massy-academy

advice for consumer

”San Jose ツアー Ⅱ“     ‘14-12-9

2014-12-09 08:04:28 | Massy's Opinion

29日 この日はドライブデーでサンタクルーズ、パシフィックグローブ、ペプルビーチ、カーメル方面に出かける。ランチはエリカとカップルのフランソワと5人で海沿いの高台にある見晴らしの素晴らしいHayatt Highland Innホテル。生憎の雨模様だったが太平洋を見下ろす景観は壮大だった。食べた物は僕達夫婦はタコス一人前、量が多いのでワイフと半分づつにした。さて、この二人のカップルは又々複雑な関わりがあるんだ。先ず、エリカはMegumiのトライアスロン仲間、良いライバル関係にある。しかも、20歳位の時、日本の浜田山にホームステイしていた時期がある。去年東京へ来た時、我が家へ遊びに来た。散歩したいと言うので神田川沿いを案内していたら、「私、この辺を知っている」と言うので驚いた。そして、この辺の家にお世話に成っていたと言うのが、僕の小学生時代の同級生A君の家だった。「それじゃ僕は顔を知っている位だけど、寄って見ようよ」と呼び鈴を押した。幸い御夫妻が在宅で玄関に出てきた奥さんが驚いて、抱き合っていた。一時間ばかりお邪魔してきたが、そんな奇縁が有った。彼女の同伴者F君はアドビに勤めていて、Megumiのクライアント。僕が可愛がっている中国から慶応工学部大学院に留学生として来たC君と言う子がいる。学生時代から色々教えて、PCは僕が教わっているし、卒業後は慶応読書会にも入れている(外国人で初めてで、この時は、読書会の先輩にガリオワ、フルブライトの奨学金OBの事務局長をされていたS先輩から、すごく褒められた。慶応は海外交流が非常に遅れているそうだ)C君が3年前からアドビに入って、F君とも仕事の付き合いはあるようになった。勿論、Megumiは、アメリカへ行く前から知っている。と言う様な複雑親密な仲間である。まあ、話題が尽きないランチだった。若い子ばかりだが優秀な連中で、ワールドワイドな人脈は将来が楽しみである。帰り道には、昔見に行った自動車街2箇所を回って来た。どうしても、自動車屋に行くと、露天古物商的な視点になってしまうが、雑駁だが14年前に感じた事との違いを記してみよう。

☆SunnyVale ElCaminoとSanta Clala StevensCreakの自動車街

14年前には中古車中心の展示場だった。丁度、当時の日本の中古車街と同じように全面には高年式の車が並べてある。勿論、万国共通綺麗に磨き上げた車だ。

・殆どの店の売り場が拡大されていて、ショウルームが新設されている。その中には、新車も展示されている処も有った。

・僕はいつも展示場を見に行く時は、バックヤードの修理工場を覗く。この前は一番前に大宇の新車が出ていた店の裏側には、さらに5台の同型の車があった。これは、新古車を仕入れたのだろう。今回はその様な店は無かった。韓国車はやはり人気が無くなっているようだ。展示場自体満艦飾の飾り旗もなく、すっきりとした感じで、日本もアメリカも同じかも知れない。

・この二つの地区には米車の店は1軒しか見当たらなかった。殆どが、日本、ドイツの中型で軽は見当たらない。

・日産の展示場と目に付く大きな話題の「テスラ」のショールームには、入ってみた。日産の展示所は、サービス工場も大きく、丁度、「デフ」のAAY‘部品が梱包されたまま置いてあったが、何か猛烈に新鮮に感じた。要するに、従来の中古車の展示場の工場ではデフ交換なんてしないし、今の車にデフなんてない。普通一般的には目に付かない部品である。一体何の車の「デフ」なんだろう?

・テスラのショウルームでは、カットシャシーと完成車が並べて飾って有った。ショウルームの人集りも多い。説明員に「高いね...」と言うと、「次期型は安くなりますよ」と答えていた。完成車の方は仕上がりも既存の高級車に見劣りもしない。カットシャシーでは、前後の大きなショックが目に付いた。機動部分だろう前後にモーター部分が装置されている。詳しくは解らないが、ああ言う新規軸の製品が生まれる風土がシリコンバレー界隈にはあるのかも知れない。

・中古車、新車の買い方を聞いてみたが、ネットで自分の欲しい車のある場所を探して、見に行き、買いに行くそうだ。ネットは媒体でしか無いと言うこと。

・自動車街の中心に日本のオートバックスの様な自動車用品専門の大きな店があった。自動車関連のあらゆる品物が並んでいる。昔は、こう言う店は、無かった。今度の訪アメリカで気がついたのは、ナンバープレートの枠を付けた車が多いこと。殆どがデイーラーの名前が付いている。やがて、日本でも流行るだろう。

 

日本の車が現地生産ばかりになってしまって、輸出が殆どなくなってしまった。自動車の輸出に変わる単価の高い商品は中々見当たらない。ベトナムに地下鉄を列車ごとシステムの輸出をしたが、これは確かに日本が誇れる優位性のあるものだ。しかし、広大なアメリカには向かないだろう。住宅も散在しているし車でないとどうにもならない。従って大きなショッピングモールが生まれてくるのだ。SanJoseでもスクラップ&ビイルトは進んでいる。大きな倉庫が、ジムに、シンガポールやバンコックに見られるような露天の食品街に変わっている。僕らが今回招待されたような富裕層は10%位らしい。アメリカでも格差は広がっている様だ。帰りに一枚のDVDを貰ってきたが、11・20にMegumiがローカルTVの“Ask DR.Business”という番組に出ているDVDだった。対談形式の30分番組、その中で、ラジオを聞いている人が番組に電話して、ゲストに質問をすると言う所が有り、先週のアップに載せたMiss.Irisが出ていた。僕のお礼のFaceBookにも直ぐ返事を頂いた。