新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月18日 その2 森友の土地を視察された方より

2018-03-18 16:06:38 | コラム
これほど愚かな騒ぎがあるか:

私の更新範囲内にない方で古橋邦夫さんという方が発信しておられた情報に下記のようなものがありましたので、ご参考までにお知らせする次第。

私は昨年、豊中市の森友学園小学校(校舎:100%完成)を視察しました。伊丹国際空港の南側にあり、校舎の真上100米を、大型旅客機が離着陸している。6~7分毎。騒音度は、80~110デシベル(昔の測定の言い方では、80~110フォーン)。何処も買わない国有地、大阪音楽学校が隣接して、楽団、大型楽器をジャンジャン鳴らしている。中古旅客機の部品が空から降り注ぐ危険が大。こんな所を値引き無しで買う馬鹿はいない。運動場も4,000坪程度あり、立派な学校になり得る。近所は、8~10階建てのマンション群(離着陸航路から200米離れている)。>

私は古橋様の情報は一読の価値があると思います。野党議員たちも各種の報道機関の連中もあの土地の視察や取材に行たはずですが、このような事実に気が付かないとは思えません。だが、全く公表しようとも報道しようともしていません。悪意しかない連中だと思います。

彼らは何が何でも安倍政権が「憲法改正」を進めさせたくない連中です。「その為には手段を選ばず」というところが在り在りと見えます。しかも、マスメディア連合はここを先途と大声を上げて色々な屁理屈と言いがかりとこじつけを持ち出しては安倍総理と麻生財務相を攻撃します。何処までが実態であったかも不明な文書書き換え(改ざんとも言いますが)の問題の当否は別として、彼らは何としても安倍政権を倒す事しか脳裏にありません。

アメリカ対DPRK、南北朝鮮問題、中国の永久的独裁者誕生等々の緊迫する一方の世界情勢などは、その不当な目的の前にあっては些末なことのようです。「こんな国会議員共を選んだのは俺じゃない」と言っている場合ではなくなりつつあるのです。マスメディアと野党連合が巻き起こしている騒動がどれほど愚かであるかを認識すべき時です。

アメリカの元の同僚からの返信 #2

2018-03-18 08:30:01 | コラム
2期目を狙うトランプ大統領:

昨17日の私からの「トランプ大統領の独断専行的政治手法」についての質問の最後のパラグラフ

「私はトランプ大統領の頭の中は依然として「ドナルド・トランプ不動産会社のオウナー兼CEO」のままであり経営の全権を掌握していた経験がある以上、何でも自分の意志決定のままに動かせることができた事態を、the United States of Americaの大統領、即ち、Chairman and CEOになった以上、これまでと同様に振る舞って良いというか、これまで以上の絶大な権限を得たと思っておられるのではないかと想像している。」

について、彼から追いかけて下記のような意見が寄せられたので、私の英語の解説とともにお知らせする次第だ。

>引用開始
君の指摘は将にその通りだ。これはアメリカ的な表現にすれば言わば「大正解」という意味にもなる。私はトランプ氏が出演していたテレビの「アプレンティス」を見たことがないが、彼の人柄にピタリと合っていたのだろうと思う。

現在の破滅的状況の不幸な部分は共和党の政治家たちがトランプ大統領の支持派であり、根拠に乏しい彼の振る舞いを正当化するかの如き理由を並べ立てていることだと思っている。昨日のEmailでも指摘したように、私は「トランプ大統領は次から次へとロシア疑惑からの大方の注意を逸らすような手段を講じている」と考えている。今やミュラー特別顧問がわたしにとっては最後の頼みの綱である。

私は本日の報道で「トランプ大統領は既に二期目に向かっての準備段階に入ってと知った次第だ。神様、仏様、アラーの神よ、他の如何なる神でも我々をお救い下さい。私はトランプ大統領がアメリカ憲法を書き換えて「2期以上大統領職を続けようとしないとは信じているが、これから先に何が起きるかを見通せる者などいる訳がないと思うのだ。

