現在インドを訪問中のメドヴェージェフ大統領は、インドのシン首相との会談終了後、共同記者会見にのぞみ、そのなかでロシアとインドの関係は優先的戦略パートナーに移行しつつあると述べた。
また大統領は両国が首脳レベルを中心とした、活発な政治対話を維持し両国国民の交流を促進していくことで合意したことを明らかにした。
大統領はロシアとインドの間には、深く近代化された協力関係が形成されつつあると指摘し、近代化に向けた要素に大きな期待を寄せていると述べた。
またロシア、インド両国は2015年までに、貿易取引高を200臆ドルのレベルまでに引き上げるとした戦略課題を実現するため、今後も努力を続けていくことで合意した。
今回のメドヴェージェフ大統領のインド公式訪問の枠内では、およそ30の合意文書に調印がなされた。
先ずシマトコ・エネルギー相とデオラ石油天然ガス相が、石油天然ガス(???)における、両国の協力発展に関する合意文書を締結、一方フルセンコ教育科学相はシバル人的資源開発相との間で科学技術、およびイノベーション分野における長期的な複合協力プログラムに署名した。
さらにロシアの国営原子力企業ロスアトムの社長は、インドの原子力局長との間で原子力の平和利用分野における、科学技術協力の拡大などに付いて合意に達した。
一方メドヴェージェフ大統領とシン首相は会談のなかで、一連の国際諸問題に付いても意見を交わした。
会談後に表された共同声明ので両国はイランに対し、国連安保理決議で定められた義務を遂行し、IAEAとの間で必要なレベルの協力を保障するよう呼びかけた。
またこの声明ではロシアとインドは、発展した核技術を有する責任ある国家として、大量破壊兵器の拡散を阻止し大量破壊兵器をテロリストの手に渡さないようにすることが、共通の課題だと考えていると強調されている。
また両者は全ての核保有国に対し世界の安定と平和を促進し、安全に対する損害をもたらさないような方法によって、世界的な核軍縮を可能にしてくプロセスにおいて、具体的な成功を急ぐことが必要不可欠だとの見方を示した。
さらにロシアとインドはアフガニスタン情勢の悪化に懸念を表した。
ロシア・インド双方は順調な情勢の安定化は、テロの拠点を壊滅しアフガニスタンおよびパキスタンの武装過激主義勢力を掃討して、初めて可能となるものだとの見方を示した。
また両国はアフガニスタンにおける、麻薬の製造および密輸との闘いにおける、国際部隊の活動を活発化させることが重要だと強調すると共に、暴力を放棄しアフガニスタン憲法を認め、アルカイダなどのテロ組織と関連を持たない市民を平和な生活に戻していくとした、アフガン政府の政策を歓迎した。
そのほかラブロフ外相とクリシュナ外相は、一定のカテゴリーに含まれる市民の「さしょう(?)」の簡素化に関する合意文書に調印した。
またラブロフ外相とインドのチダムバラム内相との間では、緊急事態の警告と処理における協力協定が結ばれた。
メドヴェージェフ大統領は次回の首脳会談実施のため、シン首相をモスクワへと招いている。
シン首相のロシア訪問は来年2011年にも実現されるものと見られる。
※(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず
12月21日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
また大統領は両国が首脳レベルを中心とした、活発な政治対話を維持し両国国民の交流を促進していくことで合意したことを明らかにした。
大統領はロシアとインドの間には、深く近代化された協力関係が形成されつつあると指摘し、近代化に向けた要素に大きな期待を寄せていると述べた。
またロシア、インド両国は2015年までに、貿易取引高を200臆ドルのレベルまでに引き上げるとした戦略課題を実現するため、今後も努力を続けていくことで合意した。
今回のメドヴェージェフ大統領のインド公式訪問の枠内では、およそ30の合意文書に調印がなされた。
先ずシマトコ・エネルギー相とデオラ石油天然ガス相が、石油天然ガス(???)における、両国の協力発展に関する合意文書を締結、一方フルセンコ教育科学相はシバル人的資源開発相との間で科学技術、およびイノベーション分野における長期的な複合協力プログラムに署名した。
さらにロシアの国営原子力企業ロスアトムの社長は、インドの原子力局長との間で原子力の平和利用分野における、科学技術協力の拡大などに付いて合意に達した。
一方メドヴェージェフ大統領とシン首相は会談のなかで、一連の国際諸問題に付いても意見を交わした。
会談後に表された共同声明ので両国はイランに対し、国連安保理決議で定められた義務を遂行し、IAEAとの間で必要なレベルの協力を保障するよう呼びかけた。
またこの声明ではロシアとインドは、発展した核技術を有する責任ある国家として、大量破壊兵器の拡散を阻止し大量破壊兵器をテロリストの手に渡さないようにすることが、共通の課題だと考えていると強調されている。
また両者は全ての核保有国に対し世界の安定と平和を促進し、安全に対する損害をもたらさないような方法によって、世界的な核軍縮を可能にしてくプロセスにおいて、具体的な成功を急ぐことが必要不可欠だとの見方を示した。
さらにロシアとインドはアフガニスタン情勢の悪化に懸念を表した。
ロシア・インド双方は順調な情勢の安定化は、テロの拠点を壊滅しアフガニスタンおよびパキスタンの武装過激主義勢力を掃討して、初めて可能となるものだとの見方を示した。
また両国はアフガニスタンにおける、麻薬の製造および密輸との闘いにおける、国際部隊の活動を活発化させることが重要だと強調すると共に、暴力を放棄しアフガニスタン憲法を認め、アルカイダなどのテロ組織と関連を持たない市民を平和な生活に戻していくとした、アフガン政府の政策を歓迎した。
そのほかラブロフ外相とクリシュナ外相は、一定のカテゴリーに含まれる市民の「さしょう(?)」の簡素化に関する合意文書に調印した。
またラブロフ外相とインドのチダムバラム内相との間では、緊急事態の警告と処理における協力協定が結ばれた。
メドヴェージェフ大統領は次回の首脳会談実施のため、シン首相をモスクワへと招いている。
シン首相のロシア訪問は来年2011年にも実現されるものと見られる。
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※(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず
12月21日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル