新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月23日は忙しかった

2018-03-23 17:25:18 | コラム
23日は朝は寒かったが:

また「暖かくなる」という天気予報に騙されるかと疑いつつも、ユニクロのライトダウンのベストの上にダウンジャケットを着用に及んで8時20分に国立国際医療研究センター病院に向けて出発。矢張りそれでも何となくヒンヤリとした朝の天気。だが、良いこともあるもので、16日のMRIの結果を聞きに来た泌尿器科の外来では予約時刻の前に呼ばれて、9時半には会計を終えてバスを乗り継いで高田馬場駅前のジムに向かうことが出来た。

10時5分過ぎには着替えてジムに入ったところ、久し振りにロッカールームの論客に掴まって野党の代議士共が如何に愚かであるかと、マスコミは代議士と官僚の物の見方が全く解っていないアホばかりであるかを、滔々と語られてしまった。彼が先ず強調したことは「拘置所などに籠池に接見に行ったところで許容される時間は精々1人当たり6~10分程度で、その短時間内に何を聞き出そうというのか」という点だった。尤も、ヒルオビだったかに出た菊池弁護士は15分と言ったが。

次は「俺は官僚という人種も代議士も良く知っているから言うが、官僚は何時落選するかも解らない議員や、何時変わってしまうかも解らない大臣の方など見てはいない。彼らが気にするのは選ぶことが出来ないし、ずっと上に位する上司の顔色であり任期である。マスコミはこんな事も解らん間抜けである。故に、国会議員からの圧力の影響などはないと思うべきだ」という論点だった。この点は何処かの週刊誌が指摘していたような記憶もあるが、鋭い指摘と思って拝聴。

それに付けても思うことは、あのマスメディアと野党連合の愚かさである。論客も指摘したことだが「幾ら佐川元理財局長を証人喚問しても、二浪してまで東大に入ってあの試験を通って大蔵省に採用され、尚且つ局長から国税庁長官にまで用いられた者がむざむざと野党代議士如きに付け込まれるような答弁はしないだろうし、想定問答集を十分に読み込んでいるはずだ。あの喚問などは時間と国費の浪費だ」と主張して、意見は一致した。

そういう勉強した後で、入念にストレッチをして体を温めてから「80肩」対策のインナーマッスルの運動であるゴムのロープを引き運動を3セット。次いで時間に追われている気がして100 mのインドアトラックを70秒の速度で2周半歩いてからマッサージチェアに移動。次は風呂場に行ってシャワーを浴びてから大きな風呂で気象病に悩む筋肉を十分に温める。更に駅前を11時37分に出るバスで我が家の近所にある調剤薬局に向かうという忙しさ。

処方箋を渡して「薬は後ほど引き取りに来る」と言って外に出たところで、別のクリニックから戻ってきた家内とばったり。そこで、丁度12時でもあるのでということで、ご贔屓のサンパークホテルのダイニングルームで外食と決定。上がってみれば日替わりランチは幸運にも¥700では内容が充実した「刺身定食」だった。それを目当ての客が多いせいか満員御礼とでも言いたい盛況。

食事を終えて、再度調剤薬局に寄って薬を引き取って帰宅すれば、もう午後の1時だった。それから一休みして2時41分新大久保駅前発のバスでプラセンタエキスの注射をして頂くSHクリニックに。バスの車窓から見る大久保通りはほぼ往年の活気を取り戻したというか、若き女性たちで歩道は大混雑。彼女らは化粧品やチーズタッカルビも目指してくるのだろうが、ホットックも人気が高いようで、券売機にまで行列が出来ている店まである始末。

彼らには「我が国と韓国との間に何件も存在する政治的な不快な事情などは相変わらず眼中になきが如きだ。お陰様で改築中のと言うべきか「レノべーション中」とでもカタカナ後で表現すべきか知らないが、新大久保駅の改札口周辺の混雑などはKoreatownの全盛期をも超えてしまったかと思わせられるほどだ。お断りして置くが、この混雑は飽くまでも新大久保駅前から南側のこと。北側は中国人とイスラム教徒を中心とするアジア人の街となっている。

注射をして頂いて再び運良くバスを利用して帰宅すれば、最早午後の4時。大袈裟に言えば目が回るような一日だった。でも、十分に運動が出来たというか、ジムの中にいた時よりもウオーキングが出来て体の為にはなったと思う。明日は21日が悪天候の為に延期したお墓参りだそうで、休む暇もなく運動が出来る。


