TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

三本を六本で

2012年02月05日 20時25分33秒 | お囃子
 お囃子のカテゴリーなのか音楽のカテゴリーなのかわからないが・・・

 三本調子で作られているメロディーを六本調子の笛で吹くとどうなるか。ということを考えた。
三本調子で昇殿や四丁目を吹くと…。どうも調性ではフラット1個付いているように思う。
指使いで
○●○ ○○○● というのがある。シのフラット。
そうやってドレミファが始まっているようだ。

だから三本では
指ではファ ●●● ○○○● 実音はC
ソ     ●●○ ○○○● 実音はD
ラ     ●○○ ○○○● 実音はE
シ     ○○○ ○○○● 実音はFシャープ

シフラット ○●○ ○○○● 実音はF
こいつがたびたび曲の中で登場しているので、どうも怪しいと思った。

いつも吹いている曲はこのときCDEFの実音(C超)で作られているようだ。
 なのでシフラットがたびたび登場するようだ。

 中学生のときに習った日本音階の陽旋法や陰旋法との関連がが分かってきた。
この調子なら民謡の曲も結構吹けると思う。


話は変わって、三本調子は調がG、つまりドにあたるところがG音。

昇殿の最初の音は
●●● ●●●○ これはドにあたる。音はG

この音を六本調子の笛で吹くことにする。六本調子はキーがBフラットだから
ラを吹くとこの音が出る。
●○○ ○○○●

 以下この調子で移調をすれば、六本調子の笛で、三本調子の曲が吹ける。
ただ、日本の音楽の音階は西洋のように正確ではないので、指づかいに
工夫が必要だと思う。

 邪道だが、笛を吹くのに疲れた時、高い音が出なくなる。そんなとき
六本調子に持ち替えて吹くといいかも知れない。

 クラリネットだってBフラットクラをEフラットクラに持ち替えるときが
ある。近代音楽になると交響曲でもそういう場面が出てきていたと記憶している。


日本の笛でも試してみよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする