Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

バンクーバー五輪雑感

2010-02-18 17:28:40 | スポーツ
バンクーバー五輪。
あんまり見ていませんが、
そんな中、今日の午前に中継されたハーフパイプは見てみました。
国母選手が気になるじゃないですか。
トリノのときは17歳で出場して、そうとう才能があるみたいな言われ方をされていて、
ジャンクスポーツなんかにも出演していましたよね。

今回、服装の乱れがどうのって言われていたのはどういう状態だったのか
知らないけれど、ダブダブなかっこもドレッドヘアも無精ひげも
一つの競技スタイルじゃないかなんて思いましたよね。
競技スタイルというと言い過ぎかな。
ファッションとして認めてあげてもいいような気がした。
チンピラ視されるような悪い子でもないんじゃないのかなぁ。
ひげがちょっとクセッ毛ぽくてそんなにカッコよくないから見栄えが悪くて
印象が悪かったとかその程度なんじゃないのかな、なんて思ってみたり。
みんなに好かれていた上村愛子ちゃんも若いころには
色の明るい茶髪だったこともあったけど、とくになんにも言われませんでしたよね。
ぱっとしない顔をしていると変なことを言われるっていう典型のようにも
思えてきました。

さて、そんな国母選手の成績は、最後のジャンプが決まらずに、
転んだり手をついたりして得点が伸びず、8位でしたっけ、
残念な結果におわりました。本人は、「もっとやれたのに、どうして!」
って悔しがっているんじゃないかなぁ。
っと、そんな内面のところまで詮索するのは失礼かな。
まだ若いから次もあるでしょうし、次ではみんなを嬉しい気分にさせて欲しいですね。

見忘れて残念だったのが、昨日の女子カーリング、日本対米国の一戦です。
カー娘に入れ込んでいる…んじゃなくて、アメリカのジョランスタッド選手を
見てみたかったんですよね。眉毛が薄いけど、なかなかかわいい感じの人です。
でもなぁ、こういうオリンピックだとかの大会では、アメリカの応援とか
リアクションのでかさとかには辟易しますからね、ジョランスタッドさんも
そんな感じだとかなり残念なので、見ないで、勝手に良いイメージを
持たせてもらっているほうが良かったのかもしれない。
「USA!USA!」のコールと、興奮したコーチたち。がなるような、
のどをつぶした声で、奇声のような叫び声を上げる米国人男性。
うわぁ、いやだぁ。

とはいっても、日本の、たとえばサッカーの国際親善試合とかでの応援スタイルとか、
バレーボールなんかでのニッポンコールだとかも、見る人が見ると
アメリカと同じようなものだなんて判断を下されたりするものなのかもしれないですね。

なんつーか、若さの愚かなところですよね、そういうのって。
僕も若いころにコンサドーレ札幌を応援に行って、
スタジアムで叫んできたことがありますが、恥ずかしいですからね。
そういう経験を一度通過しておくとすっきりするような種類の
ものかもしれないなぁなんて思います。

あ、ジョランスタッド選手は、
この↓ブログの記事にあるYouTubeのURLをたどると動画をみることができます。
http://myhome.cururu.jp/tikuwanoisobeage/blog/article/41002948820
かなり興味が湧いた方だけどうぞ。
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禁煙シテマス

2010-02-17 18:41:08 | days
実は、今年の元日から禁煙を始めて、
今もまだうまくいっています。

禁煙は最初の三日がつらいだの、
3週間で体内からニコチンが完全に消えて、そこから楽になるだの、
聞いたり調べたりした情報がありましたが…、
最初の3日のほうが楽だったよなぁ。
そこから1週間くらいが辛かったような気がする。
ガムを噛むようになったり、
禁煙パイポをくわえるようになったのも
この時期からです。

最初は、風呂上がりにタバコを吸えないのが辛かった。
これもパイポで多少解消された。
あんな「子供だましのおもちゃ」と思ってましたが、
かなり使えるアイテムなんですよねぇ。

そんなわけで、禁煙から1か月半が経過しているので、
もうタバコを吸いたくならないだろう、イライラしないだろうと
思われるかもしれませんが、全然吸いたいですよね。

タバコを吸ってしまって禁煙がパァになってしまう夢を2度ほど見て、
気持ちを引き締めたこともありました。
そういうのが良いクスリのようになっている気もします。

はたして、まったくタバコを吸いたいと思わない状態になるのでしょうか。

ちなみに、こうやって禁煙するまでに、軽いたばこに変えるなど、
準備はしてきていたんですよね。それが2010年の、やっと禁煙という行為に
踏み切るための助走になっていたわけです。いきなりスパッとは止められません。
マイルドセブンワン(ニコチン0.1mgの、最も軽いタバコ)を一日15本吸う前は、
マルボロミディアム(ニコチン0.6~0.8mgくらいだったかなぁ)を15本/day
吸っていましたね。
20歳から吸い始めたので(それ以前に悪戯していたことはありますが)、
12年吸っていたことになります。
20代半ばくらいだと、40本/dayっていうときもありました。
それでも、ヘビースモーカーっていうほどでもないですからねぇ。
きっとこれでやめられる、そう自分を信じて、
タバコには手を出さないように努めたいです。
重ねて言うけど、吸いたいんだけどね。

禁煙ガムのニコレットも買っておいていたんだけど、いざ使おうと思って
成分表を読んでみたら、ニコチンの含有量が「半端ねぇ」ので使用をやめました。
タバコ吸うよりもニコチンを多く摂取することになるんだもの。

そんなわけで、そのうちまた経過報告なり、「吸ってしまった!」なり
書くことがあるかと思いますので、そのときにはよろしくです。
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車ノ定期点検

2010-02-16 15:08:56 | days
昨日に引き続いて、
車関係のことで今日も軽くばたばたと。

毎年この時期になると、
1年点検だとか車検だとか、
通知のハガキをディーラーさんから
頂くんですよ。

それで予約をする日付や
時間などを記入して返信すると、
その予約した日が近づいてくると
担当者の方から確認の電話がはいります。

そのディーラーさんというのが、
トヨタなのですが、今年はハガキがこなかった。
21日までに定期点検をしてくださいという
シールがフロントガラスに貼られていたので、
これ以上は待てないと、こちらから電話して
確認したのでした。

そしたらやっぱり
ハガキが届く時期だということで、
電話口の女性はすいません、
と一言謝っていました。
それが今朝のこと。
そしてすぐさま予約をしたい旨を伝えると、
11時に予約が取れた。

プリウスの件でごたごたしているから、
ハガキを送ってくるのを忘れたのかなぁと
考えていたところなので、
あっさり点検の予約がとれたことが意外でした。

で、行ってみたら、
とくに重ねて謝罪の言葉をもらうわけでもなく。
ま、顧客にハガキを出すというのも
サービス行為の一環であって、
業務の行為ではないのかもしれないなぁ。

点検の結果、エンジンのエアフィルター
(エアクリーナエレメント)と
バッテリーを交換することになった。

最近、朝冷え込むから
エンジンのかかりが悪くなっていたのかなと
思っていたのですが、
バッテリー自体が弱っていたとは。

通常はキュンキュンキュンとうなって、
冷え込んだときは
キューンキューンとうなって、
エンジンがかかっていました。
バッテリーの交換後は、
キュキュキュキュとうなって
エンジンがかかります。
そうだった、こんな感じだったな、
もともとは、と
思い出したのでした。

と、上村愛子ちゃんのブログ風に、
一分の長さを短くてして
書いてみました。
なれないでやったので、
読みにくかったりしますかね。
ほぼ日調でもありますね。
22文字とかで区切るんでしたっけ。
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保険更新

2010-02-15 17:13:28 | days
自動車保険の更新のために、保険事務所の人が来た。
事前に送られてきた書類からいろいろ質問事項を
メモっておいたのを訊いたのです。
丁寧に説明してくれて、大体のところはわかりました。

