11月23日、北朝鮮が韓国に向かって砲撃を行ったその日、日本の自衛隊統合幕僚幹部の磯部防衛計画部長率いる代表団が、サンクトペテルブルグにあるロシア西部軍管区を訪れた。
西部軍管区の副司令官との協議では、偶然この日、発生した北朝鮮による砲撃事件も議題に上ったということだ。
日本から遠く離れた西部軍管区との協力が、何故これほどの関心を呼んでいるのか、またロシアの軍関係者らは今回の訪問をどのように評価しているのか。
西部軍管区の広報部は次のように話している。
「西部軍管区は新たな指揮統制システムの創設における仙窟者だ。すでに明らかになっているように、6つあった軍管区が4つに削減された。
また今後は艦隊、空軍、地上軍が一つの軍管区に集中することになる。
日本の代表団は何よりも、こうした軍の改編に関心を示している」
また協議では日本とロシアの両方を脅かしている、諸問題に付いても意見が交わされたということだ。
これに付いて西部軍管区の広報部職員は、次のように語っている。
「協議では最近の朝鮮半島情勢に付いても取り上げられた。朝鮮半島は日本と直接隣り合っている。ロシアは日本の隣国として、また北朝鮮と国境を接する国として地域の安定維持に大きな関心を持っている。地域には南北朝鮮だけでなく中国もある。中国は最近、軍事的な存在を強め新たな兵器を配備するようになっている。例えば弾道ミサイルは日本、ロシアに懸念を抱かせない訳にはいかないものだ。
今回の協議は公式的なものだったが、部分的には非公式な性質を持つものとなった。協議は軍事、政治分野を含めた両国の関係改善に有益ものになったと思う」
西部軍管区広報部の職員は、このように話している。
軍事分野、海上軍事分野におけるロシアと西部軍管区の協力は、極東軍管区に比べると遥かに珍しいものとなっている。
ロシア軍の改編後、極東軍管区はシベリア軍管区の一部、太平洋艦隊などとともに東部軍管区となった。
また東部軍管区は極東軍管区の司令官によって取り纏められる事になる。
しかしこうした改編が露日の軍事協力、そして国際的な軍事協力に否定的な影響をもたらすことは決してない。
こうした協力、交流が平和的なものであることを願うばかりだ。
11月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
西部軍管区の副司令官との協議では、偶然この日、発生した北朝鮮による砲撃事件も議題に上ったということだ。
日本から遠く離れた西部軍管区との協力が、何故これほどの関心を呼んでいるのか、またロシアの軍関係者らは今回の訪問をどのように評価しているのか。
西部軍管区の広報部は次のように話している。
「西部軍管区は新たな指揮統制システムの創設における仙窟者だ。すでに明らかになっているように、6つあった軍管区が4つに削減された。
また今後は艦隊、空軍、地上軍が一つの軍管区に集中することになる。
日本の代表団は何よりも、こうした軍の改編に関心を示している」
また協議では日本とロシアの両方を脅かしている、諸問題に付いても意見が交わされたということだ。
これに付いて西部軍管区の広報部職員は、次のように語っている。
「協議では最近の朝鮮半島情勢に付いても取り上げられた。朝鮮半島は日本と直接隣り合っている。ロシアは日本の隣国として、また北朝鮮と国境を接する国として地域の安定維持に大きな関心を持っている。地域には南北朝鮮だけでなく中国もある。中国は最近、軍事的な存在を強め新たな兵器を配備するようになっている。例えば弾道ミサイルは日本、ロシアに懸念を抱かせない訳にはいかないものだ。
今回の協議は公式的なものだったが、部分的には非公式な性質を持つものとなった。協議は軍事、政治分野を含めた両国の関係改善に有益ものになったと思う」
西部軍管区広報部の職員は、このように話している。
軍事分野、海上軍事分野におけるロシアと西部軍管区の協力は、極東軍管区に比べると遥かに珍しいものとなっている。
ロシア軍の改編後、極東軍管区はシベリア軍管区の一部、太平洋艦隊などとともに東部軍管区となった。
また東部軍管区は極東軍管区の司令官によって取り纏められる事になる。
しかしこうした改編が露日の軍事協力、そして国際的な軍事協力に否定的な影響をもたらすことは決してない。
こうした協力、交流が平和的なものであることを願うばかりだ。
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11月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル