読書。
『対岸の彼女』 角田光代
を読んだ。
ずっと気になってはいたのですが、
角田光代さんの小説を読むのは初めてでした。
それで手に取ったのは、直木賞受賞作の『対岸の彼女』。
すばらしかった。
主要キャラのナナコに乃木坂46生駒ちゃんをキャスティングして(イメージして)
読んだのは素晴らしいチョイスだった。ナナコ大好き。
そしてナナコと葵の関係も美しい。
もう一人の主人公の小夜子はぼくの母親の昔のころを想起させる。
ただ、気になったのは、
80年代の過去のパートで、
スカートを短くすることや「ハブる」という言葉などや、
なんやかやと現代との錯誤のようなところがあったこと。
でも、ああいうフィクションの使い方なんだろうなあ。
意図的に、ユーミンの「中央フリーウェイ」みたいな
架空なものを盛り込んでいるのかなと思いました。
ジブリ映画で見た『思い出のマーニー』もそうだったけれど、
この『対岸の彼女』も女性同士の友情が扱われていて、
そういうのが美しくて切なくて最近のぼくのツボのようになっている。
男同士の友情にはちょっと飽きたからなのかなー。
往年の「少年ジャンプ」的な男の友情に飽きて、
女性同士の友情が新しく感じるのかもしれない。
『対岸の彼女』 角田光代
を読んだ。
ずっと気になってはいたのですが、
角田光代さんの小説を読むのは初めてでした。
それで手に取ったのは、直木賞受賞作の『対岸の彼女』。
すばらしかった。
主要キャラのナナコに乃木坂46生駒ちゃんをキャスティングして(イメージして)
読んだのは素晴らしいチョイスだった。ナナコ大好き。
そしてナナコと葵の関係も美しい。
もう一人の主人公の小夜子はぼくの母親の昔のころを想起させる。
ただ、気になったのは、
80年代の過去のパートで、
スカートを短くすることや「ハブる」という言葉などや、
なんやかやと現代との錯誤のようなところがあったこと。
でも、ああいうフィクションの使い方なんだろうなあ。
意図的に、ユーミンの「中央フリーウェイ」みたいな
架空なものを盛り込んでいるのかなと思いました。
ジブリ映画で見た『思い出のマーニー』もそうだったけれど、
この『対岸の彼女』も女性同士の友情が扱われていて、
そういうのが美しくて切なくて最近のぼくのツボのようになっている。
男同士の友情にはちょっと飽きたからなのかなー。
往年の「少年ジャンプ」的な男の友情に飽きて、
女性同士の友情が新しく感じるのかもしれない。