私は鉄鋼とアルミへの関税賦課問題は世界全体の経済というか貿易に悪影響を与えると見ているが、そのような事態が生じるのは、もしも科学と知性がこのような決定に遅れた場合のみのことだ。私が現在の我が国の状況には挫折感を味わっていると解ってくれるだろう。
<引用終わる

ここで、興味と関心がおありだろうと思う方の為に、少し原文の英語の表現に触れておこう。それは、私が「将にその通り」としたところは “hit the nail on the head”だったのだ。次に「大正解」としたところは “right on”だったのだ。

私はこれらの表現が果たして idiomatic expressions(慣用句)に入るのか “colloquialism”の何れに属するかの断定は出来ないが、前者は慣用句かと思う。注意すべきはこういう言い方はかなり日常的に出てくるものだ。後者などは「ドンピシャリ」という日本語が当たっているかも知れない俗っぽい言い方だ。

更にご注意願いたいことは「こういう言い方を覚えたからだといって、如何にも俺は英語を知っていると見せたい欲望に駆られて迂闊に使おうとしないことだ。それはこう言う表現を日本の学校教育で勉強された英語の中に入れて使うと「木に竹を接いだ」ような状態になって極めて据わりが悪くなってくるから。でも、承知しておけば「相手が使っても慌てなくて済むことになる」と言える。


私は彼の意見を良識あるアメリカ市民の全体の意見を表すとまでは見ていませんが、皆様はどのように受け止められたでしょうか。


元の同僚への質問に対する回答

2018-03-17 08:08:09 | コラム
トランプ大統領の独断専行的政治手法を如何に見るか:

この件について15日に元の同僚に質問したとお知らせしたが、その彼から来た彼の答えというか考えをご紹介しよう。

>引用開始
情報の発信源で異なるが、トランプ政権下ではこの度解任されたテイラーソン国務長官を含めて20~22人の政府高官が辞任あるいは解任されてきた。この現象は政権の高官級の人事が病んでいることを示しているのではないか。

私は 鉄鋼とアルミへの関税賦課は撤回乃至は緩和されるとは見ていない。そう言う根拠はトランプ大統領が技術面における変化がラストベルトにおける雇用の減少を招いたという事実を受け入れていないし、雇用が復活することはあり得ないからだ。

私はトランプ大統領と金正恩の首脳会談は以下の不達の理由で実現すると見ている。1)先ずは、金正恩は会談が実現するまでの間と進行中に核兵器計画を進行できる時間の確保が可能であること。2)はトランプ大統領がこの会談によりマスコミの目をロシア疑惑から逸らすことが可能となるから。

私は金正恩が究極的には核兵器計画の進行を停止することに合意すると見ているが、それ自体に何に意味もない。その理由は金正恩の方がトランプ大統領よりも経験豊富で米国の大統領を操るテクニックに長けているようだし、如何なる合意事項でも結局は破っていくだろうと考えている。

私は 金正恩は我が国が韓国を支えていく事が重大な軍事的行動の抑止力となることを考えに入れているだろう。何故ならば、アメリカが軍事行動に出れば、韓国には深刻な悪影響を及ぼすからである。

しかしながら、トランプ大統領は彼自身に影響を及ぼす事柄には大いに関心を示すが、他者に対してはそれほどではないと見えるのだ。私は我が国の軍部は賢明であって欲しいと望んでいる。
<引用終わる

これまでの彼のトランプ大統領に対する過激とも言える発言からすれば、穏やかな部類だったという感触だった。




3月16日 その2 財務省の文書書き換え問題

2018-03-16 08:03:15 | コラム
安倍政権の危機か:

私は森友問題が発生した時点で何の理論的根拠もなく、得意の「閃き」で「安倍内閣はこの問題の処理を巧くやらないとひょっとして命取りになるかも知れない」と述べて畏メル友のS氏とO氏に「杞憂に過ぎない。そういうことはない」と真っ向から否定されました。反論もしませんでしたが、その通りだろうと思っていました。

