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“日本の雇用と未来”     ‘16-3―24

2016-03-29 07:35:41 | Megu's Sports

 ☆MEGU'S Sports

・おやじが、毎週E-mailで送ってくる真田氏(愛知淑徳大学教授 真田丸 信行の11代目 慶應野球部OB)の東アジア情報ご送付について”。先週のトピックに目を止めさせられた。“日本の労働力と韓国について”−日本の人口減少に伴う、外国人労働者の受け入れ。真田氏が述べたように、日本人に必要な雇用を提供出来ている上で不足している状況”での外国人労働者に職業機会の提供、“就職支援も含めた教育の充実”という点に同意。

 ・アメリカでも、外国人労働者の採用についての問題はある。高収入の職にしても、低収入の仕事においても。特に、経済が低迷して、失業率が高い時は。ハイテク業界では、中国やインドからのエンジニアが多くアメリカに来ている。“どうしてお金をかけて、immigrationをサポートしてまで、外国人を雇うのか?”と言う意見を持っている人も多くいる。“アメリカ人(市民)より、安くすむから?”“アメリカ人よりも教養が高いから?タレントがあるから?”

 ・今後の日本について。以前にも何回か言った事があるけれど、アメリカでは、Community CollegeやAdult Educationなどがあり、一度働き始めても、興味のあるクラス、新しい知識や技術を身につけるためのクラスをとる機会、またContinuing Educationの機会を、日本よりは、容易に見つけられる。“就職支援も含めた教育の充実”と言う点で、このように気軽にアクセスできる教育機会を増やすことが必要。知識と技術が、キャリアにつながるんだから。

 ・外国人労働者に対抗できる魅力をもつこと。韓国の会社と仕事をする機会のあるアメリカ人が言っていたこと;韓国では、語学ができれば、できない人に比べて高収入の仕事につけるから(当然のような事だけど)、職市場で、Marketableになるために、第二外国語を身につけようという若者が多いとのこと。今の日本の学生達、海外に慣れてきた人は多いけど、この切羽詰まったようなモチベーションをもっているような人って、多くいるのかな?

・また、日本企業自体も、語学のスキルをもった人材に対しての高報酬(ポジション;収入)の機会を与えているのかな?多民族が共存するシリコンバレーでは、Bilingual/ Multi-lingualって、どこにでもいるので、あまり特別扱いされていないようだけど、単民族国家のアジアでは、語学力って、仕事の効率性/生産性の向上のためには魅力のあるスキルだと思う。

最後に、Child Careの充実。これは、女性に対する職業機会を増やすことにつながる。多くの場合、子供の面倒を見ているのは、女性。この10-15年、日本での離婚率が上昇、家族構成の変化に伴ってかどうか、日本でも、Child Careが普及してきたと思う。だけど、まだまだ文化的に“子供を預けてまで仕事に行く”ということに罪悪感を感じている人もいれば、聞くか聞かないかは別として、保守的な両親の世代からのプレッシャーも残っているかもしれない。両親が、近くにいて、協力してくれれば、理想的だけど、そうでなかったら、Child Careに頼るしかない。また、 仕事によっては、収入よりも、Child Careの支払の方が多くなることもある。ということで、企業や地方自治体による、Child Careに対する支援などがあれば、仕事を見つける、続けることが、少しは、容易になるのではないか?