1010 Radio

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手がむずむずするときは、どうするか(1)

2010-12-04 | ラジオ
どんな平和でも喧嘩よりまし、また悪い種からは良いものは生まれないという表現があるようだが、ロシアにも同様なものがある。
ロシア語でも日本語でもこの格言は、かなりきっぱりとまた説得力を持って響くような思いだ。
それ故ロシア人もまた日本人も、自分たちの日々の行動や政治的な実践において幅広く積極的に、そうした考え方に従っているのではないだろうか。

しかし残念なことに最近、東京から届く情報は、そうした方向とは明らかに反した警戒を呼び起こすような、時には不安をも駆り立てるようなものばかりな気がする。
そうした情報として先ず揚げられるのは、与党・民主党がアメリカとの軍事協力を強化することに、GOサインを出す文書を準備しているというニュースだ。
この文書には北東アジアにおける、アメリカ海軍の(?)を拡大し、東シナ海における日米合同演習のスケジュールを、もっとかなり密なものにすることも含まれている。

東シナ海と言うと中国における河川交通の大動脈で、ユーラシア最大の(?)が流れ込んでいる。
こうした今、民主党政権が準備している文書に付いてロシアの東洋学者の見解を紹介したいと思う。
「民主党が準備しているそうした文書の作成者たちは、そういった措置をとる(???と必要性と(???)に付いて、日本で言うところの尖閣諸島をめぐる日中間の紛争、そして朝鮮半島情勢の先鋭化を揚げて正当化している。また文書は1967年にすでに採択された、国際的な紛争当事国(放送で男性アナウンサーは「紛争の当事国」と言ってるが「の」は不要)への武器兵器および弾薬の供給禁止、つまり(???)武器輸出の三原則を事実上、修正するものとなっている。その際、民主党が言及した提案の数々は12月10日までに採択が予定されている新しい防衛プログラムの基礎に置かれるだろうと見られている」
東洋学者は、このように指摘している。

また先週、読売新聞に発表された小川ワシントン特派員の記事からも、同様の小詞が読み取れる。
この記事は11月20日、日米両政府が来年の春までに、日米の同盟に関する新しい共同宣言を準備することで、合意したと言うもので宣言書のなかでは、日米そしてアジア太平洋地域さらには世界全体が直面している、アクチュアルな戦略的課題と目的がまとめられている。

(???)は男性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず
(?)は電波状態が悪く聴き取れず

手がむずむずするときは、どうするか(2)へ続く

12月1日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル