「ガロアの理論多項式のところ」の記事で紹介したので、疑問だったところを
何度も読んでいたアルティンの本をもう一度見てみた。
「体Eの部分体KにEの要素α、β、γ、…を付加して得られる体」などの記述や
「体Eの部分体Kがあるとき、体EはK上のベクトル空間とみることが出来る」などは
ほとんど理解不能で飛ばして読んでいた。
それが少しずつ理解可能になって来た。
ガロア理論がなかなか理解不可能であるという原因の一つには、かなりの
数学的な基礎知識が必要であるということだと思った。
単にアルティンの本をざっと読んだところで深い不分は分かってなかったのだ。
理解に向けて、今年こそ頑張ろうと思う。