北朝鮮の二度目の核実験の1ヶ月前に、中国はアメリカに対し米中朝の3者会談を提案していた。
これは民間の内部告発サイトWikileaksが、アメリカの機密文書25万点を公開した中で明らかになったものだ。
それによると昨年4月、中国政府は秘密裏にアメリカ政府に対し3者協議のフォーマットで、北朝鮮と協議するよう提案を持ちかけたということだ。
このイニシアチブが示されるまで北朝鮮は6ヵ国協議、朝鮮半島の核問題に関する6ヵ国協議のメンバー国とのコンタクトを拒絶していた。
翌月5月25日に北朝鮮は二度目の核実験を行い、同時に新型の地対空クラスのミサイルを打ち上げた。
後になって明らかになったところでは、このミサイルの標的というのは北朝鮮の核実験場を偵察していた、アメリカのスパイ機が標的となっていたということだ。
もし中国が3者協議と言った提案を実際にアメリカに示していたとしたら、中国は北朝鮮の核に付いての何らかの極秘情報を未然に入手することが出来、またアメリカとそれを共有することに依存は無かった、そうゆう言い方も出来るのではないだろうか。
アメリカ政府はWikileaksが暴露したところから判断するに、3者協議と言う考えかたには反応しなかったようだ。
もしアメリカ政府が3者協議を受け入れていたとしたら、朝鮮半島情勢は別の方向に、今よりもっと予測可能なシナリオに沿って進んでいたのではないかという見方も出ている。
※アメリカは中国、北朝鮮との3者協議に応じなかったのか(2)へ続く
11月30日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
これは民間の内部告発サイトWikileaksが、アメリカの機密文書25万点を公開した中で明らかになったものだ。
それによると昨年4月、中国政府は秘密裏にアメリカ政府に対し3者協議のフォーマットで、北朝鮮と協議するよう提案を持ちかけたということだ。
このイニシアチブが示されるまで北朝鮮は6ヵ国協議、朝鮮半島の核問題に関する6ヵ国協議のメンバー国とのコンタクトを拒絶していた。
翌月5月25日に北朝鮮は二度目の核実験を行い、同時に新型の地対空クラスのミサイルを打ち上げた。
後になって明らかになったところでは、このミサイルの標的というのは北朝鮮の核実験場を偵察していた、アメリカのスパイ機が標的となっていたということだ。
もし中国が3者協議と言った提案を実際にアメリカに示していたとしたら、中国は北朝鮮の核に付いての何らかの極秘情報を未然に入手することが出来、またアメリカとそれを共有することに依存は無かった、そうゆう言い方も出来るのではないだろうか。
アメリカ政府はWikileaksが暴露したところから判断するに、3者協議と言う考えかたには反応しなかったようだ。
もしアメリカ政府が3者協議を受け入れていたとしたら、朝鮮半島情勢は別の方向に、今よりもっと予測可能なシナリオに沿って進んでいたのではないかという見方も出ている。
※アメリカは中国、北朝鮮との3者協議に応じなかったのか(2)へ続く
11月30日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル