Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

デスクトップ

2009-06-20 18:35:49 | days
パソコンのデスクトップのファイルをあれこれ片付けていたら、
7つしか残らなくなった。
マイコンピュータに、ゴミ箱に、テキストファイルが2つにフォルダが3つ。
これが本当になんにもなくなったら爽快だろうなぁ。
って、何に使うパソコンなのっていう気がしちゃうけど。
ネットとメールさえできればまぁいいかって感じなんだよね。

ちなみに、本当のデスククトップつまり僕の机はどうなっているかというと、
まぁ、そんなに汚くは無いですよ。ただ顔の油とり紙とかガムとか、
USBに接続するコネクタを拡張する端子とか、折りたたんだ紙とかありますけれど。
前に読んでいた本で、「整理整頓は仕事を始める上での第一歩」みたいなね、
整理整頓ができないと仕事も出来ないんだみたいなことが書かれていて、
それで、他の部分で面白いところがあったので、おふくろにその本を薦めたら
なぜか親父が読み始めて、その内容から鬼の首でも取ったように、
僕を糾弾することがあります。やかましいです。
こういうのを、ミイラ取りがミイラになるっていうのかな。
ちょっと違うな。僕はよくこういう諺や言葉の拡張をやってしまいますね。
気をつけないと。
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『回転木馬のデッド・ヒート』

2009-06-19 20:52:39 | 読書。
読書。
『回転木馬のデッド・ヒート』 村上春樹
を読んだ。

最近、村上春樹さんは新作の長編を発表されましたよね。
『1Q84』っていう、二冊組みの長編。すごい売れてるみたい。
このあいだ札幌に行った時に、二軒の本屋になんとなく入ってみたら、
どっちの店でも売り切れでした。重版できしだいうんぬんと書かれてもいた。
読みたいなぁとは思うけど、文庫待ちかな。村上春樹さんの本は
かなり読んでいて、残るところ僅かなのかもしれないので、
新刊で買って読んでもいいんですけどね。
『海辺のカフカ』も文庫で出るのを待ったけど、あの頃に比べて
村上春樹さんの作品に触れた頻度と度合いは深まっている。

さて、今回読んだ『回転木馬のデッド・ヒート』は、短編集です。
まぁ、短編集とはいっても、村上さん曰く、これは「話の大筋は事実」だとして、
小説と呼ぶことについて、いささか抵抗がある、なんて書かれてはいるんです。
でも、「本当?」って思っちゃうような話ですよ。創作でしょ?
そういう「お断り」自体がフィクションだろうと疑って考えてしまいます。
やっぱり文章が上手い人だと思わせられます。たまに村上春樹さんの文章や文体に
接しておかないと、なにか落ち着かないというか、物足りないというか。
春樹さんの文章を読むということは、「お手」と「おかわり」の区別がつかない犬が
ご主人の上手な教え方によって、やっとそれがわかったという時に似た、
簡単な問題へのクリアな思考をもたらしてくれるようなところも、一部あります。
そして、犬に(それも雑種に)よくあるように、また「お手」と「おかわり」を
忘れて元に戻るっていう感じもあって、また教えて~っていう気持ちになったりする。

…って、僕は犬かい。

それはそれとして、それなりの満足感を与えてくれる本です。
文庫なら読んでもいいよね、って感じだったかな。
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「食わず嫌い」ノマサミチャン

2009-06-18 22:14:16 | days
長澤まさみちゃんでるので、
『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「食わず嫌い」を観ましたの。
なんてかわいい子だ!思いましたの。
あんまりかわいすぎて、気絶しそうでした(言いすぎ)。
どこか食事に連れてってもらうなら居酒屋が良い言ってましたね。
おうよ!喜んで連れてちゃうよ!

と、ちょっとalanちゃん風に書いてみました。
さて、読書して寝るか。
明日もまさみちゃんのドラマがあるんですよねぇ。
おひまなら観てください。
夜の9時からフジテレビです。
おいらは観るよ、ダーーーッッゥ。
Comments (2)
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vsオーストラリア

2009-06-17 21:36:43 | スポーツ
サッカー日本代表のアジア最終予選の最終戦、オーストラリアとの試合は、
前半にコーナーキックから闘莉王のヘディングで先制したものの、
後半にはいって、ドイツW杯でも2得点されたケーヒルにまたしても
セットプレーから2得点されて、1-2で敗れた。

フィジカルで負けるようなところは、
ポジショニングと身体の使い方でカバーする。
そういうことを昔から日本代表はやってきていたと思う。
しかし、フィジカルの強い相手が、ポジショニングなどもよくなると、
結局はやっぱりフィジカル勝負になって負けてしまったりする。
スピード面もそうかもしれないですね。
でもやっぱり、運動量という面は日本代表は世界に誇れる長所だと思います。
あとはイマジネーションとコンビネーションと、トラップなどの基本的だけど、
奥が深いボールコントロールのテクニックの向上に努めて欲しいなぁ。
そして、攻めの姿勢の中で、「-2(アンダーツー)」すなわちミスを各人が
二つづつ減らすというような努力をしたらどうなんだろう。
また、動きながらボールを回す、だまって立ったままボールをもらおうとしない、
そういうところにボールをださないことも、
サッカーの進化のための一つの姿勢になるんじゃないか。
また、今日はそれほどそんな局面はなかったけど、ボールが通らないときには
五分五分のところにパスを出して勝負してみること。
まぁこれもね、3回連続で五分五分を通そうとすると、成功率が12.5%とかになるので、
やっぱりここぞというところに限られるんですが、その五分五分まで持っていく
ところで、動きながらパスをもらうだとか、ボールを持っていないときの動きで、
相手をかく乱するだとか、そういう努力が必要になりますね。

まぁ、まだ1年あります。
岡田監督は僕がこうやって書いている以上のことを見極めて、
実践していこうとしているはず。
信じて、応援していきたいです。
がんばれ日本代表!
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1日タッテ

2009-06-16 19:15:18 | days
映画『群青』の試写会から一夜明けました。
ぐわーっと考えて書いたことにも、ちょっと違和感があるようにもなってきました。
あれはあれで、いい映画だったんじゃないか、と思うようになってきています。

「喪失」というものを表現していて、そこに力が注がれていたのかもしれない。
そして、それがあってこそ、最後の曲が深い救いになったということですね。
多くを語る映画ではないけど、地味にっていうのは変かもしれませんが、
愛を失うその反動の大きさを、そのままの形であらわしてくれた映画だったかなぁ。

ハリウッド的な感じの映画ではないので、ハリウッドなれしてると
面食らうのかもしれませんね。邦画は邦画でいいもんです。
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『群青 愛が沈んだ海の色』試写会

2009-06-16 00:41:09 | 映画
mixiのお友だち、kuzuohさんにお誘いをいただいて、
長澤まさみちゃん主演の映画『群青 愛が沈んだ海の色』
の試写会に行ってきました。
どうもありがとうございました。

久しぶりに札幌の街中まで行って、地下鉄に乗ったり電器屋をぶらぶらしたり、
そして人の多さを感じたりと、そういう時間は短かったですが、
ちょっとした刺激になりました。
田舎に住んでいると、そういうのがないからねぇ。

さて、映画。
沖縄のとある島。
三人だけの、同い年の子どもたち。
そのうちの二人がくっつくんですね。もう一人は実は片想いをしている。
それで、まさみちゃん演じる涼子とくっついた男子は、
若さゆえの愛への無鉄砲さで、海に沈んで死んでしまう。
ここに、『群青 愛が沈んだ海の色』というタイトルが示すものがあります。
愛する人を失って、心が壊れてしまう涼子という女性を
まさみちゃんは演じました。
撮影のときは21歳だったと思いますが、その年齢で
こんな難しい役どころを演じきっているのは見事でしたね。
できればすっぴんでやって欲しかった。
そのほうがリアリティがでたんじゃないかなぁ。

以下、mixiの日記の一部を張ります。
ネタバレ注意。
___

結論からいいますと、主人公の涼子(まさみちゃん)の
心が壊れてしまって、それがどう再生していくかという
ところが見せ場なんですね。
ダイスケの心遣いとか、はっきりと描かれていませんが、
島民の気遣いとか、時間が癒してくれるとか、自然が
癒してくれるとか、いろいろあると思うんです。
ポジティブな進行の仕方だと。
でも、それらが再生の萌芽にもなりません。
そこは現実的に描かれていると言っていいのでしょう。
そんな簡単に、壊れた心が再生するものでもない。
で、亡き母の音楽によって、最終的には再生の糸口が見つかった、
みたいな感じなんです。
確かに、素晴らしい曲です。
エンディングテーマの歌にもなっていますが、名曲だと思います。
人生の苦味、諦念、そういったものを抱きながらも、
神経質にならない感性で、きれいなものを感じたときの、
本当の慈しみみたいなものを感じさせてくれる曲でした。
そんな素晴らしい曲に、ストーリーや登場人物が置き去りに
されているような印象を受けたんですよねぇ。
そこまで内容が追いついていなくないかなと感じさせられました。
超自然的な要素で完結させるんじゃなくて、
そこに生きる人々の働きかけや生き様によって、解決して欲しかったです。
そういう人間ドラマになっていて欲しかった。難しくてもやって欲しかった。

そう書いていくと、超自然的な解決に頼るしかなかったということは、
それが物語の作者の「神の手」的な作為がなかった場合を考えてしまいます。
もしも現実だったらどうだったか、と。
そうなると、とても悲しい、悲しすぎるくらいのお話になります。
演出なしに涼子の境遇だけで悲しい。
じゃ、やっぱり、母の曲が救いになっているわけで、音楽賛美の傾向をもつ
作品だったのかなぁ、と堂々巡りして考えてしまいますね。
壊れた心の再生には、それくらいしか奇跡はないんだよ、
というような終点にいきつくのかなぁ。
『愛が沈んだ海の色』ですからね、焦点は「喪失」にあったかもしれない。
でも、それぞれのキャラクターが奮闘する熱気みたいなものも
欲を言えば感じさせて欲しかったですね。
ほんと、普通の、悪く言えば平凡な人間
しかでてこなかったように思います。
まぁ、それがリアリティなのかもしれませんが。
___

という具合です。
書いていて、なんか書き足りないとか、
書くことによって逆にちょっと本当のところから離れてしまっている
というような感もありますが、そこはそこ、
映画を観てご自身なりに考えてみてください。
まさみちゃん、光ってたなぁ。
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イベントデー

2009-06-15 01:55:55 | days
今日は朝から札幌に行って、夜には映画の試写会に参加してくる予定です。
感想は帰ってきてから書きますね。
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三沢光晴サン逝ク

2009-06-14 00:04:17 | days
訃報です。
全日本プロレスやノアで活躍された人気レスラーの三沢光晴さんが、
試合中に頭を打って、亡くなられたとのことです。
僕は、中学のころに、クラスメートがわいわいプロレスの話で盛り上がっているのを
きいて、夜中にやっていた全日プロレスをたまにみるようになり、
ゲーム「ファイヤープロレスリング」でも、三沢さんをモチーフにした選手を
よく使っていました。強烈なエルボーに、2代目タイガーマスクからの技、
タイガースープレックスにタイガードライバー。
中学の休み時間には、みんなでタイガードライバーをかけあっこしていました。
入場の曲は、ジャッキー・チェンの映画のテーマで、教室のオルガンで
メロディーを弾いたりしたなぁ。
最近はプロレスをみなくなったけど、彼のような印象に残り、記録にも残る選手が
亡くなられるのは残念です。
思えば、ジャンボ鶴田さんやテリー・ゴディも短命だったなぁ。
黙祷。
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マサミWEEK

2009-06-13 19:18:49 | days
明日からの一週間は、長澤まさみちゃんウィークです。
っていうか、今日の王様のブランチにも出たらしいんだけど、飛ばしてしまいました。

明日は、ドラマ『ぼくの妹』とラジオ『長澤まさみ Sweet Hertz』。
水曜日に『はねとび』に出るみたい。でも、これはサッカーの試合と被ってる。
木曜日には『とんねるずのみなさんのおかげでした』
の食わず嫌いのコーナーにゲストイン。
金曜日は、夜9時からフジテレビ系で『親父の一番長い日』という
2時間ドラマに主演します。

目白押しだよ~。
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『余命一ヶ月の花嫁』

2009-06-12 19:41:41 | 読書。
読書。
『余命一ヶ月の花嫁』 TBSテレビ報道局/編
を読んだ。

榮倉奈々ちゃんと瑛太くんが共演した映画も公開中の『余命一ヶ月の花嫁』。
その原作のドキュメント本です。
23歳で乳がんの手術をうけた長島千恵さん。24歳でガンの再発、そして死。
自分がいま、生きていられているという幸せを教えられました。
本のなかで使われている写真には、生を感じさせれる千恵さんの姿がある。
そして、読んでいくと、自分も千恵さんの関係者になったような気がしてくる。
そこに「死」がやってくるんです。
自分も体を大切にしなければなぁ、と感じさせられました。
千恵さんを花嫁にさせてたげた友人の懸命の行動も、
いいことしていると思って読んでいました。
本当はこういうのは目をそらしていたいんですよね。
でも、この本は、そういうマイナス面の刺激の濃い本ではない。
そこは千恵さんと肉親、関係者のひとたちの関係性や
人柄によるものなのかもしれません。
人の命の重みを知ることの出来る本だったんではないかな。
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