massy-academy

advice for consumer

"Diary 162" '20-7-7

2020-07-06 21:56:48 | Massy's Opinion

★Massy’s Opinion

1・浅妻 レポート

’20-6-16付けで ”送付状“と言うタイトルで、浅妻先生から頂いたレポートをご指示通りに関心のありそうな方に送付した。

*落合 新

僕らが’96年に“ミヤンマー観光年向けタクシー中古車輸出350台”のプロジェクトを組んだ時の一番コアになった男。今は車載用デジタル計器の会社に勤めている。間違いのない仕事のできる男。電話で「ご無沙汰しました。この度はありがとうござます。あの時は、やりがいがありましたね...お陰様で元気にやって居ます」「給料上がったかい?」「お陰様で大台超えました」「おお、それは良かったね」「あんな取り組みは、社長が居なければ、出来なかったですよね」「うん、後は人の出会いい恵まれたな」「今度一度コロナが落ち着いたら飲みましょう」「O,K お互いに元気でな...」まあ、あのプロジェクトには色んな仕組みがあった。当時の日産特販では約5万台の東京、神奈川のタクシーを「経年数簿価」で管理していた。リース方式を応用したシステム管理である。巷ではタクシー車にもオートマ化の流れでミッション車は少なかった。ミヤンマーではミッション車でないと道路事情、等で使えない。そこで、このミッション車を下取りし、新車を納入して台数を揃えたりしたのだ。このシステムは‘91年僕が社長に就任した時にソフトやさんに「1人1年」の「工数」で作らせたものだ。落合君はこの仕事にも中心でやって貰った。その後、北京のLPG博覧会にタクシー中古車を左ハンドルに改造して出品とか色んなベンチャーをやってみたが、皆、コアに成ってやって呉れた。僕の親友が、僕には秘密にして、自分の娘と見合いを画策したりした男である。

*福井 敏雄氏

この人は又素晴らしい人。成城学園~慶大工学部~日産~トヨタ・チームトヨタ・ヨーロッパ副社長~JAFラリー審判長等を歴任し、外国暮らしが長かった人。世界の自動車通である。この人の親友が朝日新聞の大株主故上野克二さん、上野さんは僕のブログの「通行区分の世界統一」のを読んで非常に興味を持ってくれて、「是非、お会いしたい」と言う事で、芦屋から東京に出て来てお会いした。その時に福井氏を同伴され、紹介してくれた。兎に角、趣味がジャズ、野球。話が合う。我が家へ来てくれた時に、「Mogambo Ssession 守安翔太郎」のCDを持って来てくれた。これは、「知る人ぞ知る」日本ジャズの伝説的演奏で本当に感激ものだった。京都大学の塩地セミナーにも一緒に行った事がある。彼とのブログ上のバトルは貴重品だと思う。

*山口 光恒教授

今は、確か東大の先生をされている筈だが、Co2 専門に研究されている先生。「慶応読書会」でもご一緒に成るし、福井さん、上野さんとも友人関係、僕らの話は良く知っている。今、自動車界は、自動運転に目が向いているが「排気ガス問題も地球温暖化問題」の大命題だ。まだまだ先生は研究を続けられるし、浅妻先生の様な、若い先生がこの様な研究をして居る事も知って置いてい頂くことは必要だと思う。

*大前 学教授

慶應環境学部の教授で「自動運転自動車」を研究されて居る。川崎のキャンパスに実験室があるが、3年ばかり前に川崎を訪れた。その時のメンバーは上記の福井さん、同じく北京から慶応工学部へ留学で来た趙君、丁度、帰国していたMyめぐみ、趙君は今、サンノゼでAdbeに勤めている。皆、自動運転に関心はあるし、大前先生にご無理を言って見学をさせて頂いた。

*後、金沢で解体車の産廃物を立派に企業化している、会宝産業の近藤会長にも、お送りしておいた。

*今迄、京大の塩地教授が長く続けられてきた「自動車産業の裏側(中古車輸出と抱える諸問題)」の問題であるが、いずれ各先生方の研究が実る時代が来るだろう。その結論は「中古車の流通まで考えた車造り」だ。