それで、その人のもってきたパソコンで、
契約のためのあれやこれやが書き込まれているのを確認し、
タッチペンを使ってサインしました。
いまや保険もこういうことになっているのねぇ。

それと、約款をWebで確認するっていうほうに選択すると
それで浮いた分のお金を、環境保護のために使いますよ、
ということでしたが、やっぱり手に持っていたいので、
冊子を送付してもらうことに。

その後、ロードサービスやら何やらの説明が始まったのですが、
僕はもう用が済んだなぁという気持ちだったので、ちょっくら
馬耳東風加減でしたねぇ。もういいよ、って勝手にそんな気分に
なっていました。

気がつけば1時間半、あーだこーだと話をしていたのでした。
けっこう時間がかかるものだよなぁ。

保険の支払い金額は、ここ5年か6年かで1/3くらいになりました。
去年から車両保険をやめたっていうこともあるんだけど、
そうとう負担が減りました。
5,6年前に払っていた額はなんだったのだろう。
若いころは、給料が少ないというのに保険料が高かったりして
大変なんですよねぇ。実感として覚えています。
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vs韓国

2010-02-14 21:55:53 | スポーツ
サッカー日本代表の東アジア選手権最終戦の対韓国戦は、
両チームに退場者を出すなど激しいゲームとなりましたが、
1-3で敗れました。

日本は、PKでまず先取点をとりましたが、今度はPKを取り返されて同点にされる。
それで今度はミドルシュートを決められ、後半にはペナルティエリア外から
余裕を持って狙ったシュートを右上隅に決められ1-3。
ドイツW杯でのブラジル戦以来の1点先制後の3失点だったんではないかな。

何が足りないって、フィニッシュの精度だったねぇ。
日本の攻撃の理想というのは、パスとか、それと連動する他の選手の動きとかで
相手を撹乱して抜け出して、最後はフリーで球を受けてシュートを決める、
っていう形だと思うんですよ。でも、そんなのはうまくいかないというか、
現実的じゃない。まぁ、現実的じゃないのは、僕が勝手に想像して「こうだろう」
と示しているわけだから、僕の考えが現実的じゃないと言えるのかもしれない。
とにかく、ゴール前まではボールを運ぶことができるのだけれど、
フィニッシュの部分が甘いというか、
難しい形でボールを受け取ることになっている。

その点、韓国は、シュートを打つ時に難しい体勢になっているケースがほとんど
なかったように思う。少し余裕のある体勢でシュートという選択肢を選んでいる。
日本の選手みたいに、窮屈な姿勢でシュートしなければならないという状況に
選手が置かれていない。それには韓国が、日本にカウンターをしかける機会が
多かったためともいえる。カウンター型のサッカーをしていた。

僕の理想を言えば、前にも書いたことがあるんだけれど、
フィニッシュへの体勢をどれだけ楽な形で
迎えることができるかがカギだと思っているんですね。
シュートを打つ人は、力みすぎないくらいの楽な状況でシュートを打てる状況。
それを作り出すために、相手を振り切るだとか、難しいことはパス回しやらスルーやら
連動する動きやらで終わらせておきましょうということです。

それが、なかなか、相手を振り切れない。
ゴール前でいろいろやっても、相手が転びそうになりながらでも
ついてきて、完全に置き去りにできない。
それだけ、まだ「読まれる攻撃」なのかもしれない。

また、そんな「読まれる攻撃」になっている理由のひとつに挙げられるかと
思いますが、「俺はこの状況だとフィニッシュ要員だな」と、
それぞれの状況で自覚している選手って、
最後の場面では動かずにパスを待ちますよね。
それがいけないんじゃないか。
また、そんな、フィニッシュ要員を待たせる攻撃の形
っていうのも良くないんじゃないか。
大体、そんなフィニッシュ要員が「待つ」という姿勢でいること自体に、
時間のロス、プレーの回りくどさを感じませんか。
考えてサッカーをしていることの悪い面がこれだと思うんです。
とっさの判断も、「考えるサッカー」のうちじゃないのかなぁ。

今日は1点のビハインドの状況で、
相手選手が退場になり数的不利が打開されてから、
ガツガツと攻め込むシーンが多く見られました。
ボール支配率も高かったと思う。
そういう境遇でこそ生まれる攻撃の意識っていうのがあると思うんです。
「ここまでだと思ってたけど、もっとやれる」とかっていう気づきが得られる
と思うんです。そうやって、プレーの、攻撃の図々しさっていうのが養われて、
その図々しさっていうのが、攻撃にかける選手の層を厚くしたり、
連動の形が単調に終わらなかったりっていう効果を生み出すような気がします。
そうです、日本代表よ、もう少し図々しく攻めるのだ!
ちょっとわかりにくいイメージではありますね…。

今日の試合で目立った選手といえば、稲本選手でしたね。
ボランチとして、獅子奮迅。躍動感にあふれて、02年の日韓W杯の動きを
思い出させてくれました。この調子だとリーグでも活躍してくれそうです。
ただ、やっぱり、後半ロスタイムくらいになると動けなくなってましたね。
30歳だもんなぁ。そこはそんなもんかっていう気がする。
あとは、遠藤選手も、攻撃のバランスを、パスにしろ、ポジショニングにしろ
とっていて、司令塔と呼んでふさわしい活躍をしていましたね。
中村俊輔選手がいないとそういう役目を一手に引き受けざるを得なくなるのかもしれない。

最後に、1-3という結果は代表にとって良い経験になったと思います。
こんな風に負けるのかというイメージを打破するくらい練習を積んで、
戦術を確認して、成長してください。
攻撃がうまくいかないことと同様に、守りでも、
「こんなところにパスを通されるのか」とかあったでしょう。
そういった経験は貴重だと思うんですね、学習できるから。
そうすれば、本番でもずっと深く考えた守備をできるというものです。
感覚もね、こういう試合で感じたことで、ボケた状態ではなくなると思うのです。

もう期間が短いですが、なんとか立て直して、
本番では大いに世界を驚かせてほしいですね。
がんばれ、サッカー日本代表!
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愛子チャン、オ疲レ様

2010-02-14 14:03:02 | スポーツ
バンクーバー五輪、女子モーグル競技が行われました。
注目の上村愛子選手は惜しくも4位でメダルには手が届きませんでしたが、
よくがんばってくれました。

愛子ちゃんの前の選手が、大舞台での強さをみせたというか、
100%以上の力を出したんじゃないかという滑りをしたので、
愛子ちゃんはけっこう滑りにくかったんじゃないかなと思えました。
そこを、とりあえずはそつなくこなして暫定2位になりました。
その後、抜かれて4位。安定感はあるんだけどなぁ、なかなかうまくいかないもんだ。
雪質もザラザラのザラメ雪みたいに見えましたが、どうだったんだろう。
エッジがきかなかったりしなかったんだろうか。
競走馬に、ダート(砂)が得意な馬と芝が得意な馬っていうのがいますが、
モーグルの選手にも、ザラメ雪が得意な選手とそうではない選手というのが
いそうですよね。みんなにとって滑りにくいかとは思うのですが。

競技終了後、愛子ちゃんは涙を流していましたね。
自分のたどる道を自ら切り開いて成長してきた人のようだから、
メダルっていうご褒美がもらえても良かったよなぁとは思いました。
そこが、生きていくうえでの苦い部分だったりするのかも。
欲しいものがすぐに手に入ってしまう人もいるでしょうけれど、
そういう人は果たして幸せなのかどうか。
とはいえ、愛子ちゃんは悔しかったろうなぁ…。

落ち着いたら、それまでの競技人生を振り返って本でも書いてみたら
どうなんだろう。興味があるからハードカバーでも買いますよ。

長野五輪のときは、18歳だったのかなぁ、当時からかわいい子だったけど、
里谷選手の影に隠れた感も少しあり、メダル争いまでの力はなかったし、
そして個人的にすごく年下に思えたものでした。
それが、今となっては、愛子ちゃんは30歳、僕は32歳と、すごくお似合いな
年齢ではないですか。って、奥さんだけどね~。僕とも接点はありませんけどね~。
でも、同世代感覚で応援してましたね。あと4年、頑張るかどうかわかりませんが、
やるならまた次の五輪でも応援したいですし、それまでの過程も静かに
見守っていたいですねぇ。

ひとまず、お疲れさまでした!


追記:愛子ちゃんが書いた本って、あるみたいですね。
   「やさしく、強く、そして正直に - 弱い心との向き合い方
    (じっぴコンパクト) (新書)」
   っていうのが、2/5に出ていたようです。
   長澤まさみちゃんのカレンダー(2/20発売)を買う時に
   いっしょに買おうかな。そうしよう。
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五輪ヨ、ウラメシヤ

2010-02-13 17:04:17 | days
バンクーバー五輪が始まったようですね。

ったく、このやろ!
五輪このやろ!
上村愛子このやろ!
がんばれよ、このやろ!

というわけでね、先週の日曜日に見れなかった
『龍馬伝』の再放送を録画予約して出かけたんですが、
一昔前のビデオデッキということが災いして、
五輪開会式の延長に対応できず、録画失敗…。
吉田松陰を見逃すことになってしまいました。
せっかく毎回みていたのになぁ。
萎えますが、明日の放送はちゃんと録画して見ようと思っています。
サッカーの日韓戦だからそっちを見てしまいますからねぇ。

働きだしたらまずブルーレイレコーダーを買わなきゃだわ~。
その働きだすのがまだだいぶ先ですけどねぇ。
身体治さなきゃならんので。
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『インビクタス 負けざる者たち』

2010-02-12 16:36:14 | 映画
クリント・イーストウッド監督の最新作、
『インビクタス 負けざる者たち』を観てきました。
実話を映画化した物語です。

南アフリカで、27年間刑務所に入れられていた
ネルソン・マンデラは黒人初の大統領になりました。
人種隔離政策・アパルトヘイトを撤廃して、
厳しい対立にあった、白人と黒人をどうまとめていくかが課題でした。
そんな中、南アでラグビーのワールドカップが開かれることをマンデラが知る。
代表チームは弱体化しており、「南アの恥」とまで言われている。
そんな代表チーム、そしてキャプテンのピナールに、黒人と白人の融和への糸口を
マンデラは作りだそうとする。

アパルトヘイト時の白人たちはよっぽど黒人にひどいことをしてきていたようですね。
このへん、社会科の教科書で学生時代に習ったような記憶もあるんですが、
もうほとんど覚えていない。
黒人のセリフに、おれたちは殺されたりしたんだ、みたいなのもあります。
そうとう虐げられていたのでしょう。そんな中、黒人にも参政権があたえられて、
黒人のマンデラ大統領が誕生するわけですが、そこで白人たちはそれまでの
仕返しがあるはずと恐怖を感じるみたいなんです。
官僚の間でさえ、マンデラが大統領になったときに職を辞するように言われるだろうと
先に考えて荷物をまとめている白人たちが多々いる。
そこまでの行動や思考をするくらいの仕打ちを黒人たちにしてきたんですねぇ。
白人の残酷さっていうのが垣間見えます。

とはいえ、この物語は復讐の物語ではなく、和解の物語です。
いかにしてアパルトヘイトの撤廃から、それまでの慣習や雰囲気などを払拭しようと
試みられてきて、それがどうなったのかっていうのが、この映画をみるとわかります。
わかります、とはいっても、それは映画だからかなり演出されているんだろうなぁ
と見受けられるところはありますが、人々の感情面や人間関係のベクトルが
転換されたんだろうなぁというのはわかるし、それは事実だったのではないでしょうか。

映画の序盤から、マンデラ氏の懐の深さには「すげぇな」って、
深い呼吸をさせられるところもありました。
まだ存命中で、91歳を超えているそうですが、生ける伝説、生ける偉人ですな。

今年は南アでサッカーのW杯がありますが、
まだ治安が良くないとか言われていますよね。
アパルトヘイトが無くなったときに少年だった子が、いまはアラサーだとかに
なるんでしょう。そういった人たちが、マンデラ大統領が誕生した時の感激を
忘れずに、南アに還元していくと、もっと南アはよくなっていくでしょうね。
どうなんだろうなぁ、白人と黒人の関係のその後っていうのは、
抑圧され続けてきた黒人たちのうっ憤がまだ晴らされきっていないから
治安が悪いことになっているのかなぁ。
そのへん、調べてみるとわかるのかもしれませんが、
今日はひとまずこのへんで。
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vs香港

2010-02-11 21:44:31 | スポーツ
サッカー日本代表の東アジア選手権第2戦、対香港戦は
3-0で日本が勝利しました。

玉田の、どちらもこぼれ球を押しこんだ2ゴール、
そして、CKから完璧なヘディングを決めた闘莉王、
ともに良かったのですが、
結果はまぁ、アシストを一つになるのかな、それでも、
期待感を持たせてくれるプレーをした平山選手が面白かったですね。
でかい身体で相手を抑えてポストプレーをするさま、
そんなにスピードはないながらもドリブル突破するさまなんかは
怪物と呼ばれた片鱗をみせてくれるものでしたが、
やっぱりいかんせん、最後の決定力やトラップに少々難があるようです。
山ほど練習を積んで、試合では冷静かつ集中してプレーすると
克服できる課題のようにも見えました。それが難しいんですけどねぇ。

ペナルティエリア内でも身体の強さを見せつけるくらいの気持ちで
プレーするといいです。彼は、良い意味で、どこか気持ちが突き抜けているというか、
物おじしないところがあるように見えるので、プレーの質が高まってから
強豪と試合をする場面にでもなったら、抜群のパフォーマンスを発揮してくれるように
思えます。その点、セリエAでプレーしている森本選手よりも、
その完成形の輪郭は大きく見えるのです。
とはいえ、僕は昔、FWの柳沢選手が代表に定着して、
いろいろ悪口などを言われていたころに、
「彼は一皮むけたら日本サッカー界史上最も完成されたFWになる」というようなことを
豪語していたので、あんまり説得力はないかもしれない。
この、「一皮むける」がなかなかできないことのようなのです。

ちなみに、平山選手が国見高校を全国優勝に導き、五輪にも出場して、
彼が新たなヒーローだみたいな見られかたをしていたころ、僕は冷淡に、
彼はダメだ、そんなにすごい選手ではないと切り捨てていました。
スピードもないし、プレーの幅も狭いように見えていたんですよねぇ。
それが、今日の試合なんかだと、体がでかいだけの選手じゃないんだよっていう
ところが見えてきた。さらに、去年か一昨年か、Jリーグの試合で、
センターサークル付近の左サイドから一人で突破してそのままゴールを決めたことが
あるのですが、そういうところ、くすぶっていても何か持っている選手だなぁという
印象を持っていました。

そうはいっても、やっぱりこれから始まるJリーグで結果をだしていかなければ
しょうがない話です。得点を重ねて、得点ランキングの上位に
顔を出していかなければ、代表には呼ばれないでしょう。
他の選手もそう。今日2得点の玉田選手だって、欧州組という目で見られ続けてきて、
今季Jに復帰した稲本選手だって、リーグ戦で抜群のパフォーマンスを見せないと
代表に呼ばれません。仮に呼ばれたとする。代表チームのコンセプトを理解しているから
という理由で。だとしても、プレーの質が低いのだから、そんなチームのチーム力は
低いものにとどまるでしょう。