悪条件が続く

2018-03-22 16:58:13 | コラム
朝9時の寒さも異常ならマスメディアと野党連合も:

23日の天気予報では18度に達するという嬉しい話だったので朝9時過ぎにジャケット(日本語では「ジャンパー」だが、これは言葉の誤用だ)を着て出てみたが余りの寒さと小雨交じりの天気に慌てて家に戻ってダウンジャケットに着替えてジムに向かった。こういう経験をして解ったのだが、朝起きた時は「今日はやや不調だ」と思わせてくれた調子だっただが、それは天気予報を信じた自分自身の問題だったようだ。晴に転じて気温が上がってきたのは昼過ぎだった。

何度でも同じ事を言わざるを得ないが、それにしてもマスメディアと野党連合は何時までこの文書書き換え問題(私は改ざんとは言わない)で引っ張り続ける気なのだろうか。現時点までのところではマスメディアと野党連合の安倍内閣の印象を悪化させる操作(カタカナ語にすれば「イメージダウン」か)のプロジェクトは目出度く成功しかけたかのようで、彼ら報道機関の世論調査では支持率を軒並み30%台にまで落ち込ませたのだった。

ここまで来れば後一息で安倍内閣退陣に追い込めるか、9月の総裁選挙で三選を阻止し憲法改正をも阻止と行きたいのだろう。だが、果たして国民はそこまでアホ(naiveでも良いか?)ばかりだろうか。第一に、万が一にも安倍総理が退陣されても後継首班は石破茂か岸田文雄かもしかして確率は低いが菅義偉と自民党からであることは変わらないじゃないか。飯島勲などは「解散」もあり得るし、現在の情勢でも自民党が失う議席は一桁と予想しているくらいだ。

それだけではない。23日の産経の阿比留瑠比の「極言御免」には「確証なくても追及続ければ国民は首相がやったと思う」とした上で“野党・メデイアの魔女狩り裁判何時まで”と野党とメデイアの空疎なこじつけと言いがかりを見事に批判している。それだけではない。櫻井よしこさんも週刊新潮の「日本ルネッサンス」で“反安倍の印象報道に既視感あり”と阿比留と同じような視点から野党とマスメディア連合を批判しておられる。

野党の連中は何かと言えば「国民は首相と麻生氏の説明に納得していない」とほざくが、私は現在まで約85年ほど国民をやっているから言うのだが、野党の連中の言うことの方が余程納得しがたいし、安倍政権の説明と彼らの愚問に対する答弁はチャンと納得している。もしも安倍総理にこれまでのところで何らかの瑕疵があったとすれば、それはあの昭恵夫人の監督不行き届きだった点だろう。あれは明らかな過失でマスメディアと野党連合に付け込む隙を与えた結果となった。

今朝もテレ朝だったかで、その野党とマスメディア虚報に騙された罪なき一般人を街頭インタビューして「安倍さんは間違っている」だの「麻生さんは辞めるべきだ」などと言わせて、嬉しそうに流していた。これだって完全な印象操作だ。前川講義問題に対するメデイアの態度も印象操作の部類に立派に入ってくると思う。こんな野党とマスメディア連合がいるのだから、私は何時まで経っても気象病から脱出できないのだなどと八つ当たりしたくもなろうというもの。


何と言う悪条件の日だ

2018-03-21 17:16:39 | コラム
寒さと降雪:

今日21日は春分だったと思うが、この寒さに加えて午後からは雨が雪に変わってしまう始末。そもそも気象病を抱えている身にとっては最悪だった。即ち、体調が整わずに言うなれば気力だけで何とか過ごしていた。家の中でジッとしている以外に対処の方法がなく、テレビを見れば各局はここを先途と安倍政権を貶める「文書書き換え問題」の揚げ足取りのことばかり。そうでなければ、愚にもつかない貴乃花部屋の力士が付き人を殴った話について、偉そうに「暴力排除」と講釈。

マスメディアと野党連合は何が何でも安倍総理夫妻が近畿財務局に圧力を加えて国有財産を廉売させたと言いたいようだ。さもなければ、佐川前理財局長が文書書き換えをさせたと立証させたいようで、暇さえあれば「証人喚問せよ」と騒ぎ立てている。私は与党も安倍内閣も何時かは折れる以外に決着がつかないと思っていたが、結果的には無用に事を引っ張り過ぎた感が否めない。佐川氏が「刑事訴追を受ける恐れあり」と逃げるだろう事は私にも予期できる程度の案件ではないのか。

