一部の報道機関ではロシアのイリューシン20電子偵察機が、太平洋での日米軍事演習海域に進入したという報道がなされているが、ロシアのイリューシン20電子偵察機が、太平洋での日米軍事演習海域に侵入することは不可能だ。
というのも昨年夏から今に至るまで修理中であるためだ。しかし海外メディアではロシアの航空機によって、秘密情報の電波諜報が行われたと報道されており、ロシア連邦東軍管区では冗談の種となっている。また日米の軍事演習はロシア側の航空機接近によって中断されたとのことだ。
ロシア極東には日本海での日米軍事演習に接近したと報道されているような電子偵察機は1機しかない。
しかも同機が格納庫で修理中であるということは、日米とも衛星から充分に観測できた筈だ。そのことからロシア側は、今回の電子偵察機イリューシン20が日米演習空域に進入したという報道を挑発ととらえている。
通常であればこのような挑発には応えないが、今回の事件は地域情勢が緊迫化する中で発生したことから、同事件について社会政治研究センター所長はロシアの声のインタビューなかにへ(※「なかにへ」って何だ)次のように述べてくれた。
「朝鮮半島およびその付近の状況は非常に緊張したものとなっている。よって、当該地域で行われる演習はどんなものであっても、非常に警戒されることになる。日米共同軍事演習は、同地域の現状から考えて明らかに一貫性を欠くものだ。
さらにロシア側の電子偵察機によって、軍事演習が中止されたなどという虚偽の情報を流すことは、反建設的な行動だ」
所長はこのように話している。
このような情報が流される前に、ロシア太平洋艦隊のマルトフ報道官は、日米が日本海での演習を決定したことに付いて、ロシア側の航空部隊による通常飛行ルートが変更されることはないとの通達を出していた。
よって日米演習空域に現れ演習を中断させたのは、イリューシン20電子偵察機ではなく、国境防衛のためのイリューシン38対潜水艦対哨戒機(※どっちちだ)の筈だ。
ロシア側哨戒機が確認されたのは、イージス艦に対する空からの攻撃を迎撃する訓練が行われていたときだった。
そのような飛行は極東のみならず、世界中の航空部隊が行っているものだ。しかもロシア側は国際航空規則を遵守している。もしもアメリカ側が今回の事件で、レーダー電波に関する情報が漏洩したと主張するのであれば、それは日米の軍艦が使用する周波数の安全性確保の問題だ。
隣国が実施する軍事演習を観測することは、どの国の軍隊であれ普通に見られる行動だ。
また最近25年間で最大規模の日米間の海上軍事演習となれば、それは当然のことだろう。今回の演習には北海道から沖縄までの、すべての軍事基地が動員されている。日米両国から隊員4万4千名、航空機400機および艦艇60隻が参加した。原子力空母ジョージ・ワシントンも参加している。
12月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
というのも昨年夏から今に至るまで修理中であるためだ。しかし海外メディアではロシアの航空機によって、秘密情報の電波諜報が行われたと報道されており、ロシア連邦東軍管区では冗談の種となっている。また日米の軍事演習はロシア側の航空機接近によって中断されたとのことだ。
ロシア極東には日本海での日米軍事演習に接近したと報道されているような電子偵察機は1機しかない。
しかも同機が格納庫で修理中であるということは、日米とも衛星から充分に観測できた筈だ。そのことからロシア側は、今回の電子偵察機イリューシン20が日米演習空域に進入したという報道を挑発ととらえている。
通常であればこのような挑発には応えないが、今回の事件は地域情勢が緊迫化する中で発生したことから、同事件について社会政治研究センター所長はロシアの声のインタビューなかにへ(※「なかにへ」って何だ)次のように述べてくれた。
「朝鮮半島およびその付近の状況は非常に緊張したものとなっている。よって、当該地域で行われる演習はどんなものであっても、非常に警戒されることになる。日米共同軍事演習は、同地域の現状から考えて明らかに一貫性を欠くものだ。
さらにロシア側の電子偵察機によって、軍事演習が中止されたなどという虚偽の情報を流すことは、反建設的な行動だ」
所長はこのように話している。
このような情報が流される前に、ロシア太平洋艦隊のマルトフ報道官は、日米が日本海での演習を決定したことに付いて、ロシア側の航空部隊による通常飛行ルートが変更されることはないとの通達を出していた。
よって日米演習空域に現れ演習を中断させたのは、イリューシン20電子偵察機ではなく、国境防衛のためのイリューシン38対潜水艦対哨戒機(※どっちちだ)の筈だ。
ロシア側哨戒機が確認されたのは、イージス艦に対する空からの攻撃を迎撃する訓練が行われていたときだった。
そのような飛行は極東のみならず、世界中の航空部隊が行っているものだ。しかもロシア側は国際航空規則を遵守している。もしもアメリカ側が今回の事件で、レーダー電波に関する情報が漏洩したと主張するのであれば、それは日米の軍艦が使用する周波数の安全性確保の問題だ。
隣国が実施する軍事演習を観測することは、どの国の軍隊であれ普通に見られる行動だ。
また最近25年間で最大規模の日米間の海上軍事演習となれば、それは当然のことだろう。今回の演習には北海道から沖縄までの、すべての軍事基地が動員されている。日米両国から隊員4万4千名、航空機400機および艦艇60隻が参加した。原子力空母ジョージ・ワシントンも参加している。
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12月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル