう感じでさ。
太っ腹というか大雑把というか。

で、この美術館、沢山の岡本作品を所蔵しているわけで、いろいろなテーマ企画ごとに作品を選択して展示しているのですが、ただいまの展示が「みんなが見たい!太郎セレクション2017」っていう展示で、これは「私が好きな岡本太郎作品」とか「もう一度見てみたい岡本太郎作品」とかを一般からの投票で選んで展示しているらしいのです。
となると、かなり彼の「代表作」が一堂に集う・・・ってわけなので、見に行ってきたというわけです。


最寄り駅は、小田急の向ヶ丘遊園駅。
昔は、向ヶ丘遊園という遊園地があって、今は駅名だけ残ってるらしい。
ここから徒歩15分くらい先の生田緑地という大きな公園内にあるのだ。


その道すがらの看板・・・


ちょうど桜が見ごろで、花見客も多かったけど酒盛りはさすがに出来ないらしくて静かでしたな。




緑地内には、蒸気機関車とか客車がありました。
車両の方は、中に入れて休憩所もかねているらしい。


美術館入り口のエントランスの池の中には、いきなりこんなんが!!


そして、遠くに見えるあれは・・・




特保マークっ!!じゃなくて・・・^_^;母の像です。
かなりでかい作品です。


美術館がこちら。
なんとなく、周囲の植物の生い茂る感じがラピュタっぽいですね。




入り口マットは、太陽の塔の顔!!


エントランス。ちょっとグワシっぽいか?


で、内部は原則撮影禁止。
音声ガイドがあったので借りてみました。300円とお手ごろだし。
が、大体作品横に添えてある解説文をそのまんま読んでます、っていうような内容が多かった。
でも、このガイド「聞く」だけじゃなくて小さい画面なんだけど画像も出るのだ。
今回の展示では、太陽の塔とかのプロトタイプとか実物がこの場に展示できない作品もあるので、そういうのの実物を画像で見ることが出来る点は良かったです。
ほかにも、特別に「人形劇団死期」バージョンっていうのがあって、オリジナル(?なのかな?)の人形を使ったキャラクターマンガ的なガイドもあったりしますが、なにせそれ全部聞いてると2時間以上かかるので、途中までしか聞いてないです、すまん。
でも、作品数が限られていて、展示がワンパターンになりがちな美術館で、ハード(作品とか)だけでなくソフト(解説とか)面から別の切り口で見させるという点はとても良いと思いました。

で、言ってみれば今の展示は「人気投票」的感じなので、画集で見るような有名作品がナマで見れて・・・よかったよぉ~
投票した人の推薦理由とかもちょこっと展示してあったけど、芸術的視点からうんたらかんたら、っていうよりも「横の○○がかわいいから」とか「いきなり△△があるのが面白いから」とかっていう推薦理由がこれがまた面白い。
ちなみに、第一位はやはり「太陽の塔」でしたな。
美術館の部屋自体も、岡本太郎専門のせいか(?)普通の美術館みたいな四角の部屋を区切って、順番に廻るっていうんじゃなくて、順路があるようなないような、奥に小部屋があったりとかいろいろ意表をつかれた感じの面白い建物でございましたね~。

で、原則写真撮影禁止なんだけど、ここだけはOK!だったのが、


この「座ることを拒否する椅子」シリーズ!!






なんか、戦隊物の悪役にいそうな感じでしょうか?
犬山モンキーパークで見つけられなかったんだけど、多分こっちに移転してたからだな。
これらの椅子、実際に座ったりもいいそうなんですが、観客のほとんどは座らずに「いい子いい子」って感じで撫でてましたな。



で、同時に展示されていたのが、岡本太郎現代美術賞の受賞作品。





これ、自転車みたいにこぐとクルクル台座が廻るんだよ~


他にも、いろいろあったけど、なんかよくわかんないけど、なんか面白い!
という現代アートでございましたよ。


カフェに椅子も岡本太郎っぽいよ~!!




これ、顔出しになってます。
TOPの太陽の塔にもそうだけど。
結構、やってる人いました、しかもほとんどが大人!
大人も素直に楽しめる、楽しさを表現しちゃう気分になる、
それが岡本太郎力!!なのかも。
とてもエネルギッシュな作品群でした!!!








コメント
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