中国国際放送(1月10日放送）

●中国税関総署が11日発表したところによると、2007年、中国の輸出入の総
　額は前年と比べ、2割以上増え2兆1700億ドルに達しており、初めて2兆ドル
　を超えた。
●北京オリンピックの開幕式と閉幕式を指揮する組織委員会の副部長は、11
　日、北京オリンピック開幕式の聖火台の点火式がすでに決まっていたが、現
　在は非公開の状態で、全部で10人の関係者しか分かっていないと語った。
●中国共産党中央対外連絡部部長は11日、北京でアメリカのヒル国務次官補
　と会談し、朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の動向に付いて意見交換した。

●中国の国務委員兼国務院秘書長は10日、中国は外国の優秀な人材を導入
　する制度を積極的に推進していくことを明らかにした。
●リンゴや柑橘類に多く含まれる、多糖類のペクチンを生産する中国山東省の
　煙台アンドレペクチン有限公司は10日、年間2000トンのペクチンを生産できる
　 生産ラインの運転を開始した。
　これによりアジア太平洋地域で最も規模の大きいペクチン生産基地が稼動した
　ことになり、中国の食品や医薬品などの業界での、ペクチン原料の大量輸入に
　終止符が打たれる。

●中国山東省の済寧市で、中国文化のモデルタウンを建設することが決まった。
●中国外貨取引センターの最新データによると、11日、人民元の対ドル為替レー
　トの中間値は1ドル＝7.2672元に達し、人民元為替レート改革以来の最高値を
　記録した。
●アメリカのデイビッド商務次官補は10日、アメリカのクリーンエネルギー会社17
　社の代表を率いて広州を訪問した。デイビッド商務次官補は、両国のクリーンエ
　ネルギー分野には、大きなビジネスチャンスがあると語った。
●世界自然保護基金は中国南西部の雲南省、貴州省、四川省などと協力して進
　める、赤水河流域の保護に関する生態プロジェクトを10日にスタートさせた。

●日本の衆議院本会議は11日午後、与党による３分の２以上の賛成多数で、イン
　ド洋での海上自衛隊による、給油活動を再開するための新テロ対策特別措置法
　案を再可決した。

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●IAEAのエルバラダイ事務局長は11日、テヘラン入りし、イランへの訪問を始めた。
●アメリカ国務院のケーシー副報道官は10日、ホルムズ海峡で6日、イラン高速艇
　がアメリカ艦艇に挑発的な行為をした事件に付いて、アメリカはスイス当局を通じ
　てイラン政府に外交文書を送り、正式に抗議したと述べた。
　一方、イラン海軍の高官は、イラン海軍がホルムズ海峡で巡回をするのは通常の
　ことだと強調し、アメリカはこの事件を利用して、ブッシュ大統領の中東訪問の失
　敗を隠そうとする政治的な狙いがあると指摘した。
●ＡＵ・アフリカ連合の議長を務めるガーナのクフォー大統領は10日、ケニアの首都
　ナイロビで、ケニア政府と野党は、アナン前国連事務総長が紛争の仲裁役を担当
　することに同意したと述べた。