1010 Radio

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ラジオ・タイランド(1月24日放送)

2008-01-26 | ラジオ
●スラユット首相は南部問題解決に対する不安があることを容認し、この問
 題に付いては、自ら次期首相へ引継ぎを行なう準備を用意していることを
 明らかにした。
 スラユット首相は先ごろ、新たに建設された道路の開通式に出席するため
 南部国境地域にある3つの県を訪れたことに対し、この道路の建設工事は
 請け負った民間会社が、道路工事を継続することが不可能となったためず
 っと遅れていた。
 従って軍部の力を借りて工事を進めてきた。今も公務員などが攻撃の対象
 にされている件に付いては、細かな要因が絡んでおり政府が解決できるもの
 ではない。
 次期政府に対する要望は今のところ無い。先ずは次の首相を決めることだ。
 南部国境地域3県が抱えている問題の付いての、不安を抱いていることは否
 めないと述べた。AX

●ブンロート国防大臣は次期国防大臣の引継ぎに関する提案は、人民の力
 党のサマック党首が、国防大臣に就任することを妨害するものではなく、国
 内の融和を図り、国家が前進出来る様したいだけだとの考え方を示した。
 ブンロート国防大臣は国家治安評議会と軍部が、先ごろ次期国防大臣の皮
 質に関する提案したことに関連し、単に皮質に対する考え方を示しただけで、
 それ以外の理由は無い。
 サマック氏が国防大臣に就任することを妨害する意図も無い。国民が融和し、
 国家が前進できることを望んでいるだけだ。
 軍部の提案に政治部門がどの様に対処するかは彼ら次第だが、ただし国防
 大臣が軍人出身であれば軍の内情もよく理解できるし、軍部と政治部門の指
 示連絡もスムーズに運ぶことが出来ると述べた。
 ブンロート国防大臣はサマック氏の国政運営手腕が、国家の危機を救うこと
 が出来るかどうかに付いての批評は避けながらも、今後は注目する必要があ
 るとの考えを示した。

●EUのミャンマー和平問題担当特別大使が、今月末にミャンマー問題に付いて
 話し合うため、タイを訪れる予定。
●商務省は国内外の出先全てに、オペレーションルームを開設した。
 商務大臣はこれに関しオペレーションルームの設置開設は、タイの貿易環境と
 投資環境の拡大に対応し、外国との競争力をこれまで以上に強化することを目
 的としている。
 オペレーションルームは国内外の経済情報のセンターとなるほか、商務省の全
 ての部門間での連絡や指示も行なうことができると説明している。
 またオペレーションルームでは、タイの景気や貿易に影響を及ぼすかもしれない
 様々な要因に対しての調査や、監視も行なうことになっているとした。

●海外貿易局によると、昨年の11月1日に日タイ経済連携協定が発行してからの
 3ヶ月間で、タイから日本への輸出高は11億5千万ドル余りに達した。
●長距離バスを運行する国営のトランスポート社は、ラオスのビエンチャン市と共
 同で、タイ東北部の街コンケンとビエンチャンを結ぶ、国際バスを運行することに
 なった。
 トランスポート社長によると、これまでに開設されているタイとラオスを結ぶ国際バ
 ス路線は、両国間の往来を便利にし、それによって国境地域の経済成長率も伸
 びていることから、タイ東北部の中心都市コンケンからもビエンチャンへの直通バ
 ス路線を開設することになったとしている。
 これでタイとラオスを結ぶ路線は全部で5つとなる。
 コンケンとビエンチャンを結ぶ路線は、2月14日から開設され、45人乗り程度のバ
 スが1日2往復から4往復運行される予定で、運賃は片道180バーツまたは5万切
 符となっている。
ラオス いとしい国―私が出会った女性たち

前田 初江
段々社


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