1010 Radio

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ラジオ・タイランド(9月24日放送)

2006-09-26 | ラジオ
●タイ工業連盟副会長によると、今年上半期は輸出が経済成長の牽引車
 になると予想される。これは今年上半期に民間消費、個人投資の伸び悩
 みが見られ、この傾向が今後、強まると予想されることによるもの。
 副会長は原油価格の高騰に伴う、国内燃料価格の上昇、政治的な混乱
 が続いていたこと、金利が上昇していること等がタイ経済に影響している。
 しかし輸出は順調に成長しており、これがタイ経済を成長させる大きな要
 因になっていると説明した。
 輸出品目では特に電子製品、電気製品、自動車、食品が有望で今年一
 年間で成長率が5%に達すると予想されている。

●スワンナプーム空港のソムチャイ空港長によると、空港の屋根に一部修
 理すべきところがあるものの、これは大きな問題ではなく新国際空港は予
 定通り今月28日に正式開港出来るとした。
 修理が必要な屋根は重要な箇所ではないため、 その修理が空港の機能
 に大きな影響を与えることは無いと考えられる。
 ソムチャイ空港長は、屋根のガラスの継ぎ目のネジが欠けている所があり、
 ここから雨が漏れている。しかしこのような事は、珍しいことではないと指摘
 した。
 この雨漏りは、ネジを縫った後に直ぐに作業員が、慣らす拭きをしたことが
 原因と考えられている。
 スワンナプーム空港は、バンコク国際空港の5倍の規模を持つ国際空港で、
 今月15日から一部の航空会社がすでに業務を開始している。運輸省による
 とソフトオープンという形で、早期に業務を開始することで問題点があれば、
 それが明らかになり改善すすることが出来るため、28日に新国際空港をス
 ムーズに正式開港することが可能になるとした。

●先に北部のチェンマイ大学で、メコン川の流れる国々の協力促進を目的と
 した会議が行われた。
 アジアの重要な河川のひとつメコン川は、この地域の国々を流れ、また重
 要な水上輸送のルートともなっている。
 今回の話し合いにはカンボジア、中国、ラオス、ベトナム、タイ、ミャンマー
 から代表が出席した。
母なるメコン、その豊かさを蝕む開発

めこん

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 これらの国々は以前から経済、投資、観光などの分野で協力することで合
 意しており、1992年からはフィリピンのマニラに本拠を置く、アジア開発銀
 行のメコン川領域開発計画も実施されている。
 この計画では貿易、投資、工業、農業、サービスの分野で6カ国の協力を
 促進し、雇用の創出を図ることなどが目標とされている。