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“自動運転自動車Ⅱ“     ‘17-12-12

2017-12-12 07:47:42 | Massy's Opinion

Massy’s Opinion

Mail To ラジオ日本 岩瀬恵子アナウンサー 

・何時も岩瀬さんのスマートニュースで起きています。昨日7日 のトークの中で、「自動運転自動車」という言葉がありましたが、岩瀬さんは此の「自動運転自動車」をどのようにイメージしているのですか?

「自動運転自動車」には 「有人と無人」の二つがあると思うのです。無人はモノレール 今、各自動車メーカーが主力を置いているのは有人でしょう? 此の区分けを同一に論じるのは 大衆を混乱させる事になるでしょう。自動運転のステージも出来ているようですが、マスコミ記者の無理解も目立ちます。ご検討くださいね。

 ・‘16-1月に「自動運転自動車」についてブログを書いている。今度もほぼ同じ時期にブログに書くことに成った。此の前は慶応の大前研究室に見学に行った時、今度はサンノゼ帰りだ。同じタイトルに成ってしまった。

・自動車の社会的な役割を考えて居ない訳ではない。しかし、電気自動車、カーシェアリング、ウーバーに代表されるタクシー等未来の自動車の形の中にもう間もなく新しい交通機関が生まれるようなマスコミ報道が多い。今の政府は本来的な思考力が在る訳でなく、内閣の数人がマスコミと対話しているような気がしてならない。従って、将来の国を支えていく産業ビジョンも明確にはならない。20世紀を自動車工業が経済を牽引していたようには日本は成らないだろう。良い例が日産である。国内全滅、海外で何とかブランドを残している。

・今回、サンノゼ周辺を見てきたが、テスラもウーバーもそれほど刺激的ではなかった。全然、そんな未来形は身近な物でなく。中古車の売り場は相変わらずの「レモンの市場」の匂いがするし、展示されている車は比較的高年式の物が多く、価格が高い。高速道路を走っている車は、皆「自動運転自動車なんて夢の夢...」って言う感じで運転に集中している。(当たり前だよね...皆、100キロを超えるスピードで走っているのだから...)

・サンノゼ空港にはタクシーは一台も止まっていなかった。飛行機の乗客の中で自宅までの車の準備(知り合いに迎えに来て貰うとか...)をしていない人は居ないだろう。

サンフランシスコの空港にはタクシーが居たが、サンノゼ空港では、タクシーは見かけなかった。アメリカの空港は幾つあるか知らないが、ウーバーの需要は、そんなに多くないんだろう。僕は、日本のタクシーは世界一だと思っている。(ドライバーの質、コントロールされている統一料金制度、等)

・テスラを見て、ふと感じたことは、インストメンタルパネルに大き目の液晶が置かれている。そこに色んなデーターが出るのだろう。今、日本ではママチャリのスマホ見ながら運転が規制されているが、時折「ながら運転を見かける」メグミの運転もスマホを置けるようなアタッチメントがあり、車に乗ると其処にスマホを置く。イヤーホンを付けて話をしている。時折、解らない道を走る時はナビを見る。心配だった。日本のタクシーも今は殆どナビが付いているが、目的地等のインプットは停止していないと出来ないようにセットされているようだ。今までの自動車も最小限の情報は、メーター盤で見られた訳だが、AIが進化すると、運転中に前を見るより、AI機械の方に気を取られるようになるのでは無いだろうか?