そーいや、ぼちぼちアカデミー賞の時期だが、普通のマスコミが騒いで無いって事は日本関係のはアニメ含めて無い、って事だな?

と、ノミネート見に行きましたら、日本ではミニシアター系で上映される作品が多いねー、つうか一般のロードショー公開するような映画館の洋画離れが続いてる、って事か?
まあ、アバター2 はノミネートされてましたが。
で、一応ざっと見たら、アニメ部門でシュレッグの長靴を履いたネコのスピンオフ映画がノミネートされてましたよ!

で、長編ドキュメンタリー映画部門で
『Fire of Love』という作品がノミネートされていて、邦題は『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』
って言うのにピン!と来ましてら
日本では劇場公開されなくて、ディズニー+の配信だけらしい。
で、何にピン!と来たかと言うと、先日行きました伊豆大島の火山博物館。
ここの展示の一角に、フランス人の夫婦の火山学者がこの博物館を訪れ、資料を提供したりアドバイスをくれた。いずれはフランスにも火山の博物館を作りたい、と語っていた。って展示があり、もしかしてそのご夫婦の話か?と思いましたら、やはりそうでした。
カティア・クラフトとモーリス・クラフトのご夫婦で、世界中の火山を観察して記録して、研究して、ってお二人。
で、1991年6月に日本の島原の雲仙普賢岳の調査中に火砕流に巻き込まれて亡くなられたんですよ。
元々、映像で火山の記録を取り、自分たちでも映画を作っていたというご夫婦なんで資料的にはわりと残っているし、マスコミへの露出も多く、スタジオで語ってるとことかもあり。
しかし、そういう場面で「いつ巻き込まれて死ぬかはわからないが後悔はしない」みたいなフラグ立ちまくりのセリフを自身で語ってるのが結末知ってるだけに辛いなあ〜
「調査中にもし妻が重症を負っても、僕はその最期を看取るだけ」←すごい僻地の危険地域にいるから、手遅れになるしかない、って発言・・
ホントに最期は夫婦揃って同じ時に同じ場所で並んで亡くなった、というのは不謹慎かもしれないが彼らのまさに理想の旅立ちだったんでは?とも思う。
地球の、地質学的な時間の流れに対して人間・私の命の時間はあまりにも短すぎるから、危険な場所に踏み込むことに恐怖を感じない、とか、なんか出来過ぎなんだけどそれが彼らの理想ではあったんだろうね。
映画のラストの方に、まさにこの映像が出てきました・・
ちなみに、これ見たいだけでディズニー+申し込みました(笑)
いろいろ見てる暇はないから、1ヶ月で解約するつもりだが(爆)
ディズニー+でこれは見とけ!的なプログラムあったら教えてください。