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韓国軍、延坪島で射撃訓練実施(1)

2010-12-23 | ラジオ
韓国軍は黄海の係争中の海域にある北朝鮮との国境の島、延坪島で、そしてその周辺海域で射撃訓練を実施した。
これは朝鮮半島情勢に関する声明を採択しようとの、国連安全保障理事会の試みが失敗に終わった後なされたものだ。
国連安全保障理事会開会のイニシアチブをとったのはロシアだった。

すでに18日、ロシアはメンバー国に対して、早急に韓国当局が計画していた、この射撃訓練と北朝鮮当局が事前に警告していた反撃の問題に付いて、それが引き起こす結果に付いて話し合うよう呼びかけ、翌日曜日19日、安全保障理事会メンバー国は8時間にわたって、ロシア代表団が準備した文書案を討議した。
しかしコンセンサスを得ることは出来なかった。
躓きの石となったのは状況の受け止め方、アプローチの仕方に違いがあったからだ。
アメリカやその他の西側諸国は、11月23日の出来事によって状況が悪化してしまったのは、一重に北朝鮮側の責任だとすることを(???)している。

その当時、北朝鮮は延坪島を砲撃し4人の民間人が犠牲となった。
こうした西側のアプローチには中国とロシアが反対し、両国の国連大使は南北朝鮮に自制を求め、同時に今の危機的な状況は、先ず第一に政治的また外交的手段て解決しなければならないと強く訴えた。
討議で参加者の意見が唯一一致したのは、潘基文国連事務総長に状況を調整のための特使を派遣するよう要請するという事だけだった。この自制を求めるシグナルは送られなかった。
韓国当局は恐らくそれを期待していたようだ。発表された射撃訓練は実行された。これはすでに挑発といってよいものだ。北朝鮮当局はそれに耐えている。北朝鮮が核兵器を保有していることを(「こうり」こうりって何だ??)にいれば、韓国の行った行為は、あまりにも無責任ではないだろうか。

(???)は男性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず
韓国軍、延坪島で射撃訓練実施(2)へ続く

12月20日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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