TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

学習支援ボランティア続き

2016年05月10日 01時29分29秒 | 日記

学習支援ボランティアの記事の連載は1から10まで
この後の記事。
若い女性の先生のサポートは
1月は三角形と四角形の単元のうち、二等辺三角形から直角三角形の
合同条件まで。
2月になると平行四辺形に入った。
そしてこちらの先生のサポートは2月一杯で終わった。

途中経過として・・・。
以前の授業の様子は分からないが、ポスターを作るようになった。
小黒板に板書を準備していた。
など、工夫が見られた。

以前にも記事に下が、私への頼み事が増えて来た。
プリントや教材の持ち運びを頼んできたり、3年生の授業で使う入試
直前の演習問題の解答を作って欲しいと頼んできたりした。

マスクをつけて授業をしていたのが、マスクをとって、笑顔を見せるようになった。
朝の打ち合わせ8時10分ぎりぎり出勤だったが、8時には出勤するようになった。
元気になったのである。

平行四辺形になるための条件の時は、下のような模型を作って
利用してもらった。
「2組の対辺がそれぞれ等しい四角形は平行四辺形になる」
2組の対辺が等しい四角形をたけひごで作った。ガムテープでつないだ
だけだが、いろいろな形の四角形に変わり、それらは平行四辺形に見える。
楽しそうに授業で使っていた。
模型一つで楽しく教えるようになるのだから・・・。
あまり模型などを作らないで授業をしていたようだ。
 



 私が模型を作っているのを見たようで、私の帰りがけに1学年の先生(M先生)が話しかけてくれたのが嬉しかったので
その会話の一部を紹介する。

M先生「先生は、授業はなさらないのですか?」
私「休まれたときはやりますが、元気になられたようですから。」
M先生「先生は模型を作っていましたよね。授業楽しそうです。授業を見たいと思いました。」
私「何年も教員をやっていたので、作っただけです・・・」

何か嬉しかった。私の行動が認められたように思ったからだ。

 授業は平行四辺形の終わり辺りの、等積変形に入って、研究授業をやることに
なった。新任4年目の研修と言うことだった。「授業案を見て意見を下さい」と言われた。
 この頃になると、授業後に授業の感想や細かい技術的なことを助言した。
例えば、黒板で「三角形ABC」を指差す時、頂点A、頂点B、頂点Cの3点を指して終わっていたのだが
「三角形を指差すときは頂点A、頂点B、頂点Cと指した後、また頂点Aに戻すんです」ということなど。
細かいことだが、教えられてなかったらしい。その他細かなこと気づいたことは、「数学」のカテゴリーに
して後日アップする予定。

こうして2月が終わり、この先生のサポートは終わった。

次回からは講師の先生のサポートの記事を書く。
コメント
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