УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

富士山かぐや姫ミュージアムに行ってきた。

2018-03-13 21:53:39 | 土偶・縄文・考古学



先週末、富士市にある富士山かぐや姫ミュージアムなるとこに行ってきましたー。


結構立派な建物ですが、入場無料!
古い民家の復元とか、昔の道標的な石碑とか、
古墳まである歴史公園的な公園の一角にあります。


まずは、縄文時代の暮らしぶりを親子の生活で再現したジオラマ。
しかし、なんとこのセット(?)で使われている土器とか、本物なんですよ、レプリカじゃなくて!
どうやら母子家庭みたいなんですが・・


家の裏に忍び寄る男がっ!
盗人かストーカーか?
と、思ったらどうやらお父さん設定らしいです。
しかし、暗闇の中に立ってるので、見学者は皆驚いてました^_^;;


縄文土器、土偶のケース。


一番左のは、蛇がついてます。



日本の土偶の顔は、東北系と八ヶ岳系と大きく分けられるそうですが、ここのは八ヶ岳系。
東北系はクッキーマンみたいな顔で、八ヶ岳はつり目系。
ソース顔と醤油顔って感じかな?
最近、ソース顔とか聞かなくなったね、そう言えば。


これは多分、入れ墨を入れた人かなー?


で、こちらがここの目玉土偶!

これはレプリカですが、本体は富士宮市のお寺が所有。
遮光器土偶とか、国宝の女神土偶とかと比べるとシンプルでシュールな感じですが、昨年だかに豊橋の博物館で開催された中部の土偶総選挙!みたいなイベントで見事同率第1位!
センターを勝ち取ったらしい・・よ。


こちらは奈良時代の馬の人形。


で、ここの博物館、展示のラベルが面白い。




なんか週刊誌の見出しみたい!

普通はまず、◯◯土器、って名前が一番上に来て、その後から説明「××に使われたのでは?と考えられています」と来るのにここのは反対なんで。


これはロシアの帆船ディアナ号。
伊豆で座礁したところを地元民に救助され、その後に一緒に新しい船を作りロシアに帰りました。


当時のロシア水兵を描いたらしい絵。


船長のプチャーチン氏は、日本人に大変感謝し、帰国後自家の紋章をこれにしたそうだ。


江戸時代の旅籠を再現してるんですが、
この鯛屋さん、現在もあるんですよ!


現役で旅館してます!

で、ここはかぐや姫ミュージアムつうわけで、かぐや姫に関する展示も多いです。
ミュージアムの廊下には、TOP写真の竹を使ったライトが並び・・
そうです、これは単に和風を演出したい!ではなく、かぐや姫のお爺さんが竹取りの翁だったから、なんですねー。
で、かぐや姫は月に帰ったが一般的ラストですが、実は月ではなく富士山に登って富士山の洞窟に入っていった、というラストもあるそうで、このミュージアムはそちらの説を推しているようです、さすが富士山過激派・・
まあ、当時は富士山の頂上は月くらい遠い位置付けだったのかもねー。


裏口(?)には、かぐや姫と帝の顔出しが。












コメント
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