

木蓮が満開でした!!

こんなところからツクシがわんさか!
春ですねぇ・・・まぁ、今日は少し寒いけどね。
で、ちょっと前の話になりますが、静岡県の埋蔵文化財センターへ行ってきました。

ふじっぴーが出張っとる・・・

ここ、実は以前は県立高校。
廃校の後の校舎をリノベしているってわけで。
・・・ふじのくにミュージアムもそうだったし、結構廃校された高校って多いんだなぁ・・・

入り口入るとすぐは、このインパクト大!!なドーナツ型土器!!
いったい、どんな目的でこれ作ったんだろうねぇ~、結構難しそう・・・

こんなペーパークラフトが・・・

これが元で、お持ち帰り可!でした。

前方後円墳のもあったよ!
これ、レゴとかで作る人いるんじゃないかな~??

で、元・高校の校舎なので展示室はまんま教室を使ってます。


こうやって見てみると、縄文時代っていうか人間って幾何学模様が結構好きなんだね~

この右上の方にある石器・・・

トロトロ石器というモノらしくて、使用法とか使用目的不明なんだが、
そもそもトロトロって名前をつけた自体も結構不明ですよね~
トトロのシルエットに似てるから??と思ったら、
「トロトロ」と物が溶ろけるような状態に表面の感じが似てるからだって!

そういや、浜松市の博物館に行った時に初めて知ったんだけど書くの忘れてたが(苦笑)
浜松って全国で一番銅鐸が発掘されてる場所なんだって!!!
すごいねえ、まぁどうせなら個人的には土偶の方が・・・うみゅうみゅ・・・

これは古墳時代の小さな動物たち。
遊びで作ってみました!って感じもあるね~

これは、現在は駿府城公園となってるあたりから発掘された江戸より前、今川氏時代の品?らしい。
ここはガラスケースの向こうだけではなくて・・・


結構、「触れる展示」もたくさんあって、縄文土器のほぼ完成形の品も触ることが出来るんです!

こちらは縄文より前の旧石器時代の鏃とかの展示なんだけど、
向かって右の黒曜石とかいろいろあるのが静岡県東部の遺跡からの発掘品。
対する左側は県西部の遺跡からの発掘品。
西部は、地元材質ONLYに比較して、東部はさまざまな地域からのものを種類豊富に使っていたらしい。
当時から静岡県って地域差が著明だったんだなぁ~と思ったりして。

ここは多分資料の保管室。

ここは談話室で、ご自由にお使い下さいという部屋ですが、壁には高校の美術部の生徒が描いた(と思ったが)壁画が・・・

で、感心したのがこの遮光器土偶、ちゃんと静岡県の川根で発掘された土偶なんですよ!
皆がよく知ってる教科書とかに出てくる青森の亀ヶ岡遺跡の土偶じゃなくて静岡の土偶!!
・・・っていつの間にやら遮光器土偶の個体識別が出来るようになっていた、自分^_^;;;

海に近い場所のせいか、途中にとおりすがった小学校の校庭には、漁船がが遊具に!!
で、その後今度は登呂遺跡博物館でこの静岡県埋蔵文化財センター企画の小展示会があったので、後日行きました。

時代別、というよりも動物の種別に分けて出土品を展示している企画です。


トリケラトプス、ではなくて馬だよ~

動物としては、一番多いのがイノシシ、次が馬、あとは犬と鳥・・・って感じかな~?
猫はいなくて、意外だったのは牛もいなかった。
牛ってそんなに昔はいなかったのかな?って思ったけど、縄文時代後期から家畜として飼育はされたいたらしいです。
となると、まぁたまたま今回は、って事か。

なんとなく親近感を感じたカニの絵・・・

ふと、売店を外から見たら、こんなんがいた11
実物より大きい亀ヶ岡遺跡のしゃこちゃん!!