Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

司会者・生田絵梨花さん

2015-10-11 20:43:29 | days
Eテレで夕方まで三時間の生放送があった
音楽コンクール(合唱)小学生の部の司会をしたのが、
ぼくの大のお気に入りの(それもキャラクターが特にお気に入りの)
生田絵梨花さんでした。
明日も14:00から中学生の部の司会をされるので、
どうぞ、未来の大輪をいまのうちからみてみてください。

NHKの音楽コンクールっていえば、中学の時に、
ぼくの学年で予選に参加したのだった。
ぼくは選抜メンバー入りを嫌って、
当日は家でぼんやりしてたんだけど、
よい思い出になってる同窓生がいっぱいいるってことだよねえ。
今日の小学生の部を見ても楽曲の完成度のレベルが高いし、
曲自体も難しそうだし、よくこなせるなってちょっとおどろいた。
歌って、伴奏もハーモニーもメロディーもリズムも、
すべてを感じて浸りながら自ら参加していくと、
すごく脳が活性化するように思える。
すばらしい曲に、夢中になって没入すると、
脳はめまぐるしく働いて成長していくように感じられる。
生田絵梨花ちゃんもまっすぐな子だけど、
歌ってた子どもたちもまっすぐできらきらしてて。

・・・だが、かれらに近々やってくる思春期ってやつ。
つまり異性を意識したり性欲が芽生えたりっていうやつ。
あれに人は死ぬまで翻弄されていきます。
面倒な迷いを抱えながらずっと生きていくことになる前段階の姿は、
だからちょっと遠い存在のようにも思えて。
性の迷いと人格が同化するのがオトナの段階だとすると、
今日の小学生の部の透明さ、そして明日の中学生の部のいじらしさは、
今のぼくらにはそのままのものとしては無いものでもあるよね。
そういうものに触れると、思い出すこともあったり発見することも
でてきたりするんだよねー。
コンクールの最後に、
賞をもらえなかった多くの生徒たちが涙を流しているところばかりをカメラがとらえていた。
というか、カメラがどこを撮っても泣いている子がいた。
あれだけ泣かれると、コンクールってなかなかヒドイものだな、
なんて座イスに座っていたその姿勢を直しつつ、
同情というかコンクールへの批判めいた気持をもったのだけれど、
司会の生田絵梨花ちゃんはそういうことも全部抱きしめたうえでの微笑みを見せていた。
プロのアイドルとしての乃木坂46での経験や、
学生生活をしっかり踏みしめてきた経験からの表情だと、ぼくは受け取りました。
人生の苦みをちゃんと知っているし、それらを排除していないということのあらわれ。
本日の見るべきところはそこだった(しょっぱなから、かわいいなってのろけてはいたけど)。

とまぁ、そういうことですよ。

惚れるとこういうことを考えたり、
下手したら書くようになる(つまり今回は下手したわけなのだ)。
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