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ロシアの憲法記念日によせて

2010-12-15 | ラジオ
新しいロシア国家の基礎となる憲法が制定されてから丁度17年となるが、12月12日はロシア全国で、憲法記念日が祝われている。
憲法が制定されたのはロシアが困難な時期を迎えていたときだった。憲法制定を左右する国民投票は、1993年9月から10月にかけてエリツィン大統領側と、その反対派の間で起こった事件が終結した直後に行われた。
まさにロシアと言う国が分裂と内戦の瀬戸際に立ち、混乱が全国化するかどうかという時期に当たっていた訳だ。

憲法起草メンバーの一人であったチェニッチ氏(たぶんこれでいいと思うのだが)は、ロシアの声からのインタビューのなかで、しっかりとした市民的平和と社会政治的安定化の希望を持って、憲法が制定されたと述べている。
「モスクワで起こった議会砲撃の音が鳴り響くなかで、憲法が制定された言っても過言でも無いだろう。
そのことは憲法の起草作業にも影響を与えた。社会は内戦の瀬戸際に立っていた。
しかし国民投票で憲法が承認されたことによって、どうにかその危険性を回避することが出来たのだ。そのような状況では起草された憲法は最高のものだった。憲法は生活の基礎を規定する重要なものだ。大統領への権力の集中によって、当時懸念されていたリスクを回避することが出来たのだ」

また続けて93年憲法は人間、および人間の権利と自由を優先課題とし、国家がこれらの基本価値を遵守することを定めた点において、それ以前の憲法とは全く違っているということを指摘している。
「ロシア連邦憲法には世界の民主主義の基本となる原則が、第一章および第二章で定められている。
それは立憲制の原則と人と市民の権利と自由というものだ。それらの条文は国際機関の優れた法律家たちから非常に高い評価を得ている」

17年間の開に憲法改正が行われたのは一度だけだ。2年前に大統領の任期が6年に、議員の任期が5年にそれぞれ延長された。
大半の政治家と法律家達は未だに、憲法のなかで示されている考えが完全に実践されているとは考えてはいない。
市民の社会的、経済的そして政治的権利の保護のための仕組みが出来上がっているとは言えないからだ。
また立法。行政、司法という3件の関係においても、またそれぞれの政治政党間の関係においても課題は残っている。
いわばまだまだ(???))を持った憲法であると言える。

社会(???)の結果によればロシア国民の四分の三が、憲法記念日を記憶していると述べている。
一方で残り四分の一は、憲法が実際的役割を果たしていないと考えている。
また同じく四分の一の人々が、憲法は国家秩序を維持するためのものであると考えている一方で、三分の一は市民の権利と自由を保障することが重要だと考えていることが明らかとなっている。

(???)は男性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず

12月12日放送 ロシアの声・週間ラジオ展望
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