2、・コロナ 歌舞伎町

・どう云う「夜の街」の営業形態を言うのか良く解らないが、自己流で分類して見よう。

・キャバクラ

「キャバレー」と言へば女の子が席について、昔は大箱で、バンドはフルバンド、ダンスのフロアーが広くて、お酒を飲んで、ショウを見て、女の子とダンスが踊れた。時代の推移とともに値段の安い店「アルサロ」が出来て、女の子はアルバイト、本業のホステスではない。大体、年かさのお姉さんが居て、その下にヘルプの若い子が数人付き、グループを形成して接客していた。好きな子を呼ぶと指名料が加算される。「クラブ」はナイトクラブと言って、大箱のレストランで、広い踊り場がある。音楽は小編成のコンボバンドが主体。女の子は自分で調達して行く。此の「キャバレーとクラブ」の中間が「キャバクラ」に行きついたと思う。いずれにしても、お客は男。その前身は、ダンスホールだったろう。それ以上歴史をさかのぼるのはここでは止める。

いずれにしても女性の地位向上と共に変わって来た。夜遊びの形態の変化は、ジュリアナ東京、ムゲンなどが出来た時代から大きく変化し、若い女の子が客として多数参加して来たと思う。当然、ダンスの形態も男女二人で踊るより、グループで踊る様に変って来た。キャバクラの女の子は、生活感が強く、自転車通勤している子もいる。子供みたいな女の子であまり面白くない。

・ホストクラブ

ホストクラブはもう25年位前から、知名度が上がり始めたのだろう。お客は主に接客を業としている女性が多いみたいだ、素人のご婦人たちが出入りする事は無いだろう。銀座にも昔から「おかまバー」と言うのは在ったが、僕も1~2度銀座と六本木で行った事があり、中々お店の人は「ゲイ」で芸人が多く話術も巧みで面白かった記憶がある。ホストクラブは、この流れを受け継いでいるように思う。僕も、外国人の付き合いは結構多い方だと思うが、ステイタスの高い人ではなく、若い人が多い。それでも東京へ初めて来た人は「歌舞伎町」へ行きたがる。今や、どこかの国には「歌舞伎町」と言う歓楽街が出来ているらしい。銀座の所謂「黒服」連中の情報網は凄く発達している。然し、開放宣言が出たら一遍にコロナの第2波が襲来する様では、本当に困る。この3月以降の封鎖が一気に弾けてお客の凄い呼び込み合戦が行われて居るんだろう。女性の地位の向上とエネルギーの強化がこんな「男」が「女」を遊ばす店が出来るのだ。

ある中年の女性にこの女性専門の遊び場について意見を聞いて見た。「最近の男の子は面白くない」「お金も持っていない」此れは働く女性が増えた事が原因だろう。兎に角、この黒服たちの「倫理観」も又独特だ。世の中変わって来たものだ。

3、・6/25日 みずほ株主総会

もう20年以上総会に出て居る。今年は、特にコロナ問題もあり、どんな運営をするかに興味もあった。会場は例年通り、東京フォーラム、但し、Aホールから収容人員の少ないCホールに変わっていた。会場のシートは今流の一人置き、恐らく例年の半分位の来場者だろう。議題も取締役選任の件、株式併合の件、定款一部変更の件、その他株主提案があったが全てスムーズに賛否が決り議事は進行した。時間もNHKのテレビ見たいに正確に無事終了。昔と違って総会屋も居ない様だった。「みずほ」に成った初めの頃は大変だったがこんな調子で今後も進むのか?僕は前田さんが社長に成った時から、発言をしようと手を上げると6年位、続けて指名され発言させて貰った、その時は、社外取締役が総会に出て居ないので、役員会の在り方についての質問をした。前田社長は、翌年から役員会の開催回数、出席数等も議事録にキチンと記載されるようになった。今度、前田さんはNHKの会長に成られたので期待している。然し、ずらずらと役員が雛壇に並んでいるが、個人の持ち株にかなり差があるのでこの事を質問して見たい。株主総会はどんどん形骸化されて行くだろう。

4、・新虎ノ門ヒルズ

総会の帰りに話題の地下鉄日比谷線の新駅を探訪して来た。神谷町から500メーター。銀座線の虎ノ門から800メーター其の間に幾つも階段があり、疲れてしまった。新虎ノ門ヒルズの高層ビルにどんな会社が入るのだろう?新橋、日本橋も大手が競争で高層ビルを建てるようだが、東京の再開発は考え直す時期が来ている。僕は、大学の時奥井塾長の「都市問題」だけは好きで欠席はしなかった、先生がご存命ならどんなご意見を言われるか?