●ロシアでは大晦日からプーチン大統領が恒例のTV演説を行い、新年の御祝い
を述べた。
この中で大統領は在任の8年間を振り返り、ロシアを自由で強い国にへと変え
国民生活を心地よいものとするため、共に働いてくれたとして国民に感謝を述
べた。
またプーチン大統領は今後に付いても、国民は正しい道を選んだ成功が訪れ
るだろうと語り、ロシアには偉大なる歴史、莫大な資源、勇敢さ、人々が知的か
つ勤勉であるためのポテンシャルがあり、成功の条件が全て整っていると述べ
た。
さらにプーチン大統領は新年の御祝いの中で、人々の繁栄と平穏無事な生活
を祈り、新年は家族への愛と希望、信頼が合わさった、全てが出来上がり生活
は良くなり、子供達が幸せに年老いた人々も健康で無事になるようにと述べた。
![AX](http://w1.ax.xrea.com/l.f?id=300411916&url=X)
●今年の政府の優先課題としてプーチン大統領は、社会分野と国民所得の向上
を挙げている。
1月から政府では新たに経済改革が始まり、イノベーションや各産業分野、地域
開発に重点が置かれることになっている。
そしてそのために各省庁では国民福祉向上を中心に、規範となる公的決定が1
年以内に約50立案されることになっている。
●国際社会における、今年2008年の主要課題の一つは、コソボの地位確定に関
する一連の状況の最終的な解決である。
これは国連のパン・ギムン事務総長が述べたものだ。
パン・ギムン事務総長は昨年の主な成果として、インドネシアのバリ島で行なわれ
た国連気候変動枠組条約締結国会議(COP13)で、環境保護に関する包括的な合
意を2009年までに締結するという決定を下されたことを挙げた。
さらにパン・ギムン事務総長はこれからの課題として、今後2年の内にリビア、ブル
キナ・ファソ、ベトナム、クロアチア、コスタリカの5カ国を、新しく国連安全保障理事
会の非常任理事国に加えるための作業に取り掛かると述べた。
●EU・欧州連合の今後半年間にわたる議長国を、スロベニアが務めることになった。
スロベニアのダニロ・トゥルク大統領は、スロベニアがEU加盟諸国間の文化交流と
各組織間のパートナー関係を促進させることを主な目的としており、同時にロシ、EU
関の協力体制を強化していく構えであると述べた。
尚、統一通貨ユーロを持つEUには、マルタとキプロスの2カ国が新しく加盟した。
●アメリカ上院議会では、ブッシュ大統領への批判をこめて民主党が、12月31日に
1分足らずの会議を行なった。
アメリカではもし議会が休会中、もしくは国の祝日等の代休に行なわれれば、上院
の合意無しで、大統領が公のポストを任命する全権を有している。
実際ブッシュ政権指導部のポストに関しては、これまでも一度ならず、この様な方法
で任命されてきた。
そのため民主党員は数名規模の短時間会議を、1週間に二度も行なった。
つまり上院会議は公式的には、新年も仕事を続けている。
●1日、パキスタン選挙管理委員会が発表したところによると、今月1月8日に実施され
る予定だった総選挙は2月に延期されることになった。
この選挙の延期は、昨年12月27日にパキスタン人民党の党首であったブット元首相
の暗殺を受けて、国内状況が緊迫していることが考慮されたものだ。
●1日ロシアは、隣国ウクライナ向け天然ガスの供給価格を、1千立法メートル当たり17
9ドル50セントまで引き上げた。
これはガスプロムとウクライナ側との間で、昨年12月5日に合意が結ばれたものだ。
一方で同じ隣国のベラルーシへの天然ガス供給価格は、1千立法メートル当たり119ド
ルとなった。
ロシアはウクライナ・ベラルーシに自国産天然ガスを供給する一方で、中央アジアのトル
クメニスタンからは逆にガスを購入している。
トルクメニスタン産の天然ガスの、ロシアへの供給価格はこの度1千立方メートル当たり、
130ドルまで引き上げられたものの、それより安値で売ることになるベラルーシへの供給
価格に付いては、長期契約を優先する形となった。
●一方トルクメニスタン産の天然ガスの、ロシア供給を見込んだガスパイプラインの計画に
付いて、トルクメニスタンと経由国カザフスタンの大統領が電話会談を行なった。
カザフスタン大統領と、トルクメニスタン大統領は、電話会談の中でロシアへの供給を目
指した、カスピ海沿岸パイプラインプロジェクトに付いて話しあった。
パイプライン建設計画は、先日ロシアを含む3カ国によって合意に至ったもので、電話会
談の中でトルクメニスタン、カザフスタンの両大統領は、この決定に付いて地域のパートナ
ー関係の新たな時代を開くものであるとの見方で一致した。
●ロシアでは1日から徴兵による兵役義務が、1年に削減された。
これは昨年7月に承認された法律の発行を受けてのもので、同様に徴集延期の基準に付
いても一部変更、一部撤廃となる。
これらは兵員の補充を、これまでの徴兵から契約制へ段階的に、移行していくに当たって
の一時的な措置。
●モスクワ市当局が伝えたところによると、モスクワで大晦日から1日未明にかけて行なわれ
た祝祭行事ニューイヤーイベントは、合計で250万人を動員した。
モスクワの赤の広場では新年の鐘の音と題されたプログラムの下、ステージ上でロシア正
教の教会の様な、複数の鐘の音が披露されたほか、歌謡ショーや民族楽団の公演が催され
さらに夜中の12時にクレムリンの時計台の鐘が鳴ると、空にはいっせいに花火が打ち上げ
られた。
![](http://www23.a8.net/svt/bgt?aid=071229948650&wid=001&eno=01&mid=s00000007190001004000&mc=1)
