Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vsウズベキスタン

2009-06-07 01:53:59 | スポーツ
勝てばW杯出場が決まるアウェイでのウズベキスタン戦。

日本代表は、前半の早い時間に中村憲からの絶妙な縦パスを
岡崎が難しい体制からシュート。そのこぼれ玉を倒れこみながらヘディングで
ゴールして1-0。その後、かなり押し込まれながらも守りきって勝利!
南アフリカ行き決定です。

厳しい試合でしたねぇ。
なんだろうね、審判が日本に対するファウルをとらないっていうのもあったけど、
ルーズボールとかクリアしたボールをほとんど相手に拾われちゃっていた。
中盤でのヘディングの攻防で負けていたようにも見えた。
ヘディングの精度っていうのもあるんだろうけど、
ポジショニングにもなにか問題があるのかもしれない。
だまって立ってボールをもらおうとするし、だまって立っている選手にパスを
出すからとられるんじゃないか。あんまりとられるようだったら、
パスやクリアをするときに、相手と五分五分の場所に蹴ってやるといい。
五分五分なんだから、どれもこれも獲られるということにはならないだろうし、
えてして、五分五分の場所で勝負すると、チャンスが生まれることが多いだろう。
中村俊とか遠藤とか、ボールをとられて欲しくない選手が
ボールをとられる場面もあった。パスミスもあった。
後半なんて、各選手がそうとう走らされて疲れていました。
キリンカップのように、ボールの支配率で上回ることができない試合で
勝利できたことは評価できると思います。
といっても、アウェイだとしても、相手がウズベキスタンだよ?
アジアのサッカーのレベルが上がってきているのかもしれないけど、
南米や欧州やアフリカの一流どころと試合をして勝つところまでいくには、
まだまだサッカーの質を高めていかなければなりませんね。
今日の試合の結果、喜ぶのもいいけど、この厳しさを忘れないで欲しいです。
今のレベルだと、2006年のW杯と同じ結果になってしまうでしょう。
やっぱり各選手が自信や誇りを持ってプレーするには、技術的にも戦術的にも、
やるだけやってきたんだ、っていう裏打ちがなければならないと思うんです。
そして高い理想を持ち、現実をクールに見つめてみないといけない。
果たして今の日本代表がそこまで行っているかな。

今日の試合は岡崎の献身的なプレーが良かったです。
最後に退場になったけど、長谷部のプレーもキリンカップに続いて光るものがあった。
そして、GK楢崎の集中力。
勝因はここじゃないですかね。

あと最終予選は二試合。
消化試合になるのかな。
W杯の抽選に1位通過とか2位通過とか関係あるかしらないけど。
それでも試合を通して、イメージの共有や戦術の確認、
また、新たなチャレンジを探求していくことができますね。
怪我をしないように、代表で試合をするチャンスを生かすように
がんばって欲しいです。

いろいろ書いてきましたが、めでたいことはめでたい。
W杯出場決定おめでとう、日本代表!
Comments (2)
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