だが、朝日新聞以下の偏向マスコミと野党連合のこじつけと屁理屈があそこまでまかり通る事態になりますと、閃きが閃きで終わらないのではないのかと危惧しております。安倍総理以下と与党にはこの危険な状況を乗り切れる秘策でもあるのでしょうか。気懸かりです。

今年のプロ野球

2018-03-16 07:44:50 | コラム
読売が少しは強化されたかな:

近頃は余りにも不愉快な政治絡みの話題が多過ぎるので、多少気分転換を図ろうかと考えた次第。とは言っても、現実の試合はテレ朝のBSで2日連続で読売対ソフトバンク戦を半分ほど見た程度だ。私はシーズンに入る前のオープン戦なるものの成績はほとんど意味がないと思っているのだが、手持ちの資料はこの2試合しかない。それで論じようというのだから無茶苦茶かな。

予め予測していたことだったし、実際に一寸見ただけででも今年の巨人はもしかすると惨憺たる成績だった昨年よりはマシかも知れないと思わせられた。それは相変わらず余所のうちから既製品というか即戦力となりそうな者を金に飽かして連れてくるからだ。その最たる者が中日から獲ってきた昨年のホームラン王のゲレーロだ。ゲレーロは2日続けてホームランを打っていたが、何と言ってもビリのテイームのホームラン王だ。リーグが違うソフトバンクは敢えて打たせていたのかも知れない。

読売の強みは菅野、田口、マシソン、カミネロだったかの投手陣にMLB帰りの上原と西武から獲ってきた野上が加わった事だろう。だが、ここはドラフトで獲ってきた若手を育てることが拙劣だから、岡本だの吉川だのが何処まで伸びたかが鍵になると思う。何れにせよ、未だに阿部慎之助だの内海だの大竹を残している点は弱みだろうと思うよ。問題は広島に勝てるかという辺りだろう。

ソフトバンクはもしかすると読売と日本シリーズでも戦うかも知れない強豪だ。昨年と余り戦力が変わっていない点が気になったが、今年も強いのではないかと思わせてくれた。ここは世代交代を図るべき時が近くなっているのと、案外に捕手が手薄なのが弱点かも知れない。

私が最も気に入らないのが、マスコミの清宮幸太郎の持ち上げ過ぎだったこと。大したことはない高校生の投手たちから110本だったかのホームランを打ったからと言ってチヤホヤし過ぎだった。栗山監督の使い方も疑問だらけだった。何と言っても高校を出たばかりの子供を持ち上げて一軍に入れて期待という名の圧力をかけた為に見事に胃腸を悪くしてしまった。大谷翔平に対する過剰な期待と同じだ。清宮の問題点は既に指摘したので省くが、彼の育て方を再考すべきだろう。

私は広島の鈴木誠也に期待していたが、昨年は負傷で中途半端に終わった。私は経験からも「無事これ名馬」を信奉しているので、鈴木君が今シーズン何処まで行けるかを期待するとともに、危うしとも思っている。言い方を変えれば「怪我をする奴はヘボだ」ということ。もう一人期待すべきか否かで迷うのが横浜の筒香だ。彼には未だに粗雑さが残っているのが気になるから。

ここで、一寸話題を変えて、サッカーの日本代表を採り上げたい。私は頭からあのハリルホジッチなる監督を信用していないので、昨日発表された26人を見ても期待は出来ないかと危惧している。産経は貶していた通りで、スペインのリーグで一本目扱いをされている乾を落として、水準が低いリーグで沢山点を取った者を選んでいるようではどうにもならない。

私の持論は「点を取った者が偉いのではなく、そこまでの組み立てをした連中に価値があるのだ」である。解ったかな、ハリルホジッチ君。でも、私は君に期待する以外ないという弱い立場にあると知ってくれ。