この文書書き換え問題でのマスメディアと野党連合の騒ぎ立ては極めて不愉快な一件だが、その他にも前川元だが前だか知らぬが文科事務次官を巡る案件も不愉快極まりない。あれほどのインチキな人物が何時まで経っても偉そうに語るだけではなく、解任された恨みでも晴らそうという気か、安倍内閣の支持率が落ちそうな行動ばかり取って見せている。そこにそれに乗せられて文科省に要らざるちょっかいを出した自民党の質の低い衆参両議員がいたことも情けなかった。

何度でも同じ主張をしたいのであるが、今やこんな枝葉末節というか些末な揚げ足取りを国会で展開している時期ではないのだ。トランプ大統領対金正恩の会談の下準備の顔合わせが北欧で進行中だが、我が国がお呼びではない立場は不変だ。中国とロシアには半永久政権が誕生し虎視眈々と四方八方への進出が企図されている。韓国では北にただひたすら阿る大統領の作戦が着々と軌道に乗りそうな事態だ。こういう時に何が文書書き換えで、何が前川だと言いたいのだ。

安倍総理の盟友であるはずのトランプ大統領は「アメリカファースト」の旗印の下に保護貿易主義を相変わらず真っ向から打ち出しているのだが、我が国では総理も麻生財務相も河野外相も国内に閉じ込められて、一向に激変の世界情勢に対する適切な手を打つというか、諸外国の首脳に会いに行く暇がないのは大きなマイナスではないのか。その点を指摘すべきマスコミは、やれ支持率が最低に落ちたの何のと、私に言わせれば空疎な「手柄話」としか思えない報道ばかり。

彼らマスメディアと野党連合は何としても安倍総理の三選とと憲法改正を阻止したいのであって、その大目的の為には手段を選ばずというか、次から次へと安倍内閣にとって不利となる材料を見つけてくるか、あるいはでっち上げに奔走しているのだ。彼らの大合唱の前に会えば、時には私のような純真無垢な高齢者は「もしかして安倍内閣も与党も怪しからん連中なのか」と、ふと錯覚に陥ることすらある。

そういう不穏な連中が蔓延っている状況下では、罪なき衆生は「不正を働く安倍政権降ろすべし」と思わせられ言わされても不思議ではないだろうと危惧するものだ。そういう状況にあるから、春分の日に雪が降ったりして私の体調を乱すのだ。あれもこれも皆マスメディアと野党連合が悪いのだ。アーア。


人手不足の深刻化

2018-03-20 08:27:48 | コラム
企業の5割以上が「不足」と回答:

帝国データバンクが実施している「人手不足に対する企業の動向調査」(2018年1月)によれば、その不足の実態が明らかになっていた。それ以前の帝国データバンクの調査でも不足は明らかだったが、今回は調査が始まって以来初めて「人手不足」を感じている企業の割合が5割を超えている結果となった。今回の調査対象企業は全国で23,089社で有効回答企業は10,161社だった由。

簡単に調査の結果を正社員と非正社員に別けて、上位10業種とその比率を列記してみよう。

正社員では1位が情報サービスで74.0%(17年1月は65.6%)、2位は建設で68.1%(17年1月は60.1%)、3位は運輸・倉庫の65.9%(17年1月は58.1%)、4位はメンテナンス・警備・検査の65.4%(17年1月は62.9%)、5位は自動車・同部品小売りの63.5%(17年1月は54.2%)。以下6位が金融、7位がリース・賃貸、8位が人材派遣・紹介、9位が家電・情報器機小売り、10位が機械製造で57.8%(17年1月が44.0%)となっていた。

ここに見えてくることは、正社員は採用自体が厳しく人材確保が困難になっているという現象だ。ここでは「正社員が不足」と回答した企業は51.1%と半数を超えた結果となっていた。

非正社員では1位が矢張りというか何と言うか飲食店で74.3%(17年1月が80.5%)、2位は飲食料品小売りで67.2%(17年1月は59.4%)、3位は人材派遣・紹介で66.7%(17年1月は51.1%)、4位は娯楽サービスの63.5%(17年1月には64.8%)、5位はメンテナンス・警備・検査の59.7%(17年1月は52.5%)、以下6位が医薬品・日用品雑貨小売り、7位が輸送用機械器具製造、8位が運輸・倉庫、9位が繊維・繊維製品・服飾品小売り、10位が教育サービスで47.6%(17年1月が38.9%)だった。