代表に呼ばれ続けた選手は、今後も呼ばれ続けるようにリーグ戦で
結果を出し続けなければならないわけで、
それはほとんど義務みたいなものになってきます。
無言のプレッシャーがあるんじゃないかな。
「おまえ、代表を失墜させないためにもコンディションを落として
代表から脱落するなよ」
そういう圧迫感があるように思う。
そんなのを念頭においていてもしょうがないけどね。
それだけ、代表チームのチーム作りって難しいんだと思います。

って、全然、今日の試合の感想から離れてしまったなぁ。
香港のような球際のゆるいチームとの試合をみても、
あんまり評価できませんね。
韓国は中国に3-0で負けたらしいけれど、
それでも次戦の韓国戦は、W杯に向けた良いテストマッチになると思う。
岡崎選手と長友選手がいないのは残念ですが、
内田選手だとかセンターバックの2人だとか、遠藤選手だとか、
W杯には必ず選ばれていそうな選手には良い経験を積んで欲しいです。
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カレー味

2010-02-10 18:31:57 | days
カレーライスは昔から好物です。
物心がついたころには、ごはんとカレーをぐちゃぐちゃに混ぜられて
食べさせられていました。
それがイヤで、「ごはんとカレーは混ぜないで!」
とおふくろにお願いしたのが、
僕の人生においての第一の反抗だったとか。

食べる機会がないせいか、スープカレーはそれほど好きじゃない。
今のところ、最初で最後のスープカレーがあんまり美味しくなかったことが
影響していると思う。それと、カレーの辛さならば、かなりのレベルのものまで
耐えられる(楽しめるわけではない)のだけれど、スープカレーの辛さは
やたらと喉にくるので、一度食べたときには風邪をひいていたこともあるんだけれど、
スープをすするとともにせき込んで、吹き出しそうになったものです。
いつか、評判のお店で再トライしたいところです。ダイエットが完了してからかな。

日清のカレーヌードルも好きですね。
箸にしろ、プラスティックのフォークにしろ、
スープにつけたらとれなくなる黄色い色素が気になりますが、
うまいなぁって食べてしまいますね。
これも、ダイエットが完了したら解禁したいと思っています。

なんだよ、じゃ、カレー万歳って書きたいのか、
それほどカレーを肯定して賛歌を歌いたいのかよ、ということになりますが、
実は嫌いなカレーっていうものも存在します。
それは、別にカレーじゃなくても料理として成り立つであろうに、
わざわざカレー味にしてしまうものです。
グラタンだかドリアだかのカレーグラタン、カレードリアって嫌いだし、
カレーチャーハンなんてメニューでみたら頼む気もしない。
以前焼き鳥屋で、カレー味の焼き鳥があって、僕はいやだなあと思っていたところ、
連れが美味しそうだとかっていきり立って注文して、そのわりに残して、
テイクアウトしたことがありますが、そんな、
カレー粉でありがたがるなよっていう気持ちになります。

カールのカレー味だとか、スナック菓子のカレー味も嫌いですね。
食べてみれば食べられるけれど。
これは食わず嫌いの部類に入るのだろうか。

まぁ、まぁ、そんな嫌いな話じゃなしに、好きな話に戻りましょう。
昔、地元のラーメン屋にカレーラーメンってありました。
いまもあるところにはあるようなのですが、そこのカレーラーメンは
普通の醤油ラーメンにカレールーがぶっかけてあるだけの、
いたってシンプルなドッキング料理でした。
それでもまずくはなかったです。たぶん、好きな部類だったような気もする。

エヴァンゲリオンでは、ミサトがカレーヌードルにカレーをかけて食べていましたね。
ほんとのカレーをかけないとこのおいしさはでないとかなんとか、のたまってました。
真似したい気もしますが、カレーを作ったときにはカレーヌードルのことなど
忘れていますよね。じゃ、レトルトのカレーでもかけてみようか。

っと、そんなカレー好きな僕。
僕自身がもはやカレー味ですよ。
食べてみたいですか。
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