![](http://www18.a8.net/0.gif?a8mat=16EPDO+AQZRZM+1JH8+5Z6WX)
を述べた。
この中で大統領は在任の8年間を振り返り、ロシアを自由で強い国にへと変え
国民生活を心地よいものとするため、共に働いてくれたとして国民に感謝を述
べた。
またプーチン大統領は今後に付いても、国民は正しい道を選んだ成功が訪れ
るだろうと語り、ロシアには偉大なる歴史、莫大な資源、勇敢さ、人々が知的か
つ勤勉であるためのポテンシャルがあり、成功の条件が全て整っていると述べ
た。
さらにプーチン大統領は新年の御祝いの中で、人々の繁栄と平穏無事な生活
を祈り、新年は家族への愛と希望、信頼が合わさった、全てが出来上がり生活
は良くなり、子供達が幸せに年老いた人々も健康で無事になるようにと述べた。
●今年の政府の優先課題としてプーチン大統領は、社会分野と国民所得の向上
を挙げている。
1月から政府では新たに経済改革が始まり、イノベーションや各産業分野、地域
開発に重点が置かれることになっている。
そしてそのために各省庁では国民福祉向上を中心に、規範となる公的決定が1
年以内に約50立案されることになっている。
●国際社会における、今年2008年の主要課題の一つは、コソボの地位確定に関
する一連の状況の最終的な解決である。
これは国連のパン・ギムン事務総長が述べたものだ。
パン・ギムン事務総長は昨年の主な成果として、インドネシアのバリ島で行なわれ
た国連気候変動枠組条約締結国会議(COP13)で、環境保護に関する包括的な合
意を2009年までに締結するという決定を下されたことを挙げた。
さらにパン・ギムン事務総長はこれからの課題として、今後2年の内にリビア、ブル
キナ・ファソ、ベトナム、クロアチア、コスタリカの5カ国を、新しく国連安全保障理事
会の非常任理事国に加えるための作業に取り掛かると述べた。
●EU・欧州連合の今後半年間にわたる議長国を、スロベニアが務めることになった。
スロベニアのダニロ・トゥルク大統領は、スロベニアがEU加盟諸国間の文化交流と
各組織間のパートナー関係を促進させることを主な目的としており、同時にロシ、EU
関の協力体制を強化していく構えであると述べた。
尚、統一通貨ユーロを持つEUには、マルタとキプロスの2カ国が新しく加盟した。
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●アメリカ上院議会では、ブッシュ大統領への批判をこめて民主党が、12月31日に
1分足らずの会議を行なった。
アメリカではもし議会が休会中、もしくは国の祝日等の代休に行なわれれば、上院
の合意無しで、大統領が公のポストを任命する全権を有している。
実際ブッシュ政権指導部のポストに関しては、これまでも一度ならず、この様な方法
で任命されてきた。
そのため民主党員は数名規模の短時間会議を、1週間に二度も行なった。
つまり上院会議は公式的には、新年も仕事を続けている。
●1日、パキスタン選挙管理委員会が発表したところによると、今月1月8日に実施され
る予定だった総選挙は2月に延期されることになった。
この選挙の延期は、昨年12月27日にパキスタン人民党の党首であったブット元首相
の暗殺を受けて、国内状況が緊迫していることが考慮されたものだ。
●1日ロシアは、隣国ウクライナ向け天然ガスの供給価格を、1千立法メートル当たり17
9ドル50セントまで引き上げた。
これはガスプロムとウクライナ側との間で、昨年12月5日に合意が結ばれたものだ。
一方で同じ隣国のベラルーシへの天然ガス供給価格は、1千立法メートル当たり119ド
ルとなった。
ロシアはウクライナ・ベラルーシに自国産天然ガスを供給する一方で、中央アジアのトル
クメニスタンからは逆にガスを購入している。
トルクメニスタン産の天然ガスの、ロシアへの供給価格はこの度1千立方メートル当たり、
130ドルまで引き上げられたものの、それより安値で売ることになるベラルーシへの供給
価格に付いては、長期契約を優先する形となった。
●一方トルクメニスタン産の天然ガスの、ロシア供給を見込んだガスパイプラインの計画に
付いて、トルクメニスタンと経由国カザフスタンの大統領が電話会談を行なった。
カザフスタン大統領と、トルクメニスタン大統領は、電話会談の中でロシアへの供給を目
指した、カスピ海沿岸パイプラインプロジェクトに付いて話しあった。
パイプライン建設計画は、先日ロシアを含む3カ国によって合意に至ったもので、電話会
談の中でトルクメニスタン、カザフスタンの両大統領は、この決定に付いて地域のパートナ
ー関係の新たな時代を開くものであるとの見方で一致した。
●ロシアでは1日から徴兵による兵役義務が、1年に削減された。
これは昨年7月に承認された法律の発行を受けてのもので、同様に徴集延期の基準に付
いても一部変更、一部撤廃となる。
これらは兵員の補充を、これまでの徴兵から契約制へ段階的に、移行していくに当たって
の一時的な措置。
●モスクワ市当局が伝えたところによると、モスクワで大晦日から1日未明にかけて行なわれ
た祝祭行事ニューイヤーイベントは、合計で250万人を動員した。
モスクワの赤の広場では新年の鐘の音と題されたプログラムの下、ステージ上でロシア正
教の教会の様な、複数の鐘の音が披露されたほか、歌謡ショーや民族楽団の公演が催され
さらに夜中の12時にクレムリンの時計台の鐘が鳴ると、空にはいっせいに花火が打ち上げ
られた。
![](http://www18.a8.net/0.gif?a8mat=16EPDO+AQZRZM+1JH8+5Z6WX)