非正社員では小売りや個人向けの企業ほど厳しいという傾向であった。ここでは「不足している」と答えた企業は34.1%に達したとある。

帝国データバンクによると「2017年は人手不足倒産が106件(対前年比+47.2%)と大幅に増加した。人手不足の深刻化とともに、中小企業では人材の定着、確保の為に賃上げを実施する傾向が強まっている。企業の経営環境が厳しくなる中、企業収益の改善にどう取り組むかが大きな課題だ」と指摘されていた。私はこのような具体的な資料が出てきたことが貴重だと思うのだ。

参考資料:紙業タイムス社刊、FUTURE誌 18年3月28日号



高齢化社会の問題点を考える

2018-03-19 08:05:32 | コラム
独居老人と緊急医療:

東京への通勤距離内にある他県の中堅の市の一戸建てに住んでいる昭和10年生まれの人がいた。彼は2年前に妻に先立たれていた。先々週のある日の午前3時に胸部に激痛を感じ、自分で救急車を依頼する電話が出来たそうだ。救急車は市内の市立病院に搬送してくれたそうだ。彼の一人娘は遙か西にある東京都下の市に嫁いでいた。彼は重症の身ながら救急隊員にその娘への連絡を依頼していたそうだ。

心筋梗塞で何度も救急車をお願いしている私からすれば、そこまで出来たのは素晴らしいと言うよりも凄い気力というか精神力だと感心する。第一に、救急隊員が家の中に入ってきて貰う為には、玄関を開けておかねばならないのだ。それは大変な負担であり、開けられなかったらどうするかという問題を生じるのだ。救急隊の呼びかけに反応できなかったらどうなるかと考えただけでも恐ろしい。因みに、私は2度目の時は自分で119に電話をし、玄関で待っていて救急隊員に叱られた。

病院の救急治療室では「大動脈瘤破裂」と診断されたようだったが、そこから手術に入るまでに娘の到着を待って、午前6時には手術室に入ったそうだ。経験上も言えるのだが、このような外科的大手術でなくとも親族の同意書の署名は必要なはずだ。都下の都市からの親族の到着を待った為か、手術法の決定に時間を費やしたのかは不詳だが、開胸手術で一命を取り留めて頂けたそうだ。有り難いことだと思う。

私の心筋梗塞の処置と外科的大手術では性質が全く異なるが、心筋梗塞では搬送から3時間も間があっては助からないと思わせるほど、心筋梗塞は時間との勝負であり、生存率は25%と医師から聞かされてきた。私の心筋梗塞の場合には幸いにも自宅で家内の目の前で倒れたので、救急車にも同乗してきたので、私の処置の間に同意書も含めてあらゆる必要書類に署名できたそうだ。

だが、私はこのような独居の高齢者が倒れた場合に「もしも連絡すべき親族が駆けつけられる範囲にいない時にはどうなるのか」であるとか「連帯も含めて保証人はどうなるのか」等々を考える時に「これは容易ならざる事態であり、問題ではないのか」と考えている。この場合は患者が救急隊員に親族への連絡方法を伝える気力があったから良かったが、救急隊員が到着した時点で失神していることだったあり得るのではないのか。

そうであれば、室内の何処かか玄関の内側にでも、緊急の事態に備えて「氏名、年齢及び生年月日、既往症、連絡すべき親族の氏名、健康保険証の写しか番号、住所、電話番号またはEmailのアドレス等を記載した大きな紙でも貼っておくか」ということまで考えておく必要がありそうだと思った。先日もこのアパートで患者が玄関のドアまで行けなかった為に大騒ぎになった例があった。

更に連帯保証人をたれられなかったらどうなるのかとふと考えた。私の場合には緊急であるから連絡もせずに長男の住所氏名を記載していた。考えたこともなかったが、保証人を立てられなければ治療をして貰えないことがあるのかと、ここで初めて気になったのだった。救急車で病院に搬送して貰うことなどは経験してみないことには、如何なる手続きが要求されるかは知ることが出来ないので、準備も出来ないことだってあり得るだろう。

最後に気になるのが「医療費」である。我が国では健康保険があるのは普通だが、1割と3割では大きな違いを生じる。それを負担する能力があるようにする為の連帯保証人だろうが、そのように出来ない時にはどうなるのかなどは考えたこともなかった。今や大きな病院ではクレデイットカードでの支払いが可能だが、それでにしたところで「持っていれば」という問題である。

ここまで考えたところで、この件には未だ未だ先の問題があると思いついて、ここまでで一応終わりにしておくことにした。考えさせられることが非常に多い問題のようだと痛感した次第だ。